FUJITSUファミリ会 支部活動

2010年度は、会員の皆様の喫緊の課題解決のヒントとなる最新情報の提供に努め、特に支部活動の中核に位置づけられる人財育成面では、ユーザー部門なども含め全社的に参加いだける行事を数多く実施してまいりました。

本年度は、システム研究フォーラムのリニューアルをはじめ、宿泊形式であった実務リーダーセミナーなど運営方法を見直し、特に実務リーダーセミナーは参加会員の皆様が参加しやすく、かつ交流を図れるような運営方法に変更したことで、前年度に比べ40名以上の参加者増に繋がりました。

また、例年好評であるeラーニングは参加枠の拡大など柔軟な対応を行った結果、延べ657名の受講をいただきました。その他、ITの用語解説を中心としたスキルアップセミナーも、追加開催を行うなど延べ300名を超える参加があり、会員の皆様の参加機会の拡大、創出に努めてまいりました。

これらの行事会合に加え、不活性会員対策としてチラシによる支部活動紹介のPRもあわせて行った結果、支部活動への関心や評価も、高くなってきていることが窺えます。こうした会員の皆様のニーズを活動に反映させて参りたいと思っておりますので、今後とも引き続きご支援をお願い申し上げます。

なお、3年前に支部長を拝任し、これまで多くの会員の皆様にご支援をいただきましたが、今年度をもちまして退任させていただくこととなりました。これまでのご支援に対しまして心より御礼申しあげますとともに、今後更なるファミリ会の発展と会員の皆様のご健勝を祈念いたします。

関東支部
清水建設株式会社
情報システム部 清水 充

この度、2011年度より関東支部長に就任することになりました。これまで同様ご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。

2011年度関東支部では、支部活動の中心と位置づけられる人財育成の面でも、ＩＴ部門から利用部門まで幅広い部門に対し、数多くの行事に参加していただけるような工夫を行っていき、特に女性向けのカリキュラムなども充実させて、活動の裾野を拡げてまいりたいと思っております。

次世代を担う中堅・リーダークラスに対しては、システム研究フォーラムに代表されるような異業種交流型の行事をはじめ、演習／グループ討議など職場での実践に繋がるような内容を数多く実施し、スキルアップセミナー、ｅラーニングなど情報リテラシー向上をサポートするメニューも増やし、会員サービスの向上を目指してまいります。

また、関東支部の活動を通して、全国の他支部へも展開できるような企画も事務局の方々と推進していきたいと思っており、少しでもその実践が出来ればと思っております。

全国的には会員数も減少傾向にありますが、その中でも会員の皆様方のニーズにあった場の提供を通して、ファミリ会の魅力を積極的にPRしていきたいと思っております。

企業を取り巻く環境はより一層厳しくなってまいりますが、ファミリ会、会員、富士通グループの「三方Ｗｉｎ」の精神で、これまでにも増して魅力ある活動を展開してまいりますので、会員の皆様の今後ともより多くのご支援、活動へのご参加をお願い申しあげます。

関東支部　支部長
キリンビジネスシステム式会社
代表取締役社長 横溝 治行

2010年度は、会員の皆様の喫緊の課題解決のヒントとなる最新情報の提供に努め、特に人材育成面では、利用部門なども含め全社的に参加いただける行事を数多く実施してまいりました。今回は、その中でも、関東支部の特徴的な活動についてご紹介いたします。

「次世代を担う中堅・リーダークラスを中心とした異業種交流型のシステム研究フォーラム、今年度はテーマもリニューアルして分科会形式の研究討議活動を開催。
新テーマは、『10年後の情報システム部門の未来像(あるべき姿)と、そこに携わる自身の将来像(夢)を語りあう』。自分たちが中核となる「10年後」を想定し、情報システム部門の携わる立場（企画・開発・運用）で抱える課題を持ち寄り、あるべき姿を描くという新しい試みだったが、参加者の新鮮で柔軟な発想により約9カ月間に亘る研究活動は大いに盛り上がりを見せた。
本グループ別研究活動の研究成果として「報告会」を、2011年2月18日、東京・アルカディア市ヶ谷において開催した。

会報Familyのコラムと連動した女性向けセミナー「好感度アップセミナー(ヒューマンスキルセミナー for Ladies)」やＬＳ研と連携したフォーラム「IT企業で働く女性同士でエールを交換！仕事を通じて、自分らしく働く・生きる！」を開催。
「自分ブランド磨き」や「やる気の醸成」をコンセプトに、実習やワーク、そしてディスカッションを中心とした内容で構成、同じような悩みを抱えて働く女性同士の意見交換などを通じ、「元気とパワーをもらった」「『自分力』強化につながった」等の多くの前向きなご意見をいただいた。

2010年5月に開幕し、7,200万人を超える史上最大スケールの万博となった上海万博の視察と、富士通ならびに現地企業のビジネス状況や、経済や市場動向の視察を目的に開催。研修を通じ知見を拡げていただきながら、参加者相互の交流を図ることができた。