FUJITSUファミリ会 支部活動

原油先物価格の高騰、米国に端を発するサブプライム問題など、世界経済が地方にも大きく影響する時代に入り、各企業とも足元を見直す良い機会と捉え、トップセミナーは地域活性化、地域経済を柱とし、次に人材開発を取り上げるなど次代を担う人材育成のお手伝いをさせて頂きました。企業見学会は地元に密着したユーザー企業の協力のもとにその機会をつくりました。一方、会員にとって魅力あるファミリ会である事と会員増を心がけた一年でした。

ネットワーク社会がより高度化する中、地方にあっても、あるいは地方こそその活用を大いに心がけるべきであり、情報伝達や物流の速度が短縮される中、ITの利活用はより一層その重要さを増してきた。ファミリ会はある時は富士通に対し物申す団体として、ある時は会員相互の接着剤としてより広範な利用技術の開発や、応用を進めるお手伝いが出来ればと考えている。そしてそこで生まれた新たなビジネスモデルを会員各社で共有したいものである。

東北支部 東北放送 株式会社 専務取締役 松永 雄治

2007年度は、マネジメントセミナー（3回）、人材開発セミナー（3回）、パソコン実機研修（e-ラーニング2回と県別実機研修）、地区別活動（33回）を開催してまいりました。

マネジメントセミナーは、会員企業の経営者／管理者層を対象に「トップマネジメントセミナー」“東北の元気、ひとりひとりを元気に！”を、地域活性化イベントとして開催したところ、多数の参加者より好評を得ることができました。その他、実務者向けには富士通との共催行事も含め開催いたしました。

人材開発セミナーは、自己啓発の実践型研修として、管理職や若手リーダー向けの他、昨年度に引続き「レディースヒューマンスキルセミナー」“コーチングに学ぶ、ワンランク上のコミュニケーション術”を開催、多くの会員企業よりお申込みを得ることができました。
また、管理職や若手リーダー向けには、組織の意思決定・実践能力を高めるとを目的としたワークアウト現場改革実践セミナーや、フォーローする力と統率力を高める！をテーマにチームリーダー研修を企画いたしました。
次代を担う多数の人材へ、ヒューマンスキルアップの機会をご提供できたと思います。

パソコン実機研修では、業務多忙の方、遠方の会員向けに企画し、毎年好評をいただいている、Webによるパソコンオンライン研修「e−ラーニング」を実施しました。今年度は、OA操作系の24コースから、XML等のIT技術や情報セキュリティ、経済産業省策定のIT基礎コースなどメニューを全37コースに拡大したところ、定員を大幅に上回るお申し込みをいただきました。有効な研修となっており、来年度も引き続き企画予定です。また従来型の集合研修も各県毎に開催いたしました。

地区別活動は、IT最新セミナー、地域文化講演、企業見学会、パソコン実機研修、懇親ゴルフなど、各地区の特性に合わせた行事を企画開催し、会員の自己研鑚・異業種交流の場を設けました。好評の企業見学会では、ユーザ企業、歴史/文化施設、富士通工場などを県で実施、好評を得ることができました。

また、今年度は富士通共催行事として「トップマネジメントセミナー」「トップエグゼクティブフォーラム」「青森支店設立30周年記念式典」を開催いたしました。
こちらも東北地域の会員企業経営トップへ向けて、持続的発展や、地域活性化をテーマにファミリ会の活動をPRできたと考えております。