2008年 28号  発行日: 2008年3月21日 バックナンバー

FUJITSUファミリ会 支部活動

アンケート
フォトコンテスト結果発表

四国支部

1. 支部長より一言

2007年度の活動を振り返る

早いもので支部長をお引き受けして6年が過ぎようとしている。従ってこの寄稿も今回が最後になるだろう。思えば小生のように軽薄で無力な支部長に対し、親しく接していただいた「鈍感力の強い」本部事務局の皆様をはじめ、本部理事・四国支部の事務局や幹事の皆様方に深く感謝し御礼申し上げたい。
またこの間多くの素晴らしい皆様と知り合えたことは、小生にとって大きな財産であり、今後も声をかけていただきたく願って止まない。
さて、小生は新任当初からFUJITSUファミリ会独特の雰囲気に魅力を感じていた。それは、「語りあう夢・競いあう知恵」という素晴らしいミッションであり、理事会においての活発な意見交換会であり、会員に対するITやシステム技術者に特化しない多用な活動である。
理事会での各支部の取組みや成功事例を支部に活かせるシステムも効果的だ。
前置きが長くなったが、四国支部も他支部同様、例年好評な行事にプラスした形で、年々手を変え品を変えし、新しい試みを取り入れるようにしてきた。

川井 啓二氏の写真

四国支部 支部長
川井 啓二氏

継続行事としては、定番となった職場リーダー宿泊研修の他に、昨年好評だったトラブルシューティング研修やクレーム対策という地区行事の水平展開が評価を得た。
昨年初めて実施した出前研修も好評だ。89人という参加者結果は、これまでの累計である全体の23%を締める有効な行事として定着する可能性が大きい。その一方では富士通社員の方々の負担が増える問題にもなる。

新規行事では、情シス部門(SE)対象の有料セミナーが好調だった。ただ、通常価格の8分の1近い参加費だったことも成功要因であり富士通さんの支援が無ければ不発に終わった公算が高いが。また、総会の翌日には初めてゴルフコンペも実施した。
会員数については横ばいで多くの新規獲得には至らず反省点もありそうだ。そんな中、事務局では新規加入会員へお礼の訪問も実施、ファミリ会行事との接点を築いた。

来期は支部長の若返りを期に、事務局の支援もいただきながら、さらに知恵を競い合い、より多くの会員に参加いただける行事を企画実施していくことになる予感がしている。

最後に支部長最後の投稿という意味で、“重要なことを易しく 重く”表現した、当社会長から聞いた言葉をご披露したい。

“一生懸命だと知恵が出る 中途半端だと愚痴が出る いい加減だと言い訳が出る”

FUJITSUファミリ会の、ますますのご発展を祈念しております。
長い間のご支援ご協力ありがとうございます。

四国支部 株式会社穴吹工務店 情報システム部長 川井 啓二

2008年度への抱負

この度、四国支部の支部長を引き継ぐことになりました。
どうか宜しくお願い致します。
ファミリ会活動の基本方針と致しましては、時代にマッチしタイムリーなテーマを掲げることで、より多くの会員の皆様のご参加を目指したいと思っております。
また、なるべく多くの会員の方々のご意見をお聞かせ頂き、それを参考に企画、運営を行うことによって、参加しやすく、魅力的な行事で大いに会員相互の交流と親睦を図っていきたいと考えています。

刈谷 一郎氏の写真

四国支部 支部長
刈谷 一郎氏

株式会社高知前川種苗 取締役経理部長 刈谷 一郎

2. 2007年度支部活動のご紹介

本年度、四国支部では、延べ27回の行事活動を開催してまいりました。
2007年度の好評でした行事についてご紹介します。

1.「効果的な顧客要件の聞き取りと定義書作成の技法 〜SEに求められるヒアリングスキル〜」研修会

四国支部では、従来から行っていますSE技術研修会に加え、今、システム部門で課題となっていますSEのコミュニケーションスキルアップの向上を目指した研修会を開催しました。募集開始からすぐに24名の定員に達し、定員をオーバーして30名での開催となりました。

<参加者からの声>
・今後、自社での業務にあたって、大変役立ちます。
・実習が多く、退屈することなく、2日間を過ごすことができました。
・手法の再確認と自分の弱点がわかり、とても参考になりました。

グラフ:研修の満足度 グラフ:習得知識の実務での有効性
研修の満足度
習得知識の実務での有効性

この研修会は2日間ということで、1日目の夜に交流会を開催しました。支部では初の企画でしたが、交流会があって良かったと多数の意見をいただきました。
支部活動方針の「会員相互のコミュニケーション促進」に沿った人的ネットワーク作りの役割も果たせたと思います。

2.「現場部門のためのWindows XPトラブルシューティング」研修会

社内のネットワークにおいて、設定ミス、操作ミスを原因とするトラブルを、ベンダー技術者に調査を依頼する前に現場部門で簡単に対応できるトラブルシューティングについて、是非とも知っておきたい注意事項を中心に実機演習を行いながら研修しました。

<参加者からの声>
・ネットワークの仕組みが段階をふんで理解できる実習でしたので、わかりやすかったです。
・社内で運用していく上で、実践的な内容になっていたので、今後非常に役に立つと思います。
・今まで社内のネットワーク設定をする際、マニュアル通りに意味もわからずに行っていた箇所がなぜこの設定をするのかという意味が理解できて大変良かったです。

グラフ:習得知識の実務での有効性
グラフ:実習・演習の有益性
習得知識の実務での有効性
実習・演習の有益性
 

3.「百戦練磨のクレーム対策 〜ケーススタディーから学ぶクレーム対策〜」講演会

クレームは「処理」するのではなく、きちっと「解決」するということがとても重要です。クレームという最悪の出会いであっても、これを最高の出会いに変えて、真の顧客作りをすることが百戦百勝のクレーム対策になります。実体験を基にクレーム対応の基本を講演していただきました。

<参加者からの声>
・クレーム対策の基本的なことが分かり易く学べました。実務に活かして取り組んでいきたいです。
・事例が大変おもしろく、また、身近なものであったので大変参考になりました。
・通常では聞けない実体験は大変貴重な話として参考になりました。
・会社の同僚にも内容を伝え、共有していければ良いと思います。

グラフ:参考度
グラフ:参加目的の達成度
参考度
参加目的の達成度
 

このように四国支部では会員満足度の向上を目指して行事活動を実施しています。

2007年度の支部活動はこちらから

前のページ 次のページ
ページトップへ