プロセッサとメモリ構成
インテル Xeon プロセッサー E5-2600番台採用モデルのメモリ構成と動作
メモリ構成、条件
- CPUは4チャネルのメモリチャネルを持ちます。1つのCPUには最低1個のメモリが必要です。
- メモリはDDS3規格メモリ、ECC付き、LVメモリは1.5V/1.35Vのどちらの電圧でも動作します。
- 搭載構成によっては、メモリ仕様の速度で動作できない場合があります。
- メモリの搭載順序や条件はシステム構成図を参照ください。

メモリモード
- メモリモードには、インデペンデントモード(デフォルト)、ランクスペアリングモード、パフォーマンスモード、ミラードチャネルモードの4種類があります。メモリモードの選定でメモリ構成や搭載条件が決められ、性能・動作が変ります。CPU#1、CPU#2は同じメモリモードで動作します。
- メモリの動作電圧や動作モードは、BIOSで設定します。
【インデペンデントモード】
デフォルトのモードです。CPUの4メモリチャネルが独立して動作します。
【ランクスペアリングモード】
同一メモリチャネルの中で、1つのランクは他のランクのスペアとして利用でき、冗長化ができます。同一ランク内でのエラー量が一定値を超えると、メモリエラーをログしスペアとされたランクのメモリを使用します。スペアに設定されたランクはスペア用として予約され、利用メモリ容量には含まれません。同一メモリチャネルには、同一仕様のメモリのみ搭載できます。LV-UDIMMは使用できません。
【パフォーマンスモード】
CPUの最大性能を求めるモードでメモリ4チャネルを同時動作させるモードです。4チャネル単位の4個でメモリを構成します。
LVメモリも、メモリ性能が優先され、1.5Vでの電圧設定がなされることがあります。
【ミラードチャネルモード】
2013年1月発表からBIOSを最新にアップすることで使えるようになりました。
同一BANK内にミラーとなる同容量のDIMMを用意し、常時同じデータをライトし動作します。片方のメモリで修正不可能なエラーが発生すると、一方のメモリで動作を継続しシステム停止はありません。最低2枚の同一DIMMにて構成を組み、使用できるメモリ容量は、搭載メモリ容量の2分の1となります。
メモリ構成と性能
Xeon E5-2400/5600番台CPUのメモリ構成と動作
2wayサーバでは、S6世代のサーバで、Xeon 5600番台のプロセッサが対象となります。
性能情報
技術情報、性能情報、パフォーマンスレポート、コンポーネント別性能情報を参照ください。
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