他社製ラックにPRIMERGY製品を搭載する場合
他社製ラックにPRIMERGY製品を搭載するには、下記のチェック項目全ての判定基準を満たす必要があります。
他社製ラックの寸法が確認できる外観図や断面図および実測により、チェック願います。
チェック項目詳細
『他社製ラックに搭載する場合のチェック項目』にて、搭載予定の他社製ラックをチェックして頂き、の項目が無ければ、当社サーバ製品をそのまま搭載できる可能性は大きいです。
項目No.1から12の詳細については、以下のCheck1から12でご確認ください。
チェックシート
No. |
項目名 |
対象 |
条件 |
測定値 |
Check 結果 |
0 |
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ラックタイプ |
19"ラックであること |
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ラック準拠規格 |
EIA規格に準拠してあること |
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1 |
ラックの奥行き |
ラック柱前後間隔 |
装置のブラケット調節範囲内にあること |
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2 |
本体収納距離 |
奥行必要寸法以上のこと |
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3 |
ラック前面距離 |
60mm以上あること |
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4 |
ラックの横幅 |
ラック柱左右間隔 |
ラック柱の左右内側間隔が450mm以上のこと |
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5 |
ラック取付穴間隔 |
465mm(EIA規格寸法)のこと |
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6 |
ブラケット 取付スペース |
ブラケット取付部(幅488mm)に干渉物がないこと |
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7 |
ラック柱の形状 |
取付穴ピッチ |
EIA規格に準拠し、ユニバーサルピッチであること |
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8 |
取付穴サイズ |
角穴で、9mmから10mmであること(注) |
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9 |
ラックの仕様 |
ケーブル取出口 |
ケーブル取出口が底面/後扉にあること |
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10 |
ラック耐荷重 |
搭載予定装置の総質量以上のこと |
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11 |
ラック扉通気口 |
十分な通気口があること。
前 : 80%以上 後 : 80%以上 |
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12 |
転倒防止策 |
転倒防止対策がなされていること |
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(注)2012年以降発表のRX / TX用オプションラックレールキットは、7.1mm丸穴にも対応できます。詳細はラックレールキットの取り付けを参照ください。
PRIMERGY製品のラックへの取付例
- ブラケットをラック柱の前後に固定し、サーバ本体にレールを取り付けブラケットでスライドします。
- サーバ本体は前面カバーを前柱にネジで固定します。
- 他社製ラックにブラケットが固定でき、サーバ本体が入る空間があることをチェックします。
図1 : サーバ搭載イメージ図
- 上記図はイメージであり、搭載するサーバにより固定方法は異なります。
チェック項目の寸法図
ラックの奥行き
Check 1 : |
前後ラック柱の間隔の内寸(図2参照)
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Check 2 : |
前ラック柱の外側より後ドア内側までの寸法(図2参照)
判定基準 : |
搭載装置の奥行必要寸法以上であること。 |
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Check 3 : |
前ラック柱の外側より前ドア内側までの寸法(図2参照)
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図2 : ラックの奥行き
ラックの横幅
Check 4 : |
ラック柱の内側間隔(図3、図4参照)
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Check 5 : |
ラック柱の取付け穴横幅間隔(図3、図4参照)
判定基準 : |
465mm(EIA規格の寸法。図3、図4参照) |
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Check 6 : |
ブラケット取付スペース(図3参照)
判定基準 : |
図3の斜線部に干渉物(補強用の柱やオプション取付用柱)がないこと。 |
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ラック柱の形状
Check 7 : |
取付穴ピッチ(図4参照)
判定基準 : |
穴ピッチは、EIA規格に準拠し、ユニバーサルピッチであること。 |
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Check 8 : |
取付け用穴形状・サイズ(図4参照)
判定基準 : |
取付け用穴の形状は角穴で、サイズは9x9mm から 10x10mmであること。
ラック柱にネジ穴が切ってないこと。 |
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図3 : ラックの横幅
図4 : ラック柱形状
ラックの仕様
Check 9 : |
ケーブル取出し口(図2、図5参照)
判定基準 : |
搭載装置のケーブルがラックの底面または後扉を通して外に取出しできること。 (注意 : 搭載装置が多い場合やクラスタ構成では、ケーブル本数が多くなります。) |
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Check 10 : |
ラックの耐荷重
判定基準 : |
搭載装置の総質量がラックの耐荷重以下であること。 (注意 : 耐震対策を施す場合、耐荷重が変わる場合があります。) |
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Check 11 : |
ラック扉の開口率 (ドア全体に対する空気の通る割合)(図5参照)
判定基準 : |
前ドアの開口率が80%以上のこと。
後ドアの開口率が80%以上のこと。 (注意 : サーバ本体はラック前面より吸気し、ラック背面に排気します。) |
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Check 12 : |
ラックの転倒防止対策
判定基準 : |
ラックの転倒防止対策がなされていること。 (注意 : 搭載時や保守時には装置を引き出す構造のため、転倒防止対策がなされていないとラックが転倒する危険があります) |
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図5 : ラック概観図
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