FUJITSUファミリ会 支部活動

関西支部

1. 支部長より一言

2010年度の活動を振り返る

2010年度は、京都で秋季大会を開催しました。1998年に神戸で開催して以来12年ぶりに、関西がホスト支部となり、全国から1000名を超える過去最高のご参加を頂きました。

また、支部活動においては、行事参加者数が3400名を超え過去最高の参加となりました。さらに、各行事において、満足度のアンケートを実施した結果、5点満点で4.4点という高い評価を頂きました。

下條 泰利氏の写真

関西支部
下條 泰利 氏

一方で、会員数については、リーマンショック以後の2009年度に激減しました。2008年度657会員が2009年度には602会員となったのです。しかし、秋季大会の開催が契機となり、2010年度647会員まで、会員数を戻すことができました。これもひとえに会員の皆様のご支援の賜物とあらためて感謝を申し上げます。
さらに、嬉しいニュースとして、関西支部から2編が秀作論文に選出をされました。

さて、経済に目を向けますと、政治が停滞し、経済もデフレから脱却できず、八方塞がりという局面を向かえています。けれども、こうした時こそ一人ひとりが夢を大切にし、その夢の実現のために努力することが大切だと考えます。ファミリ会は、夢を語り合う場を積極的に提供しています。特に、若い方にはこうした社外交流の場を積極的に活用して頂きたいと思っています。
最後に、3年間支部長を務めさせて頂きましたが、会員の皆様のご支援に御礼を申し上げるとともに、引続き積極的なご参加をよろしくお願い申し上げます。

サントリービジネスエキスパート株式会社
常務取締役 ビジネスシステム本部長
下條 泰利

2011年度への抱負

2011年度より関西支部長を仰せつかりました小嶋でございます。下條支部長は、3年間支部長の重責に力を尽くされ、大きな貢献をされました。会員を代表して、御礼を申し上げるとともに、下條支部長のお志をしっかりと受け継ぎ支部のさらなる発展に全力で取り組んでいきたいと存じます。

さて、支部長に就任するにあたりファミリ会活動の価値について考えました。
ICTに関する最新技術動向や、導入事例の情報が得られるだけでなく、知識や、教養、人とのつながりや出会いを築く場が提供されているというのが最大の価値ではないかと考えます。またそれは部下や、若手の社員にもその機会を提供することができる点が大変重要なことだと思います。この大きな価値を年会費24,000円で手にすることができ、年間約30回の行事に換算すると1回当たり800円となります。是非、この価値を手放すことなく、積極的にご活用頂くことをお勧めします。また、活動が価値あるものとなるよう支部役員一同、力を合わせて努力して参ります。

小嶋 浩毅氏の写真

関西支部
小嶋 浩毅 氏

富士通とも、良きパートナーとして連携を図り、会員の皆様の価値向上に向け2011年度も会のスローガンである「語りあう夢、きそいあう知恵」のもと、支部役員一同、知恵を尽くして努力して参りますので、是非とも、ご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

コクヨビジネスサービス株式会社
取締役副社長
小嶋 浩毅

2. 2010年度支部活動のご紹介

行事回数は当初予定の40回に加え、一部行事で追加開催を実施し、計41回の行事を開催しました。

(1)セミナー

  • ITトレンドセミナー
    IT関連の最新トレンド紹介を目的に「クラウドコンピューティング」をテーマに3つの講演を実施。記念講演では、今後10年間に予想される展望についてご説明いただきました。
  • 見学会
    「世界に誇る、東大阪のテクノロジー」をテーマに講演と工場見学を実施。講演ではクリエイション・コア東大阪において、東大阪にものづくりの技術が集約する背景をご説明いただき、元気なモノ作りを実践する2社の工場を見学しました。
  • 地区別研修
    「運用管理入門」をテーマに、京都、神戸、阪和の3地区で研修を実施しました。さらに、神戸地区では「ビジネスマナー」をテーマとした研修も実施し、好評を得ました。

見学会では、東大阪のモノ作りの技術を体感しました。

(2)研修会

  • ビジネススキルアップ研修
    演習中心の1日研修として「ビジネスモデル構築力」「ビジネスライティング」「7つの習慣」「業務の生産性向上」「チームマネジメント力」の5つのテーマで実施。どのテーマも多くの方にご参加いただき、高い評価を得ました。
  • IT人財育成研修
    IT要員に必要なスキルの習得として、「プロジェクトの成功鉄則」「ITプロジェクトの問題分析」「ヒューマンエラーによるトラブル防止」をテーマに3回実施しました。
  • 情報化時代のIT基礎
    前編は「システム基礎技術」「基盤テクノロジー」を、後編では「ソリューション/サービス」「運用管理/セキュリティ管理」について、体系的に用語解説を実施。本年度は、テキストを資格試験のITパスポートに対応するなどして、好評をいただきました。
  • e-Learning研修
    「ホームページ制作」「組織力向上」「ビジネスライティング」といった若手会員向けコースの充実を図り、多くの申込みをいただきました。

ビジネススキルアップ研修
「7つの習慣」

(3)研究会

「関西システム研究フォーラム」として『仮想化技術の適用』と『セキュリティ対策』の2テーマで半年間の研究討議を行い、各テーマともに実機を使用しての検証を経て、研究成果報告をいたしました。両グループとも「実務に対応できる内容で参考になった」と好評でした。

関西システム研究フォーラムでは、
実機による検証を実施。

(4)交流会

<地区別セミナー>
  • 姫路地区では「情報セキュリティ」「播磨(はりま)の落語」をテーマに開催。落語家の林家竹丸さんより播磨に因んだ落語として「播州(ばんしゅう)皿屋敷」などご披露いただきました。
  • 奈良地区は「平城遷都1300年祭」に因み『平城京の旅』をテーマに実施。懇親会では、「せんとくん」が特別ゲストとして会場を盛り上げてくれました。
  • 京都地区では「料理清酒とみりん」のお話を。また、セミナーは片腕のプロゴルファーの方の体験談を実施し、最後にワンポイントレッスンもいただきました。
  • 神戸地区は「スパコン」と「坂本龍馬」をテーマに開催。会場には次世代スパコン「京(けい)」のシステムボードを展示。講演では、「龍馬伝」で注目の坂本龍馬と神戸とのかかわりについてご講演いただきました。
  • 和歌山地区では「お醤油」「観光ブランド戦略」「紀州の落語」の3テーマで開催。地域の強みを再確認しました。
  • 滋賀地区では「浅井三姉妹」「スマートフォン」「人材育成」の3テーマで開催。まさに旬なテーマが並び好評でした。
  • 各地区ともに富士通支社・支店との共催により、地域に関連したテーマと地区の会員交流に配慮した運営を心掛けました。

奈良地区セミナーでは
「せんとくん」がゲスト参加。

滋賀地区セミナーでは、「江・浅井三姉妹博覧会」
に出演の長浜歴ドラ隊にお出迎え頂きました。


<イブニングセミナー>
  • 第一回は、ジャズバンドMonDieu(モンデュー)による、ギターやバイオリンといった弦楽器のみで演奏するエネルギッシュな"ジプシージャズ"のライブを実施しました。
  • 第二回は、人気マジシャンの横木(よこぎ)ジョージ氏より、誰でもすぐにできる「トランプマジック」をご指導いただきました。

イブニングセミナーでは、
ジプシージャズライブを体験。

このように関西支部では、会員相互の研鑽・交流にお役立て頂けるよう行事活動を実施しています。2011年度につきましても、引き続き、ご支援・ご協力の程よろしくお願い致します。

■行事実施結果の詳細はこちらをご覧下さい。

2010年度の支部活動はこちらから

前のページ 次のページ
ページトップへ