FUJITSUファミリ会 支部活動

このたびの東北地方及び関東地方を襲った東日本大震災により、亡くなられた方々に心から哀悼の意を表しますとともに、ご遺族に謹んでお悔やみを申し上げます。
また、負傷された方々や避難生活を続けられている方々に、心からお見舞いを申し上げますとともに、被害を受けられた方々の安全と一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。

LS研の主要な通年活動である研究分科会には例年を上回る数のメンバーを派遣していただきました。ファミリ会からの11社11名を含めた93社227名と富士通のテクニカルアドバイザー35名が16グループに分かれ、それぞれ会合を重ねて研究を行っています。11名の幹事が担当分科会を持ち、会合に参加するなどしてサポートしました。

2009年度最優秀賞を受賞した「プロジェクトマネージャーの実践力の育成方法」分科会は秋季大会やファミリ会東海支部セミナーのみならず、プロジェクトマネジメント学会第5回PM学会主催国際会議（ProMAC2010 in 東京ベイ）でも発表を行いました。全分科会の活動成果はWebサイトに登録して会員の皆様にご活用いただいています。

今、ITに携わる人財には、ITを活用したビジネスイノベーションへの貢献が期待されています。
「ビジネス自体の変革」、「商品・サービスの創造」、「お客さまの確保拡大への貢献」などの『ITを活用したビジネスモデルの変革』、「業務プロセスの変革」、「組織の改革や改革を支える基盤の確立」などの『ビジネスプロセスの改革』の両面で、IT部門、IT会社が持つ強みである「俯瞰的な視点」、「斬新な発送」、「専門的な知識」が期待されています。
LS研は各社のイノベーションの先頭に立つ人財育成のお役にたてるような活動を続けたいと考えます。

2011年度もLS研は基調テーマ「今こそ企業を強くする情報システムを目指して」を継続し、人財育成・新たな情報発信を目指して活動してまいります。引き続き会員の皆様の積極的なご参加とご支援をよろしくお願い申し上げます。

LS研究委員会 幹事長 第一生命情報システム株式会社 取締役常務執行役員
足立 伸男

[1]研究分科会（1年）・短期分科会（半年）

自主的な運営によって共同研究する研究分科会は「クラウドコンピューティングを見据えた情報システム部門のあり方」など計16テーマが活動しました。これらの成果を2011年7月25日のLS研総合発表会で発表します。
タイムリーなテーマを半年間で調査検討する短期分科会は「IFRS(国際財務報告基準)の導入に伴う問題点・課題の検証」他、計3テーマが活動しました。

なお、2009年度の最優秀賞を受賞した「プロジェクトマネージャーの実践力の育成方法」分科会が対外発表として"ProMAC2010 in 東京ベイ"で発表しました。

LS研サイト 対外発表・2009年度分科会が"ProMAC2010 in 東京ベイ"で発表！

[2]LS研IT白書（情報化調査）

「IT投資最適化の取り組み」をメインテーマに、IT活用の現況／情報化投資／課題／取り組み状況などについて調査し、調査にご協力いただいた158会員に配布しました。

[3]LS研セミナー

先進的な事例紹介を通じて情報交換を行いました。

• 第1回「今こそ企業を強くする情報システムとは」
• 第2回「企業を強くするIT人“財”育成に向けて」
• 第3回「リスクマネジメントへの取り組み−システム障害予防・対策に向けて−」

[4]マネジメント分科会

課長クラスの方が1泊2日で、もし私が情報システム部門長なら、という視点で討議しました。

• 第1回「今こそ、企業を強くする情報システム部門を目指して −ありがとうと言われる情報システム部門になるために」
• 第2回「今こそ、企業を強くする情報システム部門を目指して −今後求められる情報システム部門像と人材について」

[5]ジョイントフォーラム・ミニジョイントフォーラム

課題解決や将来の夢について討議し、 その実現に向け富士通の各部門の責任者の方と議論する場です 。

• ジョイントフォーラム「情報システム部門のサービス化に向けたクラウドの実践 −広がる情報システム部門の役割に対応」
• ミニジョイントフォーラム
  第1回「膨大な既存資産の戦略的な活用と再生に関する課題と解決策とは−システムの長期的な進化を支える新フレームワーク製品INTARFRM（インターファーム）のご紹介」
  第2回「プライベートクラウドの構築・運用とその実践」

[6]マネジメンツサロン・マネージャーズサロン・リーダーズミーティング

それぞれ部門長クラス・課長クラス・主任クラスのメンバーが、月1回18時以降に集まってディスカッションします。2010年度は東京・大阪合わせて5グループが月1回活動しました。

2010年度スケジュール