プラズマの短所は、消費電力といわれてきました。しかし、2006年7月の時点では、同サイズの液晶に30%程度の差にまで迫っています。間もなく、消費電力は差がつかなくなるかもしれません。
プラズマは、構造上、小型化しにくく、液晶のような小型のテレビは作れません。一つ一つの画素が点灯しますので、夜は明るく感じても、明るい場所で蛍光灯が目立たないように、明るい場所では本領は発揮しにくい側面もあります。
プラズマのしくみは、色のついた微細な蛍光灯の集合体です。蛍光灯は、電気を通すと管内の水銀ガスがプラズマ状態になります。すると紫外線が発生し、その紫外線が管の内壁に塗られた蛍光体に当たることで、目に見える光を出します。 |