2019年度 論文詳細

影響確認プロセスの定型化によるテスト品質向上の取組み

関東支部富士通エフ・アイ・ピー株式会社

保守開発の現場では定期的にシステム改修が行われ、システム改修による妥当性を確保することに労力を費やしている。システム改修の妥当性は改修箇所が正常に動作することだけではなく改修箇所以外の影響を把握し、吸収して対応することも求められる。しかし実際の開発現場では周辺への影響確認まで手が回らず改修漏れとなるケースが多く見受けられる。
本稿ではアプリケーション構造とテストシナリオの関係性に着目し、アプリケーション構造から機械的に改修の影響範囲を可視化したうえで、その範囲を網羅的にテストできる仕組みを構築した。また、一連の影響調査プロセスを作業フローとして定型化することで、現場に展開できる形として整理をした。保守開発案件に適用した結果、テストシナリオの不足による影響確認漏れの検出と影響確認のための必要十分なテストシナリオを導出し、テスト品質向上のプロセスとして確立できた。

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