FUJITSUファミリ会 支部活動

四国支部では、参加会員からの評価も高く、毎年恒例となっております「中堅社員向け職場リーダー研修」という宿泊研修を2009年度も実施致しました。

会員企業のファミリ会活動へのより一層の参加を促進する方策としてはインストラクターを会員企業の職場に派遣する「個別出張研修」や「eラーニング」を実施し、また、会員の中で活動に参加されていない会員を対象に「ファミリ会事務局員の会員企業訪問」などを企画し不参加会員の参加に効果がみられました。

2010年度は前年に引き続き、政治経済とも混乱と低調で迎えそうな情勢であります。

ファミリ会も会員数の減少が進んでいますので、皆で知恵を出し合って異業種交流の場としてより一層魅力のある活動にしていかなければならないと考えております。

昨年の12月には、「富士通四国支社開設50周年」の記念行事が高松で盛大に開催され大勢の方々がお祝いに参加されておりました。

改めて、50年という歳月の歩みについて感慨深いものがありました。

ファミリ会もメーカーとユーザー会員とのパイプ役として、新たな半世紀に向かって皆で協力して発展していくことを願っております。

四国支部
株式会社高知前川種苗
取締役経理部長 刈谷 一郎

四国支部では、毎年開催している「個別出張研修」、「eラーニング講座」、「中堅社員のための職場リーダー研修」をはじめ本年度は、延べ37回（内 個別出張研修19回）の行事を開催いたしました。
今年度の特徴としては、即実践に役立てていただけるように実習形式の研修会を多用しました。
また、地元に縁のある方をお招きして講演会をしていただき、その後、講師を囲んでの親睦会を開催しました。

「知っている」、「わかっている」から「行動できる」ことを目的に、想定ロールプレイングを通じてマナー応対を実践的に行いました。ビデオ撮影や電話機の模擬セットを使用して、応対時の笑顔・立ち居振る舞いを録画、声を録音することで、客観的に自己チェックをし、自分の良い点と改善点を見いだして、より効果的に応対マナーの向上を図っていただきました。

• 実践を行うのに引け目を感じていたが、実際に行ってみると、どの場面でどんな対応をするのか理解しやすかったです。
• 言葉遣いや対応の仕方等、できていないことや間違えている所があったので、今後の仕事で活かしていきたいです。
• このような研修をあまり受ける機会がなかったため、自分のできていない点がはっきりしたので、新しく学んだことも加え、今後の業務に役立つと思います。

わかりやすく効果的に話す説得力ある話し方のスキルを習得しました。また、相手に対して自分の意見を正しく伝えるばかりでなく、“聴衆の信頼を得る話し方のスキル”も身につくように練習をしました。楽しい進め方で、人前で話すことが苦手な方も、理論と実践を繰り返すことにより無理なく上達していただきました。

• 実習やゲーム感覚のものが多く、体で覚えられて良かったです。
• プレゼンでのアプローチ（ポイント）の方法がわかったので、今後の会議等で活用したいです。
• とても良かったです。同じセミナーが開催される時は、他メンバーを参加させたいと思いました。

高知に縁のあるジョン万次郎の直系5代目を講師にお招きし、代々受け継がれた貴重な資料を使用し、160余年前、日本人として初めてアメリカに渡り、測量や航海術などを学んだ後、鎖国時代の日本に帰国し、日本の夜明けや国際交流に多大な功績を遺したジョン万次郎について講演をしていただきました。

中濱家（ジョン万次郎の正式名は中濱万次郎）に伝わるエピソードやホイットフィールド家（万次郎達を乗船させた捕鯨船の船長）との深い絆を通じた人間愛についてもお話をされました。

• 地元に縁のある方の講演は大変いい取り組みだと思います。ジョン万次郎については、全く知らなかったので、大変参考になりました。
• 自分の知らなかったことを聞くことができて良かった。自分の知識になったので、仕事等で力になると思います。
• ジョン万次郎の姿を垣間見たようで楽しかったが、もう少し詳しく聞きたかったし、知りたいので、書籍を読みます。

今後も、会員満足度向上に努めて参ります。