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InfiniBand(インフィニバンド)は、ポイント・ツー・ポイントの双方向シリアル接続で、複数の転送レートをサポートする他、PCI Expressのように複数のチャネルを束ねて利用することで高速な帯域を実現することができます。高性能が要求されるHPC系の高速I/Oバスアーキテクチャ及びインターコネクトとして、多くの計算機ノードを接続して構成するのに広く利用されます。
InfiniBandの転送性能は、Single Data Rate(SDR)のInfiniBand レーン一本は最大2.5Gbps双方向の転送速度。Double Data Rate(DDR)およびQuad Data Rate(QDR)は、1レーンあたりそれぞれ 5Gbps、10Gbps双方向の転送速度を実現する。エンコーディングの変更されたFourteen Data Rate(FDR)は、1レーンあたり14.0625Gbps双方向の転送速度です。
PRIMERGYでは、当インターフェース規格に準拠した拡張カードとしてDual port IB HCAカード(40Gbps) PY-HC202やブレードでIB HCA拡張ボード(40Gbps) PG-HSD202などを提供しています。
Converged Enhanced Ethernet(CEE)は、SANの技術に従来のEthernet を拡張した新しい通信技術の規格です。サーバのインターフェース集約を目的として標準化が進められている業界標準です。FCフレームをイーサネットフレームのなかにカプセル化し、ファイバチャネルのプロトコルをイーサネット上で通信するプロトコルで FCoE(FC over Ethernet)と呼ばれています。これにより、サーバのSAN / LAN共通の集約されたネットワークアダプター CNA(Converged Network Adapter)に、SANとLANの異なるトラフィックを単一ネットワーク上で転送できます。
現在、LAN、SAN、InfiniBandはそれぞれ別のインタフェースを実装する必要がありますが、CEEを利用すると一つのインタフェースで全ての通信を利用できます。CEEに対応したスイッチやサーバアダプタを使ってサーバ間通信やサーバからファイバーチャネルスイッチへの通信を行なうことが可能となります。
PRIMERGYでは、当インターフェース規格に準拠した拡張カードとしてコンバージド・ネットワーク・アダプタ(PY-CN202)やブレードでコンバージド・ネットワーク・アダプタ拡張ボード( PG-CND201) などを提供しています。
10Gbpsの通信が可能な10Gigabit Ethernet(10GbE)の規格で、IEEE 802.3aeで定められています。
10GBASE-Rシリーズとして、10GBASE-SR / LR / ER / SW / LW / EW / LX4の7種類の規格がある中の一つです。
10GBASE-SR(Short Reach)はマルチモード光ファイバーを用いた、波長850nmの光で300mまでの短距離を通信できる規格です。
伝送速度は10.3124Gbpsで符号化に64B / 66B方式を用いるため、実際のデータ通信速度は10Gbpsとなります。
「SFP+光ファイバモジュール」や「SFP+銅モジュール(Twinax)」などがあります。伝送するMACフレームは光ケーブルや銅ケーブルもイーサネットで変わりません。
注)10GBASE-CRとは、規格は10GBASE-SRに準拠しているが、通信に光ケーブルではなく、「SFP+銅モジュール(Twinax)」を使った通信の形態で、規格名ではありません。