2019年度 論文詳細
金融機関における最適なセキュリティを目指してセキュリティフレームワークの活用
関東支部T&D情報システム株式会社
T&D情報システム株式会社は、大同生命、太陽生命、T&Dフィナンシャル生命の3社を中核とするT&D保険グループの情報システム会社として、グループ各社のシステム開発および運用を受託している。
生命保険会社の業務において、保険契約を締結する際にお客様よりさまざまな情報を取得する必要がある。取得する情報は、お客様の生年月日や住所、体況情報、銀行口座や過去の病歴などがあり、生命保険会社は一般的な企業と比べても非常に多くのセンシティブ情報を保有していることが特徴である。システムの運用を行っていくうえで、これらの大量の情報は安全かつユーザの利便性が高い状態での管理を求められている。
本稿では、自社のセキュリティレベルの評価と課題の抽出・対策を目的としたセキュリティフレームワークの活用と、セキュリティ評価を基に行った最適なセキュリティの維持、向上に向けた取り組みについて論述する。
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