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03版 2018年1月16日
富士通株式会社
平素は、富士通製品をご愛用いただき誠にありがとうございます。
弊社サーバ監視ソフトServerView RAID Manager(以下SVRM)、ServerView Agentless Service (以下SVAS)のご使用において、特定のオペレーティングシステム(以下OS)との組み合わせ条件の下で、お客様のデータが一部、欠損する不具合(以下本不具合)が発生する可能性があることが判明いたしました。
本不具合の発生しないSVRMおよびSVASの更新版を提供させていただいております。お客様におかれましては下記の内容をご確認いただき、対処を実施いただくようお願い申し上げます。
本不具合により、お客様にご迷惑をお掛けいたしますこと深くお詫び申し上げます。
SVRMまたはSVAS の特定の版数において、一定周期でLMD(Linux Multiple Device)の監視を行う機能を提供しております。その機能において、SVRM、SVASの監視動作とデータの書き込みのタイミングが重複することにより、書き込むデータの欠損が発生する場合があります。
本不具合は特定のSVRMまたはSVASの版数、Linux OSのカーネル版数及びディスクのパーティション未設定の全ての組み合わせ条件に合致した環境でのみ発生する可能性があることを確認しております。そのため、いずれか一つでも条件に該当しない環境の場合、本不具合は発生いたしません。
本不具合は、以下の条件(a, b, c)が全て合致した場合にのみ発生する可能性があります。
以下のいずれかに該当
製品名 | 該当版数 |
---|---|
ServerView RAID Manager | 6.4.11、
6.4.14、
6.5.1、
6.5.5、
6.5.6 (2016年10月~2017年12月) |
ServerView Agentless Service | 7.31.06、
7.31.14、
7.31.16、
8.00.14、
8.10.08、
8.10.10、
8.10.12、
8.10.20、
8.20.06、
8.20.08、
8.20.10(2017年12月公開版) (2016年12月~2017年12月) |
以下のいずれかに該当
Linux OS 種類 | 版数 | 対象カーネル版数 |
---|---|---|
Red hat Enterprise Linux | 7.2 | kernel-3.10.0-327.el7~kernel-3.10.0-327.18.2.el7 |
Citrix XenServer | 7.0 7.1 7.2 |
全カーネル版数 |
Oracle Linux / Red Hat互換カーネル |
7.2 | kernel-3.10.0-327.el7~kernel-3.10.0-327.18.2.el7 |
Oracle Linux / UEK(Unbreakable Enterprise Kernel) |
7.2 7.3 7.4 |
全カーネル版数 |
ディスクにパーティションを作成せず、ディスク全体を表すデバイスファイル(/dev/sda など)にファイルシステムを構築して使用
対象となる版数、及び、ディスクのパーティション未設定でご利用いただいているお客様につきましては、以下のいずれかの対処を実施していただきますよう、お願いいたします。
詳細な確認方法、対処の実施方法については以下をご参照頂きますよう、お願いいたします。
データ欠損事象の発生環境確認、対処方法(138KB)
本不具合の内容、及び、対処方法に関するお問い合わせにつきましては、以下のお問い合わせ窓口にて対応させていただきます。
お問い合わせの内容を以下の宛先まで、メールにてご連絡くださいますようお願いいたします。別途、当社担当者より、お問い合わせ内容についてご回答させていただきます。
尚、問い合わせいただきました内容によっては、ご回答までに時間を要する場合がありますので、予めご了承願います。