サーバ監視
企業のIT化が進むにつれて、サーバがビジネスに密接に関係するようになり、現在ではシステムの停止が企業の損失を招くことさえあります。システムを安定稼働させるには、適切な監視・管理が必要となります。
例えば、信頼性を向上させるためにRAID1構成でサーバを構築したとしても、サーバを監視していなければ、ハードディスクの障害にも気づかずに運用し続ける恐れがあります。万が一、さらなるハードディスク障害が発生すれば、システム停止に至る可能性があります。このようなリスクを避けるためにも、サーバ監視はシステムの安定稼働の重要な要素となっています。
PRIMERGYのサーバ監視
PRIMERGYの監視
ServerView
ServerViewはサーバ標準添付の富士通のサーバ監視ソフトウェアです。ServerViewはハードウェアの監視やエラー通知を行い、運用時のトラブル未然防止および早期発見を支援いたします。
- 予兆監視や確実な故障検出でシステム運用の継続
- システムリソース(CPU使用率など)を監視し、パフォーマンスなどの状況把握
- アラームサービスによるシステム異常の通知(メールなど)
- 夜間の運転停止などのスケジュール運転
- 複数サーバの一覧表示、故障部品の実装位置表示など、統合的管理
リモートマネジメントコントローラ
リモートマネジメントコントローラは独立したプロセッサやファームウェアを持ち、サーバ本体の環境や状態に依存せずに動作することができます。そのため、リモート環境からサーバの状態確認や設定、電源制御などが行うことができます。
- 温度などサーバの状態監視と異常時検出時の動作を指示
- システム異常の通知(メールなど)
- 夜間の運転停止などのスケジュール
ServerView RAID
ServerView RAID は、OS上でアレイコントローラ(RAID コントローラ)を監視 / 管理するための代表的なソフトウェアです。ServerView RAID はクライアント - サーバ型のアプリケーションとなっており、スタンドアロン環境だけでなく、ネットワーク経由でアレイコントローラを管理することもできます。また、ServerViewと連携することができ、ServerViewから管理することもできます。
ブレードサーバの管理 : マネジメントブレード
マネジメントブレードはブレードシャーシに搭載され、シャーシ内の電源 / FAN / 温度状態やシャーシに搭載される各ブレードの状態を集中監視する重要なコンポーネントです。マネジメントブレードはブレードシャーシに標準で2台搭載されており、冗長運転しています。マネジメントブレードはWebUIを提供しており、LAN インタフェース経由で遠隔操作が可能です。
システム全体の管理 : Systemwalker
企業の枠組みを超えたビジネス連携が活発化することにより、多様な管理ノウハウやツールを効率的に活用する必要性が高まっています。このような場合はシステム全体の管理をするのがSystemwalkerです。
Systemwalker Centric Manager
Systemwalker Centric ManagerではServerViewのようなハードウェアの監視だけではなく、ネットワーク機器の管理やアプリケーションの稼働状況、障害発生、性能状況などをGUIにて集中的に監視できます。SystemwalkerはServerViewと連携するができ、より統合的なサーバ管理が可能になります。例えば、ServerViewでの監視結果をSystemwalkerの統合管理サーバに送信したり、SystemwalkerからServerViewコンソールを起動したりすることができます。
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