創立60周年の節目に
進化する「FUJITSUファミリ会」の新たな挑戦


FUJITSUファミリ会 会長
第一生命テクノクロス株式会社
取締役会長 佐藤 智氏

2024年度FUJITSUファミリ会秋季大会が2024年10月24日と25日の2日間、紅葉に彩られた北の大地・北海道・札幌で開催されました。今回はファミリ会創立60周年の節目の大会、札幌での開催も2014年以来の10年ぶりとあって、全国からファミリ会会員企業をはじめ、富士通の経営陣や各業界の有識者が一同に会し、会員間のつながりによる新たな価値創出を目的に、「サステナビリティ・トランスフォーメーション」をテーマとした活発な意見交換やディスカッションが繰りひろげられました。

ファミリ会とともに
サスティナビリティ・トランスフォーメーションに邁進していきたい

オープニングで挨拶に立ったFUJITSUファミリ会 会長 第一生命テクノクロス株式会社 取締役会長の佐藤 智氏は、「創立60周年を一つの契機に、ファミリ会を新たなユーザー会へと変化・進化させるため、会則を大きく変えています。進化したユーザー会となるために、これまで以上に富士通の支援と協力をお願いしたい」と述べ、社会情勢の変化に合わせ、ファミリ会も変化・進化を続けていることを示しました。

続いて登壇した富士通 代表取締役社長 CEOの時田 隆仁は、富士通が2025年に90周年を迎えることに触れ、「100年、さらにその先へと歩みを進めていく中で、ファミリ会とともにサスティナビリティ・トランスフォーメーションに邁進していきたい」と語り、富士通とファミリ会との連携の大切さを強調しました。


富士通株式会社
代表取締役社長 CEO
時田 隆仁

ファミリ会から「Fujitsu User Community」へ
新たな一歩を踏み出すためのきかっけとなる大会に

時田社長に続いては佐藤会長が再登壇し、60周年を迎えたファミリ会の「変革」について説明しました。大きな変革として佐藤氏は、2024年5月に会の目的を「会員企業の課題解決に向けて、会員と富士通が共に考え、研究、討議、実践し、解決につなげることで、会員企業の利益増進、地域及び社会の成長、発展に寄与すること」に変更したことを紹介。目的変更にともない、ファミリ会という名称が家族的で限定的な印象を与え、新たな活動目的を反映しきれないという意見が寄せられたことも踏まえ、名称の変更も検討しました。そして、複数の候補の中から「Fujitsu User Community」を新名称とすることを発表しました。


2025年4月1日から「Fujitsuユーザーコミュニティ」となって新たなスタートを切る

佐藤会長は、最後に「秋季大会では、変革で生まれた「イノベーション部会」、「物流部会」、「AI部会」、「人事部会」、「サステナブル部会」、「企業経営部会」 の6つの部会(コミュニティ)での継続的な活動につながる様々なメッセージやインサイト(気づき)、知見が発信されるでしょう。発信された内容をこの場限りにせず、これから始まる『Fujitsu User Community』の活動の第一歩としたい」と話し、降壇しました。


支部の枠を超えたコミュニティでの活動で交流がますます活発になる

来賓として登壇した北海道副知事の濵坂 真一氏は、北海道が再生可能エネルギーの潜在的導入量で国内トップクラスであること(※1)に触れながら、GX金融・資産運用特区の指定を受けるなど、GX産業の集積に注力していることを説明。「ファミリ会の約3,500社の各社が培ってきた豊富な知識と深い見識、技術を生かし、DXやGXの推進をはじめさまざまな社会課題の解決などにともに取り組んでいきたい」と今後の期待を示しました。


北海道副知事
濵坂 真一氏

オープニングの最後に登壇したのは、開催支部であるFUJITSUファミリ会 北海道支部の支部長を務める株式会社北海道新聞社執行役員制作局長の村上 孝志氏です。村上氏は「本大会が、会員各企業が抱える課題の解決と、地域の活性化に貢献できる契機となることを強く願っています」と期待を語り、オープニングを締めくくりました。


株式会社北海道新聞社
執行役員 制作局長
村上 孝志氏
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