2019年度 論文詳細

作業手順の明文化とツール作成による業務効率化~新人の気づきと取り組み~

関東支部富士通エフ・アイ・ピー株式会社

筆者は、新人として配属された部署で製薬企業様向け安全性情報管理システム パーシヴAce/PVの新規導入プロジェクトに参画し、テスト作業、システム適用作業を担当した。しかし、口頭ベースの説明や過去成果物の流用が多く、新人が作業を覚えるには難しい環境下であった。
その後、別の2社のパーシヴAce/PVのバージョンアッププロジェクトを同時に行うこととなった。そこで、新規導入プロジェクト期間中に直面した4つの問題に対して、問題分析を行い、バージョンアッププロジェクトにて作業手順の明文化や、SQL自動生成ツールの作成を行った。その結果、4つの問題を解決し、さらに1プロジェクトにおいて作業時間を20時間削減できた。
本稿では、筆者が直面した問題に対し行った取り組み、および成果について論ずる。

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