経験を活かす姿勢の大切さ ～RPA導入プロジェクトで学んだこと～

関東支部オリンパス株式会社

筆者は入社1年目に、当社のRPA（Robotic Process Automation）導入プロジェクトに開発者として参加した。当プロジェクトは短期間での開発・有効性の確認を目的としていた。
RPAは新技術ということもあり、通常のシステム開発と異なる点に注意しなければならなかった。開発を進める中で、筆者はアジャイル方式の開発フローを参考にし、RPA以外の技術を活用するなどの工夫をした。
筆者は当プロジェクトで、RPAの不安定な動作や、自分の所属部署の業務とRPAプロジェクトの両立に苦労した。また導入後に、運用・保守のことまで考えた設計・開発や、業務プロセスの改善ができていなかったことが課題として挙がった。
アジャイル方式の開発フローの効果や業務プロセス改善の重要性などの学びは、筆者の現在の業務に活かされている。仕事から多くのことを吸収しようとする姿勢、それを仕事に活かす姿勢が、若手社員が成長するために必要な姿勢であると考えている。