北海道支部では「明るく、楽しく、ためになる」をモットーに、多くの方に楽しんでいただけるような講演会・交流会を企画しております。2007年度は「北海道の再発見」をテーマとし、北海道遺産のご紹介と北海道遺産の施設見学を行い、北海道の理解を深める活動を行いました。また道内企業家の方々による講演や地元農家での収穫体験など、北海道の企業をPRし、応援する活動を行いました。
そのほか、IT技術コースの拡大・e-ラーニング受講料の無料化などITスキルに関する研鑽活動の内容充実を図るとともに地区会員向けには出前型研修を実施し、より魅力ある支部活動を目指して参りました。
このような活動により、年間延べ1000名近くの方々にご参加いただくことができました。これもひとえに会員の皆様のご支援・ご協力の賜物と深く感謝申しあげます。
北海道支部 支部長 尾張 充氏
2008年度も前年度の活動を継承し、魅力ある活動と地域に密着した活動の推進に努めたいと考えます。会員の皆様にとって「明るく、楽しく、ためになる」支部活動を目指して参りますので、ご支援いただくとともに積極的にご参加いただけますよう、よろしくお願い申しあげます。
北海道支部 株式会社エステイ情報システム 取締役システム部長 尾張 充
2007年度のテーマとして掲げた「北海道の再発見」の活動をご紹介いたします。
北海道遺産の選定から携わっている辻井達一氏をお招きして『北海道遺産』についてご講演をいただき、北海道遺産の理解を深める活動を行った。交流会では、七夕祭りをテーマとしたものの、北海道遺産であるラーメン・ジンギスカンを提供し、北海道遺産関連商品の景品としたゲーム大会の開催など、楽しい会となりご好評をいただいた。
<第一部>フォーラム 記念講演 演題:「北海道、未来への架け橋〜北海道遺産〜」 講師:北海道遺産構想推進協議会 会長 辻井 達一氏
<第二部>交流会 北海道遺産に関わる紹介 (ラーメン・ジンギスカン、関連商品等)
施設見学では北海道遺産の中から、かつてニシン漁で栄えた日本海岸沿いに位置する2つの地域の見学を行った。それぞれの地域において地元の方の説明をいただき、個人ではなかなか見学できない内容であったと参加者からご好評をいただいた。
ニシン漁は、松前藩の時代から北上するニシンを追い千石場所を変えながら、地域にさまざまな物語を残しました。街道沿いの海岸に並ぶ番屋を見学し、当時のニシン漁業の網元や庶民の暮らしを垣間見ることができました。
増毛駅の周りには明治初期から営業を続けてきた「旧商家丸一本間」を始め、日本海の風雪に耐えた石造りや木造の建物が並んでいます。ボランティアの方のご案内により、本間家・國稀酒造などを見学し、増毛のレトロな町並みに時代を超えた風情を感じました。
次の世代へ引き継ぎたい北海道の大切な宝物です。豊かな自然はもちろん、北海道に生きてきた人々の歴史や文化、生活、産業などの有形・無形の財産の中から道民参加によって選ばれました。
平成13年10月に第1回選定分25件が、平成16年10月に第2回選定分27件が決まり、52件の北海道遺産が誕生しています。
北海道遺産に関するホームページ<http://www.hokkaidoisan.org/>
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