2021年度 論文詳細

RPAによるスタッフ部門の事務改善に向けた取り組みから見えたこと

関東支部NTTデータフォース株式会社

当社の事業運営取り組みの一つに「働き方変革」があり、継続的施策として2018年度からRPAに取り組んでいる。当社のRPAは、事務量削減の切り口から、本社経理業務部門に代表される後方の削減観点から進めた。筆者たちは2019年度から参画して、2021年度9月まで5業務のRPA化を 行い、時間合計で1カ月当たり44時間から17時間までの削減を実現した。確かに開発過程では、仕様書作成、開発に関する会議の開催、開発をする際のパターンを作るといった工夫もしたし、プログラムロジックやNTTデータグループ共通インフラの会計システムへの登録のシナリオ化など、苦労して考えた部分もある。 それ以上に、使用者側の「作業品質の向上」「作業時間削減による精神的負荷軽減」と使用者側の満足度が高く、同時に筆者達のモチベーションも高まった。今回、RPAがもたらす効用について、使用者側視点から考察を行ったので、その報告をする。

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