| 2008年 31号 発行日: 2008年12月5日 |
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2008年度FUJITSUファミリ会 秋季大会
開催日:2008年10月30日 開催地:ホテル新潟
[Flash/15KB/135秒] Flashによる SLIDE SHOW
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富士通 挨拶
FUJITSUファミリ会2008年度秋季大会の開催、誠におめでとうございます。
また、日ごろから富士通グループの商品・サービスをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。高い席からではございますが、心からお礼申しあげます。 |
広西副社長 挨拶 |
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さて、先程決算のお話がありましたが、昨日当社も上期の決算報告をいたしました。総じて申しあげますと、システムインテグレーション、ソリューション、アウトソーシングなどのサービスビジネスと、サーバ&ストレージなどのシステムプロダクト等を統括するテクノロジーソリューション分野は、非常に好成績でした。これにつきましては、われわれの力強いビジネス展開を感じており、これも皆様方のお陰と、あらためてお礼申しあげます。
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しかしながら、半導体とハードディスクは、市況の影響もありまして、非常に苦しんでおります。
また、昨年の儲け頭となっていましたパソコンと携帯電話も、一昨年並みの営業利益水準に落ち込んでしまいました
この結果、上期の営業利益は385億円と、残念ながら前年同期比でマイナスになっております。
半導体やハードディスクの市況が急速に回復することは望み薄く、1年間で営業利益2,200億円の当初の計画を700億円マイナスに下方修正し、1,500億円に修正いたしました。
皆様方のご支援にもかかわらず、期待を裏切ってしまい、経営者一同大変申し訳なく思っております。
好調なテクノロジーソリューション分野に比較して、明と暗がこれほどはっきりした決算も初めてで、今一度、経営計画を見直す時期にきていることを感じております。 |
話は変わりますが、今年の8月に開催されました北京オリンピックで、富士通も大変良い成果をあげることができました。男子陸上競技の最後の種目である400メートルリレーで、銅メダルを獲得したチームの中に、2名の富士通の選手がおりました。第一走者の塚原直貴選手と、第三走者の高平慎士選手ですが、この2名とも富士通の社員でございまして、非常に誇り高く思っております。
帰国後の報告会で彼らが言ったことは、今大会で引退する最終走者の36歳の朝原宣治選手は、彼らにとって憧れの選手であり、朝原選手のためにも最後に立派な走りをしたいと、ものすごい気力と精神力で全員がまとまったそうです。塚原、高平両選手は、たとえ自分たちがどうなってもかまわないから、何が何でも朝原選手にバトンを渡そうと走り、その結果、会心の走りができたと言っておりました。
私ども富士通もグローバルな戦いの中で、世界で同じようなメダルを取りたいと思っております。
一つひとつの種目でも世界のトップを狙い、リレーという団体競技で彼らが銅メダルを取ったように、総合力と決断力で、社員一同、一丸となって世界の中で頑張っていきたいと思っております。
そのためにも、ファミリ会の皆様方には、さらなるご支援、ご鞭撻をお願いしたいと思っております。これからもどうぞよろしくお願い申しあげます。 |
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