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近年、日々刻々と変化するビジネスに伴い扱うデータ量は増大しています。データはお客様の大切な資産であり、万が一失ってしまった場合、企業にとっては業務に支障をきたすことのみならず、大きな信頼の損失となり、その影響は計り知れません。
最近はディスクアレイ構成(RAID)など、万が一ハードディスクが故障しても復旧することができる手段が普及しており、データ損失の危険性が低いように思われがちです。しかし実際には、人為的ミスでファイルを削除する、ウイルス感染によるデータの改ざん、自然災害など様々な要因がひそんでおり、お客様の大切なデータは常に危険にさられています。データ損失のリスクは意外と身近にあるものなのです。
万が一データ破壊が生じた場合に、データを復旧できるように予めデータを保存しておくことを“バックアップ”と呼んでおり、データを保存(バックアップ)し、データ破壊後に復旧(リストア)する、一連の動作に機能する、ソフトウェアやハードウェアにより実現できます。
データ保護技術のディスクアレイは、ハードディスクでの故障データは復元できますが、上の図にあるような人為的エラーやソフトウェア破壊時は救済することができません。これら事態の救済、さらに自然災害まで考慮すると、遠隔地などに保存できるテープ媒体へのバックアップが適しています。
バックアップは、データの保存タイミングやデータ量により、業務への影響も大きく工数も必要となります。バックアップ時に必要な考慮ポイントです。
データ損失が発生した後、データ復旧できるのは前回保存した時点のデータとなります。毎日業務終了後バックアップをしているならば、前日の業務終了時点のデータに復旧することになります。この事は、データが無くなった時の損失が大きければ大きい程、短い周期でバックアップが必要であることを示しています。
復旧が一番簡単なのはファイル全部をバックアップするフルバックアップです。しかし、バックアップ時間が長く、大量のテープが必要となりますので、日常の処理にはお勧めできません。
通常、業務終了時に変化したデータのみをバックアップ(差分/増分バックアップ)し、週末に全データのバックアップするのが一般的です。多忙な日々は少ないデータを短時間で済ませ、余裕のある週末の業務停止間にフルバックアップをするなどで、業務への影響を最小限に抑えます。
通常、バックアップはファイルが固定していないと出来ませんので、業務を停止させて行います。
ただし、バックアップソフトウェアのオンラインバックアップ機能を使用すれば、業務を停止しなくてもバックアップができるようになります。また、24時間停止が許されないシステムや、業務負荷をかけられないシステムの場合は、ディスクアレイの瞬時にコピー(OPC)する機能を利用した後にバックアップする方法もあります。
OPC (One Point Copy)は業務運用中に高速バックアップ/リストアできるストレージシステムETERNUSの機能です。
システム規模により最適なバックアップ構成と形態を選択してください。
サーバ内蔵のテープユニットから、外付けで複数テープをサポートするオートチェンジャまで、規模に応じて選択ください。
バックアップ装置のサポートOSと使用するバックアップソフトウェアやPRIMERGYが推奨しているバックアップソフトウェアをご紹介します。