FUJITSUファミリ会 支部活動

2005年度は『ITを事業戦略の推進に生かす』ことを企画のベースにおき、会員へのアンケートやヒヤリング、会員データの整理・分析を通じて会員ニーズの掘り起こしを図り、満足度の高い行事企画に務めました。まだまだこの掘り起こし活動は途上の段階ではありますが、お陰さまで、昨年度に比べ、行事への参加者は約1割強増え、また満足度は平均で0.11ポイント向上し、おおむねご満足いただける活動ができたのではないかと思っております。これも偏に会員皆様のご支援とご協力の賜物と心より感謝申しあげます。
今後も、会員ニーズを捉える活動を引き続き継続し、魅力あるユーザ会を目指してまいります。

2006年度は、ユーザ会の原点に立ち返り、会員同士が情報交換できる場を積極的に提供することにより、会員企業における人材育成や業務改革等の課題解決に役立つ活動を目指してまいります。
特に、人材育成を支援する活動として、参加型のヒューマンスキルアップ研修を多く開催し、実践的に役立つ能力開発を支援すると共に、対話やグループディスカッションを通じ、企業の枠を越えた仲間作りへの支援を図ってまいります。
会員皆様のより一層のご支援ご指導、ならびに積極的なご参加をよろしくお願い申しあげます。

東海支部 株式会社INAX 執行役員 経営管理本部 経理・財務部長 坪井 祐司

東海支部では、今年度、昨年の「東海支部創立35周年記念事業」の一環で公募し、決定した新しい活動スローガン「―人の知恵と知識、ITの融合−」のもと、
(1)新しい情報技術および情報活用ノウハウの紹介
(2)人材育成を支援する活動の推進
(3)多様な切り口での行事開催による会員満足度向上
を重点ポイントに活動を進めてきました。

新しい情報技術のご紹介、経営改革、業務改革にITを有効活用している事例のご紹介により、会員企業における課題解決をご支援する行事開催をしました。また、各行事については、会員企業の規模、業種、地域、参加される方々の立場を考慮するなど多様な切り口での行事を企画しました。

マネージャークラスを対象に、「情報化企画のための技法を学ぶ」をテーマに、SWOT、BSC、BM（ビジネスモデル策定）など経営上の課題を整理分析する様々な技法を学んでいただきました。技法の習得だけでなく、グループディスカッションを通して参加企業同士の情報交換を図ることができ、有意義な行事となりました。

今年度の新企画行事です。リーダークラスの方を対象に、部下が自ら自己解決を図るようサポートするコーチングスキルをテーマに開催しました。講義だけでなく、ロールプレイングを通して実践的なコーチングスキルを体得していただき、大変満足度の高い行事となりました。

浜松、沼津地区に続いて、静岡地区でも地域の会員同士の交流を深めるスタイルで行事を開催しました。3地区合同で「静岡新聞社SBS見学会＆最新 ITセミナー」を開催し、デジタル放送所等最新設備を見学する貴重な機会を得ると共に、地区を越えての人的交流を図ることができました。

引き続き会員相互の研鑚・交流をご支援できるような活動を行なっていきたいと思います。