2022年度 論文詳細

IoTシステム開発で実践したアジャイル開発とプロトタイプ作成

九州支部システムファイブ株式会社

筆者所属の部署では、社内開発システムの運用・保守や、受注開発等を行っている。 その中で筆者は、主に受託開発業務を担当している。入社後初めての実務テーマとして、製造業におけるIoT化プロジェクトに取り組んだ。 筆者にとって初めてのIoTシステムの構築であり、センサーの選定や適切なデータの取得方法が課題であった。 そこで筆者は、センサーのプロトタイプを複数作成してテストを繰り返し行い、適切なデータを取得するためのハードウェア構成を確立した。 またユーザーの希望としてアジャイル的アプローチで開発を進めたいという要望があったため、 ステップを分けてハードウェア・ソフトウェアの開発を行った。 結果、短期間でニーズに応じたIoTシステムを完成させることができ、ユーザーから高い評価を頂くことができた。 本プロジェクトを通じて、IoTシステム構築におけるセンサーの選定・評価の手順と、 自分の考えを相手に伝わるように言語化することの重要性を学んだ。

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