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[機能索引]
クラスタシステム |
ブレードシステム |
everRun MXによるFTシステム |
everRun MXによるHAシステム |
ロードバランス
近年、ビジネスのグローバル化とブロードバンドの普及により、24時間365日ノンストップでサービスを提供し、急激なビジネスの拡大にも柔軟に対応できるITシステムの構築が必要不可欠となっています。
これらのニーズに応えるために、PCサーバPRIMERGYは“止めない・止まらない信頼のPCサーバシステム(24時間365日の連続稼働を目指して)”をコンセプトのひとつとして取り組んでいます。
PCサーバPRIMERGYでは、部品やユニットなどを二重化(冗長化)し、故障してもサーバを停止させない機構で可用性を高めています。しかし、サーバ単体では停止を防ぎ切れない故障も有り、予備サーバを素早く立ち上げ稼動させるなどで、業務を止めない対策を施した高可用システムを提供しています。
適用システム規模 | 業務停止時間 ![]() |
必須ハードウェア | 必須ソフトウェア | ||
---|---|---|---|---|---|
クラスタシステム | 大、中 | 数分~数十分 | 2WAY以上の一般サーバ複数台および共有ディスク(構成により共有ディスクは不要) | クラスタソフトウェア+クラスタ対応のミドルウェア | |
ブレードシステム | Localブート | 中、小 | 約2時間 | ブレードサーバ、予備サーバ(共有ファイル ![]() |
Systemwalker Resource Coordinator Virtual server Edition |
SANブート | 大、中 | 約6分 | |||
everRun MXによる FTシステム |
中、小 | 無し | 標準サーバ 2台 | everRun MX | |
everRun MXによる HAシステム |
中、小 | 数分~十数分 | 標準サーバ 2台 | everRun MX | |
ロードバランス ![]() |
大、中 | 無し | ロードバランサ ![]() |
ロードバランス機能を持つソフトウェア ![]() |
1 クラスタやブレードと組み合わせて用いられる場合もあります。
2 SANブートでは必須となります。
3 ハードの1個所が故障した時の停止時間です。この時間は目安であり、システム規模で変わります。
4 ハードウェア、ソフトウェアどちらかが必要です。
PDFクラスタシステムと高信頼FTモデル・HAモデルの比較(54KB)[2009年6月2日]
クラスタシステムは、運用・待機型のシステムで運用サーバが故障して停止すると、待機サーバを稼動させ切替えて業務を継続させます。1対1やn対1などの構成形態があり、待機サーバが業務を引き継ぐためにすべてのサーバからアクセスできる共有ディスクを持つのが一般的です。また、アプリケーションにはクラスタ対応が必要となります。
注)High Performance Computing (HPC) PCクラスタシステム
科学計算用途で、多数のPCサーバを高速ネットワークで結合し、並列処理にて高パフォーマンスを求めるクラスタシステムです。本解説からは除きます。
PRIMERGY RX300 S7 2台 クラスタシステム構成 / 概算例
概算価格 | 約662万円(税別) |
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PDFクラスタシステム構成/概算(税別)例(RX300 S7ベース)(18KB)[2012年4月27日]
複数のブレードサーバで業務を稼動するシステムにおいて、どのサーバが故障しても富士通のミドルウェア「ServerView Resource Coordinator VE」(サーバビューリソースコーディネータ ヴイイー)により、待機サーバに業務を自動的に移し復旧するシステムです。内蔵HDDからのLocalブートと大容量ストレージを利用したSANブートがあります。
TCOを抑えながら、24時間365日の安定稼働を引き出せます。
Localブート
SANブート
高可用システム(FT)は、ソフトウェアによるFT(Fault Tolerant)仮想化技術により、2台の標準PCサーバを仮想的に1台のサーバとして動作させる完全二重化システムです。どちらか片方のサーバが故障して停止しても、他方のサーバが処理を継続する、サービスを停止させることがない停止時間がほぼゼロの無停止型システムです。
PRIMERGY RX300 S7 2台 everRUN MX、24時間保守サービス
概算価格 | 約513万円(税別) |
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PDFサンプル構成 FTモデル(ラック型)(125KB)[2014年6月10日]
高可用システム(HA)は、2台の標準PCサーバを運用と待機の役割に構成して冗長化させることにより、システムのダウンタイムを大幅に短縮した高信頼性システムです。運用側のサーバが故障して停止した場合に待機側のサーバで処理を再開する、高可用システムです。
PRIMERGY RX300 S7 2台 everRUN MX、24時間保守サービス
概算価格 | 約505万円(税別) |
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PDFサンプル構成 HAモデル(ラック型)(125KB)[2014年6月10日]
複数台のサーバを仮想的に一つのシステムとみなしTCP/IPトラフィックを複数台のサーバに分散することで、可用性とスケーラビリティを向上させるシステムです。1台のサーバが停止してもロードバランス機能により、残ったサーバで業務を分担し継続することができます。Webサーバのようなフロントエンドサーバとしての利用に向いており、スケールアウトで処理能力を増強できる柔軟性のあるシステムです。ここでのロードバランス機能は、ハードウェアもしくはソフトウェアで実現できます。
ロードバランス機能のハードウェアでの例では、WEBシステムでのIPCOMが有ります。ネットワークのフロント部に配置させ、PCからの要求を故障したWEBサーバは切離して残ったWEBサーバに渡して処理させます。ソフトウェアではCitrix XenAppの負荷分散機能、Windows OSのNetwork Load Balanceなどの代表的な製品があり、前記したハードウェアと同様な機能と動作をします。