| 2009年 34号 発行日: 2009年10月13日 |
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「新型インフルエンザ」から学ぶ
新たな脅威から企業を守る事業継続管理
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まとめ
事業継続マネジメント(BCM)の対象になるものには、予測が難しく、めったに発生しないが、いったん発生するときわめてインパクトが大きいというリスクが少なくありません。リスクが日々増大している新型インフルエンザはもとより、発生確率の低いその他のリスク、さらには想定外の事象も含め、不測の事態に対応するためには、組織として、何の事業を、いつまでに、どう継続するのかを事前の戦略・対策としてドキュメントに整備しておくBCP(事業継続計画)や行動計画策定の取り組みが、必要となります。
策定したBCPに基づき、有事の際に迅速な危機対応を行うためには、ハード面の対策投資のみならず、事前の訓練を繰り返し、個人・組織としての危機対応能力そのものを段階的に高めていくためのソフト面の投資も、今後さらに重要になるといえます。 |
株式会社富士通総研(FRI)
第三コンサルティング本部 BCM事業部
マネジングコンサルタント 浅野 裕美
シニアコンサルタント 中山 亜佐子
(注)本稿は上記の方へのインタビューを基に構成・編集しています。
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