FUJITSUファミリ会 支部活動

2007年度、関東支部では特に中堅・若手といった次代を担う人材の育成に注力してまいりました。
ビジネスマナーやコミュニケーション力強化を目的としたヒューマンスキル研修、あるいはリーダー向け研修は、演習を通じて参加者相互の交流もあり、また様々なビジネスシーンで即実践に繋げられることから、大変好評でした。
また、私自身も企画から参画させていただいた「海外視察研修」や「洋上セミナー」は、これまで言い続けてきたknow whoの実践ができ、会員同士の絆を生み出すというものを実感いたしました。

支部長を拝任し、これまで多くの会員の皆様にご支援をいただきましたが、今年度をもちまして退任させていただくこととなりました。
これまでのご支援に対しまして心より御礼申しあげますとともに、今後更なるファミリ会の発展と会員の皆様のご健勝を祈念いたします。

関東支部 日揮情報システム株式会社 常勤顧問 浜本 知一

この度、2008年度より関東支部長に就任することになりました。
本部常任理事としての活動は3年、支部活動の経験皆無で就任するには若干のとまどいがありますが、前任の浜本支部長同様、ご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。

さて、企業を取り巻く環境は、内部統制、金融商品取引法（J-SOX法）への対応やCSR、コンプライアンスのための管理体制強化から品質管理に至るまで、様々な課題が顕在化しております。
ICT（情報・通信技術）は経営戦略の要としてその役割がますます期待されてきておりますが、今後ICTを全社レベルでいかに活用していくかが、企業の競争力を大きく左右する重要なポイントとなります。

関東支部では、このような変化を捉え、引き続き会員の皆様の課題解決に繋げるための最新情報の提供、研鑚の場を提供してまいります。
特に、喫緊の課題となっている人材育成については、実務者リーダークラス、若い社員の皆様のコミュニケーションの場、スキル向上の場が提供できるよう、カリキュラムを一層充実させるとともに、eラーニングなど場所や日程に制約されない学習スタイルの提供など、より多くの会員の皆様に参加いただけるよう、更なる会員サービスの向上を目指してまいります。

ファミリ会は、富士通のICTシステム開発・運用のKnow howの吸収と、会員のビジネス展開での人的繋がりであるKnow whoの活用により、ファミリ会、富士通、会員がWin-Win-Winとなるべく、2008年度も引き続きより多くの会員に対して魅力ある活動を展開してまいります。
会員の積極的なご参加が活動の励みとなりますので、奮ってご参加のほどお願いいたします。

関東支部 清水建設株式会社 情報システム部長 清水 充

会員企業のリーダー層を中心に演習を中心とした内容で開催。
第1回目は、「時間の無駄を防ぐミーティング能力講座」という身近なテーマをとりあげ、現在の職場でのミーティングの進め方を振り返り、円滑なミーティングの進めるための基本を習得いただきました。（定員を大幅に超える反響があり、急遽追加開催）
研修内容だけでなく、和やかな雰囲気の中で業種を超えた参加者同士の交流も大きな収穫となったかと思います。

ヒューマンスキルセミナーの初回は、昨年に引き続き「ビジネスマナー研修」を実施。
新人育成時期にあわせたタイムリーなテーマであったこともあり、参加された方々からも非常に好評であった。
また、陶芸体験など創作を通じて、会員相互の交流を深めていただいた。

少人数による継続的な分科会形式の研究討議活動として開催。
2007年度、4テーマ、4グループ編成で、各グループとも平均20回の会合（研究会）を行い、IT利用に関わる種々の課題について討議を行った。今年度は参加企業同士の相互訪問なども活発に行われるなど、メンバー間のコミュニケーション促進と、業種を超えた幅広い意見交換を行った。
グループ別研究活動の研究成果として2008年2月22日「成果報告会」を開催した。

年率8％以上の経済成長を続け、東アジア地域の中でも特に注目を集めているベトナムにおける市場動向の視察を目的として開催。現地の経済事情や市場動向、IT産業の現状や人材の育成等“若き国”ベトナムの最新の実情を肌で感じていただく機会となった。

（ハノイ：3社）FPT大学殿、FPTソフトウェア殿、FVL殿
（ホーチミン：2社）FCV殿、JETRO殿