2021年度 論文詳細

RPAによる生産性向上の取り組みについて

関西支部T&D情報システム株式会社

昨今、生産性向上施策の一つとしてRPAによる業務の自動化が取り上げられており、筆者が所属する部署においてもRPAを活用した日々の定例業務の自動化による 生産性向上への取り組みが推進されている。しかし、RPAは個人で手軽に作成できるがゆえに、当社ではシステム開発のプロセスが十分に整備されていなかった。その ため、筆者がRPAの開発や運用に取り組む中でも「RPAの処理手順の不備」や「共通的な処理が共有されていない」、「他のRPAでのドキュメントが無い」など 複数の課題に直面し、通常のシステム開発と同様に開発プロセスを整備する必要性が判明した。 本論文では筆者が直面した課題を分析し、「開発プロセスの整備」や「ドキュメントの作成」など開発や運用プロセスにおける課題の改善策として取り組んだ内容を踏 まえ、取り組みによる改善の結果や今後の展望について述べる。

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