2007年 24号  発行日: 2007年3月27日 バックナンバー

FUJITSUファミリ会 支部活動

アンケート
フォトコンテスト結果発表

関西支部

1. 支部長より一言

2006年度の活動を振り返る

平成18年度は、支部活動方針に沿って、会員の皆様にお役立ていただける企画を目指して取り組んだ結果、参加者は延べ2,744名と、昨年度より21%増加を致しました。

また、支部会員数についても、勧誘活動として、まだ会員になっておられない企業への訪問活動や地区別セミナーをはじめ、各定例行事への体験参加案内などを通して、ファミリ会活動の啓蒙に努めたところ、646会員と、平成17年度と比較して6会員の増加となっており、3年連続で前年度の会員数を上回ることができました。
これも会員の皆様のご尽力の賜物と、深く感謝申し上げる次第です。

平成19年度は、日本版SOX法の施行が目前に迫り、各企業では内部統制強化に向け、ITを軸とした具体的な対応が急務となっております。また、ユビキタス社会も新しい局面を迎え、更なる利活用の拡大と共に、企業としての社会的安全性・信頼性の確保が一層求められております。

古賀 光義氏の写真

関西支部 支部長
古賀 光義氏

このような状況下で、平成19年度の関西支部活動では、会員の皆様が取り組む課題の一助となる事を目的に

1. 情報化投資による経営効果の向上と企業の社会的責任に取り組むための最新ITの活用に向けた情報提供や事例研究
2. 職場の業務革新と個人のスキルアップを目的とした各種の実務スキル習得とマネジメント能力の向上に主眼を置いた人材育成研修
3. 意識改革やヒューマンネットワークの拡大を目的とした会員相互の交流

以上3点を重点目標に、会員企業の更なる発展に寄与していくことを目指してまいります。
何卒、引き続き、ファミリ会への積極的なご参加を宜しくお願い致します。

関西支部 大和ハウス工業株式会社 情報システム部長 古賀 光義

2. 平成18年度支部活動のご紹介

関西支部では、本年度、延べ30回の行事活動を実施致しました。
まず、情報技術セミナーは、今年度注目された「内部統制」を第一回で取り上げ、新会社法施行の5月に合わせて実施しました。旬のテーマで関心も高く178名の参加を頂きました。

地区別セミナーにおいては、地区会員へ一層の参加訴求を図るべく、座学セミナー以外に、姫路地区では“放射光実験施設見学”、奈良地区では “そば打ち体験”をセミナーに組み込むなど、企画演出に工夫を凝らし参加者の好評を得ました。

姫路地区セミナーは“放射光実験施設”を見学。

研修会では、「ビジネススキルアップ研修会」「IT人材養成研修」「情報化時代のIT基礎」「e-Learning研修」の4行事を実施し、「IT人材養成研修」では、昨年度好評を頂いた「プロジェクトマネジメントスキル実践養成講座」をリニューアルして、テーマをプロマネに限定せず“IT部門の課題およびITに携わる要員として必要なスキル”として開催致しました。3回の開催で昨年度のプロマネ講座を20%上回る、計341名のご参加を頂きました。
また、「e-Learning研修」は、参加者個々のペースで受講できる手軽さと旬の教育メニューであった事から高い支持を得ました。結果として昨年度実績を38%も上回る471名の参加となりました。

研究会は、「システム研究会」としてLinuxをテーマに固定メンバーで7カ月間、月に1〜2度の研究活動を行い、「人事管理システム」と「社内便荷物管理システム」の2種類のWEBアプリケーションシステムを開発するに至り、12月の研究成果発表会において、研究会に参加した2チームよりご披露を頂きました。両システムとも参加者より高い評価を頂きました。また、研究会参加メンバーのご上司からは、WEBアプリ開発の技術取得と人的ネットワーク拡大に高い効果があるとの評価を頂きました。

ファミリの集いは“かるた大会”を体験。

交流会は、「マネジメントフォーラム」と「ファミリの集い」の2行事を実施しました。「マネジメントフォーラム」では、ビジネス遂行における感性の育成を狙いとして、立命館大学の安斎育郎教授から、思考の可能性や柔軟性を狭めない為の心がけについて講演を頂きました。
また、「ファミリの集い」は、奈良県飛鳥の里を訪れ、万葉集を中心とした古代文化について、奈良県立万葉文化館にて、聴講及び“万葉かるた取り”を体験しました。さらに、同時期開催のキトラ古墳壁画の特別展の見学も行い、文化・歴史の体験学習と相互交流を図って頂きました。

このように関西支部では、会員相互の研鑽・交流にお役立て頂けるよう行事活動を実施しています。平成19年度につきましても、引き続き、ご支援・ご協力の程よろしくお願い致します。

2006年度の支部活動はこちらから

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