2010年 36号  発行日: 2010年3月23日 バックナンバー

FUJITSUファミリ会 支部活動

アンケート

関東支部

1. 支部長より一言

2009年度の活動を振り返る

2009年度は、中堅・若手といった次代を担う人材の育成をテーマにしたセミナーなどを通じて、ファミリ会の特色である会員相互の交流・意見交換を目的として、コミュニケーションと研鑽を深めていただくことができました。

特に、職場内の活性化をテーマにしたマネジメントセミナーや、コミュニケーション力強化を目的としたリーダー向け研修は、参加型演習を中心とした内容で異業種との交流も図れ、また様々なビジネスシーンで即実践に繋げられることから大変好評でした。

また、実務リーダー養成を目的としたマネジメントセミナーやeラーニングについては定員を大幅に上回る申込みがあり、追加開催、参加枠の拡大など柔軟な対応を行い、会員の皆様の参加機会の拡大、創出に努めました。

更に、新たな取り組みとしてヒューマンスキルセミナーで女性限定セミナーの復活、地区別セミナーでは地区の特徴を生かした見学コースを初めて実施いたしました。

関東支部固有の伝統行事である海外視察研修・システム研究フォーラムは参加者同士の親交を深める場として本年も会員の方々に大いに活用していただきました。

会員減少により行事開催数が微減するなか、行事への参加延べ人数は逆に増えてきていることは、会員におけるファミリ会の活用度、期待度が高まってきているといえ、引き続きその期待に応えていきたいと思います。

清水 充氏の写真

関東支部 支部長
清水 充 氏

2010年度への抱負

昨今、仮想化技術、クラウドコンピューティングなどに代表されるICT(情報・通信技術)の進展に加え、IFRS(国際財務報告基準)対応など、企業を取り巻く環境の変化も伴い、情報システム部門の役割はますます複雑化、多様化しております。また、それに伴い会員の皆様の関心も、技術もさることながらICT関連の人材確保、育成などへと拡がってきております。

関東支部では、このようなICTを取り巻く環境の変化を捉え、引き続き会員の皆様の喫緊の課題解決のヒントとなる最新情報の提供に努め、研鑚の場を提供してまいります。

また、支部活動のコアとして位置づけられる人材育成面での支援という面からも、情報システム部門に限らず利用部門なども含め全社的に参加いただける行事を数多く行い、活動の裾野を拡げていきます。実務リーダーセミナー、ヒューマンスキルセミナー、システム研究フォーラムに代表されるようにリーダーシップやモチベーションを喚起するカリキュラムをより一層充実させ、演習/グループ討議などを通じた“人脈形成の場”をより多く提供してまいります。更には、スキルアップセミナー、eラーニングなど情報リテラシーの向上に繋げる会員サービスの一層の向上を目指してまいります。

2010年度も、引き続きファミリ会を、富士通のICTシステム開発・運用のknow how吸収の場、また会員のビジネス展開での人的繋がりによるknow who形成の場として位置づけ、会員満足度をより一層向上させるべく、ファミリ会、会員、富士通グループの「三方Win」の精神で、これまでにも増して魅力ある活動を展開してまいります。

また、不活性会員対策として、ファミリ会活動の魅力を訴えるPRを積極的に行うと同時に、Know Whoの形成を支援するための情報発信の仕組みを検討していきます。

関東支部
清水建設株式会社
情報システム部理事 清水 充

2. 2009年度支部活動のご紹介

関東支部では、階層別研修や広範囲エリアを対象とした研修の充実を図っておりますが、特に会員の皆様から好評をいただいた主なセミナー、活動をご紹介いたします。

実務リーダー層、若い方を対象とした活動
/実務リーダーセミナー(4回開催)、ヒューマンスキルセミナー(5回開催)

「実務リーダーセミナー」は、次代を担う実務リーダーの方々を対象に、チームビルディングやロジカルコミュニケーション、NLP、ファシリテーションといったリーダーに必要となるキーテーマについて、講義だけでなく全員参加の演習で実践いただくことで、理解度を深めていただくことができた。

また今年度「ヒューマンスキルセミナー」の中で、多くの女性社員の皆様にご参加いただく機会として、女性限定のセミナーを復活。印象をよくするためのメイクアップ、ウォーキング、美しい所作など、職場や普段の生活の中で即実践できるスキルを習得いただけた点など、楽しみながらも非常に役立ったとのご意見も多くいただいた。

第1回ヒューマンスキルセミナー

第1回実務リーダーセミナー

第3回実務リーダーセミナー

ICTをテーマとした情報交換や技術交流/システム研究フォーラム

参加者の自主運営による共同研究を行いながら、メンバー間の業種を越えた幅広いコミュニケーション促進の場として毎年好評を得ているシステム研究フォーラムは、少人数による継続的な分科会形式の研究討議活動として開催。
2009年度、4テーマ、4グループ編成で、各グループとも平均20回の会合(研究会)を行い、ICT利用に関わるテーマに加え人材育成に関するテーマも取り上げ、種々の課題について研究討議と会員相互の交流を図った。同一メンバーによる、約9ヵ月にわたる研究活動と会員企業・団体の相互訪問等を通じて、活発に幅広い意見交換を行った。
本グループ別研究活動の研究成果として「報告会」を、2010年2月19日、東京・アルカディア市ヶ谷において開催した。

「システム研究フォーラム成果報告書」ライブラリはこちらから

国内外のICT視察や施設見学等/海外視察研修(マレーシア・シンガポール)

東南アジアの中でも、日本からも多くの企業が進出している、マレーシア・シンガポールにおける市場動向視察を目的とした研修。日系企業を中心に4社を視察。
(マレーシア:2社)イオン・マレーシア様、FUJITSUリージョナルサービスデスク様
(シンガポール:2社)JETRO様、島津製作所様
※Flashムービーによる スライドショーで視察風景のダイジェストがご覧いただけます。

スライドショー
[Flash/約130秒]

2009年度の支部活動はこちらから

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