富士通はユニバーサルデザインを、ものづくりに限ることなく、フィールドイノベーション(ビジネス現場の革新)としてとらえています。ビジネスにおける業務革新の一環として取り組み、自社内でも推進していますし、サービスとして提供もしています。
そのプロセスが以下の図です。
業務改革の実践に向けて、欠かせないのが、最初のステップとなる「正しい現状把握」です。ここでは、以下を分析します。
- 日常業務におけるムリ・ムダ・ムラを発見する「業務分析」
- 従業員の行動、オフィス・店舗環境を調査する「空間分析」
- 現場業務に関わるワーカーの業務に対する意識にフォーカスした「ワーカー分析」
- ITソリューション導入によるCO2排出量の削減効果を試算する「環境負荷分析」
これらを実施して、解決するべき課題を確実に把握します。これによって、「改善方針の検討」をし、具体的な機器やインターフェース、空間などの設計と生産に入ります。

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