製品やサービスを企画・開発してそれだけで終わりということではありません。ユニバーサルデザインへの配慮や工夫を、周囲の人々に伝えていくことも重要です。
例えば、ATMの本体全面がへこんでいる(ラウンドボディ)のを多くの人は知っていることでしょう。しかし、なぜこのような形態になっているのかまでは理解できません。これは、車いすの人の利用を配慮しての措置なのです。
同じことは「音声案内システム」にも言えます。このように、障がい者に向けた配慮は、ともすれば健常者には理解できないことがあります。このためにも、多くの方に価値を認識してもらうため、その説明が求められるのです。
さらに、提供後のチェックも欠かせません。継続してお客様の声を集めて、製品改良に活かしていきます。これを繰り返すことで、製品の完成度を高めていきます。

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