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ほっ!とコーヒー 第36回


春の息吹、都会の息吹


2010年2月6日 289m (京成橋より撮影)
TOKYO SKY TREE ホームページ
2010年3月13日現在 318m

春、大地からいろいろな息吹が顔をのぞかせます。
草花や山菜、木々の花々・・・桃や桜の枝々に、小鳥たちの楽しそうな歌声も聞こえてきました。
そういえば先日、通勤途中に近所の原っぱでニョキニョキと背伸びをはじめた“つくし”を見つけました。都会暮らしではなかなか見られるものではないですね。

ところが、東京の街中にも、桁違いのサイズで“つくし”のごとくニョキニョキと姿を現したモノがあります。
そう、あの“東京スカイツリー”。

そもそも、この東京スカイツリーとは、都心部に林立する200m級の超高層ビルの影響を受けにくい、600m級の新タワーからの送信が望まれたことから計画された電波塔です。地上デジタル放送の中核として、また災害時等の防災機能としての役割も期待されています。
名称は全国から寄せられた公募数1万8千を超える名称案の中から選ばれたもので、開業予定は2012年春。
完成すると自立式電波塔として世界一の高さ634mになります。
実はこの高さ、覚えやすい数字にしたいということで決められたそうです。
どういうことかというと、「634=むさし」。武蔵の国(東京、埼玉、神奈川の一部)を望む電波塔ということだったんですね。

今はまだまだ半分ほどの高さですが、そのどっしりスラ〜ッとした風格、完成型を想像すると、それはそれは巨大です、巨塔です。
周囲の建物とは比べものにならないほど巨大な建物が出来上がっていく、いましか観られない光景を記念写真でパチリッ!
そんな人も結構いるようです。

都会の真ん中で、地に根付くこうした新たな息吹、成長する姿を目にするのは、すがすがしく頼もしいものです。
あなたの身近では、どんな息吹が感じられますか?


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