FUJITSUファミリ会 支部活動

支部統合初年度である2005年度は、これまで行ってきた支部活動の特色を踏襲しつつ、広範囲なエリアの会員をカバーするための活動を推進してまいりいました。各イベントをknow howの吸収とknow whoの提供の場として活用し盛り上げていくという方針のもと、会員ニーズを踏まえ、その都度、担当幹事と事務局が相談の上、実施いたしました。さらに参加人数の多い行事の追加開催等により、大勢の皆様にご参加ならびにご活用をいただき、盛況に終えることができました。これもひとえに会員の皆様のご支援、ご協力の賜物と心より感謝申しあげます。

IT社会のルール形成に向けた法制度の動きも起こり、更には日本版SOX法など、IT社会における「信頼」、「責任」がますますクローズアップされてきている中、関東支部では、このようなITを取り巻く環境の変化を見据え、会員の課題解決に繋げるための情報提供、研鑚の場を提供してまいります。従来の活動を更に精査していき、内容の充実を図り、特に中堅・若手といった次代を担う人材の育成に注力し更なる会員サービスの向上を目指し、より多くの会員の皆様に対し親近感に満ちた魅力ある活動を展開してまいりますので、引き続きご支援、ご協力のほどお願い申しあげます。

日揮情報システム株式会社 常務取締役 浜本 知一

関東支部では階層別研修の充実や広範囲エリアを会員の皆様にご参加、好評をいただいた主なセミナー、活動をご紹介いたします。

若い方々を対象に、講演と演習を中心とした内容で開催。コミュニケーション手法の習得、発想の転換による自己変革のための機会として、参加された方々からも大変好評をいただきました。特に、水彩画体験（東京）や陶芸教室（横浜）などは、作品を完成させることで達成感を味わえたというご意見も頂戴し、大変有意義なセミナーとなりました。

遠隔地の会員の方々に多くの行事参加機会を設けるため、各県単位のセミナーを開催。千葉、栃木、山梨、群馬、茨城の5県で計5回開催し、経営・管理者層からリーダー層、若年層まで幅広い方々の参加をいただきました。

近年の発展著しい中国における日系企業の進出状況や市場動向の視察を行い、中国の実情を肌で感じていただきました。今回の主な企業訪問先は、資生堂殿、上海リコー&ファックス殿、UFJ銀行殿、長谷川香料殿、上海華之桜信息系統有限公司殿、富士通上海殿等。企業訪問、観光、食事会といずれもご満足いただけた研修でした。
（詳細は『海外視察研修（中国）』にてご紹介）

2006年度も会員の皆様の課題解決に繋げるための情報提供、研鑽の場を提供してまいりますのでご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

製品・サービスタイトル：業務運用を変えることなく環境経営を強力に支援するパッケージソフト[環境情報管理システム]の販売

新日石インフォテクノは、平成15年4月に新日本石油と富士通による共同出資で設立した会社であります。事業内容はシステム開発、保守、運用業務の委託ならびに機器、ソフトウエアなどの販売を行っており、その中でも、ソフトウエアの販売に関しては環境情報管理システムパッケージ（商標名：ETSITE「イーティーサイト」）を販売中であります。

現在、各企業の環境関連情報は、その大半がExcelシートで管理されており、各サイトで入力されたデータは環境統括部門がExcelマクロなどを駆使し、時間をかけて集計・分析しているのが現状であります。そのうえ、環境情報は法改正などで集計内容が変更になることが多く、その都度集計の仕組みの見直しが発生し、業務が煩雑になっております。弊社で開発した『Excelデータ管理機能』（ビジネスモデル特許出願中）は、現行Excelシートのフォーマットや業務運用を何ら変えることなく、利用者でも簡単に操作可能なマッピングツールを使用することで自動的にデータベースを生成し、集計・分析を可能とする機能をご提供致します。