2009年 35号  発行日: 2009年12月3日 バックナンバー

2009年度FUJITSUファミリ会 秋季大会
開催日:2009年10月29日 開催地:フェニックス・シーガイア・リゾート

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アンケート

記念講演 「私のこころざし-競技人生とアスリート育成論-」

宗 茂 氏

旭化成陸上部顧問/九州保健福祉大学客員教授
宗 茂 氏

小学校4年生で、陸上の世界に入ることを決意してから引退まで、自分の意志でマラソンを続けることができたのは、とても幸せな競技人生だったと語る宗氏。自分で行動したことで失敗しても、それは貴重な経験になり、指導者として非常に役に立つと指摘する。チーム(組織)の力がメンバーに与えるプラスの力、強い選手の条件は、「プラス思考」と「素直さ」など、豊富な体験談を交えお話いただいた。現在は、新たに気功の世界を研究。これまでとはまったく違った分野で、自分自身がいかに成長できるか、さらなる上を目指して挑戦されている。

宗 茂 氏 プロフィール

経歴
1953年 大分県臼杵市生まれ。大分県立佐伯豊南高校卒業。
1971年 旭化成工業(現旭化成)に入社。陸上部に所属し、1988年3月まで選手として活躍。
1973年 自身初のマラソン大会となる「延岡西日本マラソン」で2時間17分28秒のタイムで優勝。
1976年 「大津毎日マラソン」で3位入賞、モントリオールオリンピック代表に選出される。
1978年 「別府大分毎日マラソン」で優勝。2時間9分5秒のタイムは当時日本最高で世界歴代2位。
以降、数々の国内、国際大会で優勝。オリンピックは3大会(モントリオール、モスクワ、ロサンゼルス)で代表に選出された。
1985年 選手兼コーチ。
1988年 監督就任。指導者として森下広一(バルセロナオリンピック 銀メダル)、谷口浩美(世界陸上東京大会 金メダル)、川嶋伸次、千葉真子など数々の名選手を育てあげる。
2005年 陸上部顧問、九州保健福祉大学 客員教授に就任、現在に至る。

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