関東支部
ICTリーダー研究会
業種の垣根を越えて新たな価値を共創する
次期リーダー層向け研究分科会
「ICTリーダー研究会」は、ゼロベースからビジネスモデルを検討して頂く研究分科会活動です。昨年8月にキックオフし約6ケ月間に渡りフィールドワークや研究討議を重ね、研究成果をFujitsu Uvance Kawasaki Tower 20階にて2025年2月12日(水)「成果報告会」で発表していただきました。
FUJITSUファミリ会関東支部 「ICTリーダー研究会」
活動期間:2024年8月23日(金)~2025年3月4日(火)
※2025年2月12日(水)「成果報告会」、2025年3月4日(火)「支部総会」で発表
開催概要&スケジュール
会員企業の次期リーダー層を対象とし、異業種のメンバーによるチーム編成(関東支部3グループ24名、信越支部1グループ6名、北陸支部1グループ6名)で、共通する研究テーマである「共で拓く未来!~ICTを活用した社会課題への挑戦~」をベースに新規事業のビジネスモデルを検討していただきました。
[スケジュール]
・2024年 8月23日(金)キックオフ「新規事業創出ワークショップ」、テーマの仮決め
・2024年 9月12日(木)集中講座&討議①インプット講座「ビジネスモデルキャンパス講座」
・2024年 9月13日(金)集中講座&討議②インプット講座「ファシリテーション講座」、「起業家の講演」
・2024年11月22日(金)中間報告会 ビジネスモデルキャンパス発表
・2025年 2月12日(水)成果報告会で発表、審査、表彰
・2025年 3月 4日(火)関東支部総会で発表
上記スケジュールでは会場に集合して開催しましたが、その他各グループで設定した日程で研究活動を行っていただきました。(月1回~2回程度、自主運営)
どのグループのメンバーも各社の通常業務をこなしながら、本研究会討議やフィールドワーク等を約10回近く行い、スタートから誰一人脱落者を出すこともなく成果報告会まで推進されました。
成果報告会
成果報告会は、関東支部の関係者はFujitsu Uvance Kawasaki Tower 20階に、また信越支部と北陸支部の関係者はKanazawa Hubに集まり、2拠点をリモートで繋いで開催しました。
両会場には研究会のメンバーをはじめ、メンバーの会社の上司、各支部の担当幹事、昨年度発表した卒業生や富士通社員等の総勢81名が参加し盛大に行われました。
関東支部は、

「ハラスメントの悩みを晴らすAI、VRを使った提案」

「空飛ぶAEDにより迅速な人命救助をする提案」

「地方企業によるドラフト会議で東京圏から人材採用を活性化する提案」
・信越グループ「地域企業や自治体を繋ぎヤングケアラー問題をメタバース活用で解決する提案」
北陸支部は
・北陸グループ「ICT・AI活用により農家を育て農業の担い手を増やす提案」
といった各グループで設定した社会課題を解決する新規事業について、独創性とオリジナリティ溢れる提案を発表していただきました。
どのグループもクロスインダストリー視点で斬新なアイディアとAIやVR等の最新技術を使って社会課題解決をする内容で、参加したメンバーの上司や審査委員の皆様からも「沢山の気づきがあった」「収益計画や悪い時にシナリオなども検討されているところが素晴らしい」「サービス内容なども含め具体性があり直ぐにでも実現する可能性を感じた」等の感想をいただきました。
審査の結果は、
■成果報告書賞 最優秀賞:関東支部1グループ
優秀賞:北陸支部グループ
第3位:信越支部グループ
■プレゼン賞:信越支部グループ
どのグループも素晴らしい内容で審査結果は上記のとおりとなりましたが、甲乙つけ難く、とても充実した研究会の成果報告会となりました。
【成果報告会にご参加いただいた方の声】(※アンケート回答より抜粋)
・他社との交流ややり遂げるプロセスが素晴らしい
・各グループのテーマがユニークなものが多く、非常に有意義な会だった
・業種職種を超えた会員同士が知恵を絞りビジネスモデルを検討する良い機会であると感じた
【研究活動参加メンバーの声】(※アンケート回答より抜粋)
・他社との繋がりや、新規ビジネス開拓という普段経験できないことを学べた
・他業種の方々と一つのグループになって新規事業を考えることは、視野を拡大する意味においても、人脈を形成する意味においても価値があると感じた
・発言力や情報収集能力の向上、また人工知能の活用を学び、自身の成長を感じることができた
本研究活動は、会員企業同士が社会課題解決に取り組む未来志向の共創プロジェクトであり、ブラッシュアップさせて2025年度も継続して推進してまいります。


