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2017年8月9日
富士通株式会社
平素は、富士通製品をご愛用いただき誠にありがとうございます。
8月9日にWindows Updateにてマイクロソフト社から公開された「CVE-2017-8516:Microsoft SQL Server Analysis Servicesの情報漏えいの脆弱性」を適用後に、PCサーバPRIMERGYの添付ソフトServerView Operations Manager、及びServerView Virtual-IO Managerのサービスが停止している場合があります。
「CVE-2017-8516:Microsoft SQL Server Analysis Servicesの情報漏えいの脆弱性」を適用される際は、事前に以下の詳細をご確認いただき、記載の手順にて適用していただけますようお願いします。
「CVE-2017-8516:Microsoft SQL Server Analysis Servicesの情報漏えいの脆弱性」を適用後、ServerView Operations Manager、及びServerView Virtual-IO Managerのサービスが停止します。
サービスが停止する際に、エラーメッセージ等は表示されません。
「CVE-2017-8516:Microsoft SQL Server Analysis Servicesの情報漏えいの脆弱性」の詳細は、以下のマイクロソフトのサイトでご確認ください。
https://portal.msrc.microsoft.com/ja-JP/security-guidance/advisory/CVE-2017-8516
ServerView Operations Manager、またはServerView Virtual-IO Managerの上記対象バージョンであり且つ、これらが使用するデータベース(1)として、「CVE-2017-8516:Microsoft SQL Server Analysis Servicesの情報漏えいの脆弱性」の適用対象のSQL Serverを使用している場合に発生します。
「CVE-2017-8516:Microsoft SQL Server Analysis Servicesの情報漏えいの脆弱性」の適用対象のSQL Serverは、以下のマイクロソフトのサイトでご確認ください。
https://portal.msrc.microsoft.com/ja-JP/security-guidance/advisory/CVE-2017-8516
1 ServerView Operations Manager、またはServerView Virtual-IO Managerが使用しているデータベースは以下の方法で確認することができます。
尚、今回対象となる SQL Server を同梱している ServerView Operations Manager のバージョンは、「(参考)ServerView Operations Manager がインストールするデータベース」の項を参照してください。
(1)メモ帳で、%WINDIR%\ServerViewDB.ini を開きます。
(2)「DbServerVersion」で始まる行を探します。
この行の「=」の右側の文字列が、使用しているデータベースのバージョンです。
例)
%WINDIR%\ServerViewDB.iniの記載が以下のようになっていた場合、使用しているデータベースのバージョンは SQL Server 2014です。
DbServerVersion=Microsoft SQL Server 2014
(3)「DbServerEdition」で始まる行を探します。
この行の「=」の右側の文字列が、使用しているデータベースのエディションです。
例)
%WINDIR%\ServerViewDB.iniの記載が以下のようになっていた場合、使用しているデータベースのエディションはExpress Editionです。
DbServerEdition=Express Edition
該当の更新プログラムを適用する際には、以下の手順で行ってください。
ServerView Virtual-IO Managerをインストールしていない環境では、「ServerView Virtual IO DB Backup Service」「ServerView Virtual IO Manager Service」は存在しません。
(1)[スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックし、「services.msc」と入力して [OK] をクリックします。
(2)以下の順でServerView Operations Manager、ServerView Virtual-IO Manager のサービスを停止します。
(3)該当のマイクロソフトの更新プログラムを適用します。
(4)以下の順で、ServerView Operations Manager、ServerView Virtual-IO Manager のサービスを開始します。
ServerView Operations Managerインストール時に「ディレクトリサーバの選択」画面において、「既存のディレクトリサービスを使用」、及び「既存のディレクトリサービスでの承認」を選択した場合、「ServerView Apache Directory Server」は存在しません。
(1)[スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックし、「services.msc」と入力して [OK] をクリックします。
(2)以下の順で ServerView Operations Manager、ServerView Virtual-IO Manager のサービスを停止します。
(3)該当のマイクロソフトの更新プログラムを適用します。
(4)以下の順で、ServerView Operations Manager、ServerView Virtual-IO Manager のサービスを開始します。
上記回避方法を行わずに、該当の更新プログラムを実行した場合、以下を行ってください。
ServerView Virtual-IO Managerをインストールしていない環境では、「ServerView Virtual IO DB Backup Service」「ServerView Virtual IO Manager Service」は存在しません。
(1)[スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックし、「services.msc」と入力して [OK] をクリックします。
(2)以下の 1~5 のサービスのうちいずれか1つでも停止していた場合、1~5 の順に停止します。既に停止されているサービスは、そのまま停止しておきます。
以下のサービスのうち、存在するものがすべて開始されていた場合は、対処の必要はありません。
(3)以下の順で、サービスを開始します。
ServerView Operations Managerインストール時に「ディレクトリサーバの選択」画面において、「既存のディレクトリサービスを使用」、及び「既存のディレクトリサービスでの承認」を選択した場合、「ServerView Apache Directory Server」は存在しません。
(1)[スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックし、「services.msc」と入力して [OK] をクリックします。
(2)以下の1~6 のサービスのうちいずれか1つでも停止していた場合、1~6 の順に停止します。既に停止されているサービスは、そのまま停止しておきます。
以下のサービスのうち、存在するものがすべて開始されていた場合は、対処の必要はありません。
(3)以下の順で、サービスを開始します。
ServerView Operations Managerに同梱されたSQL Serverを使用している場合、今回の対象となるのは以下のバージョンです。
ServerView Operations Manager for Windows V7.20.04 以降(Microsoft SQL Server 2014Express同梱)
同梱のSQL Serverを使用せずに、お客様で用意されたSQL Serverを使用している場合も対象となります。
ServerView Operations Manager for Windows V6.31.05~V7.20.03に同梱されるSQL Serverは対象外のバージョンです。