皆様こんにちは。ただいまご紹介いただきました清水建設の吉田でございます。
2006年度の論文審査の経緯、ならびに結果につきまして、簡単ではありますが、ご報告させていただきます。
2006年度は、前期・後期、合せまして39編のご応募をいただきました。
ご応募いただきました皆様、また、ご応募にご協力いただきました会社の上司の方をはじめとする皆様に、改めてお礼申しあげます。ありがとうございました。
さて、論文委員会では、お寄せいただきました全論文につきまして、厳正に審査いたしました。その結果、「秀作論文」2編、「奨励論文」6編を入賞論文として選定させていただきました。
秀作論文に選定されました「大阪ガスにおけるIP電話への取り組み」や「建築現場事務所のIT環境の標準化」の論文をはじめ、「ICタグ活用の豚トレーサビリティシステム」、「サービスステーションPOSハードディスク障害予兆検知システム」、「業務パッケージ導入の選定基準」、「社内システム統合に伴うシングルサインオンシステムの導入」、ISMSの国際規格であります「ISO27001の認証取得」--等々、皆様が日頃抱えておられる課題、あるいはお客様の課題を、その会社の事情に即して工夫され、解決されたということで、論文委員会では高い評価を得たものであります。また、「街角ロボットの実現」という論文をいただいていまして、この論文は2年ほど前に企画・アイデア論文として応募いただき入選論文になり、その後地道な活動を続けられ、今回、実施の試行の報告をいただいたということで、論文委員会としましても大変敬意を表したいと思っております。
なお、前期入賞論文4編につきましては、今日の『富士通フォーラム2007』の中で発表させていただきました。多数の方にご参加いただき、大変ありがとうございました。
次に論文の活用とご応募につきまして、この場をお借りして、お願いをさせていただきたいと思います。
まず、論文の活用についてのお願いです。論文は、ファミリ会のホームページに掲載しております。この1年間のアクセスを見てみますと、ダウンロードの多い論文では1,000件ほどとなっております。ご覧いただく方も増えていらっしゃると思いますが、IDとパスワードが必要になりますので、まだお持ちでない方は申請いただければ、ファミリ会の会員の方であれば発行いたします。是非、取得いただき、論文を活用いただきたいと思います。
次に、論文のご応募についてのお願いです。
現在、2007年度の論文を募集しております。昨年度までは、前期・後期の年2回募集を行っておりましたが、今年度からは年1回の募集とさせていただくこととなりました。エントリーの締切りが7月20日、原稿の締切りが8月31日となっております。あと1か月ございますので、是非、ご応募のほど、よろしくお願いいたします。
本日この場におられる皆様は会社の上司の立場の方が多いと思います。若い方が日頃苦労して上げられた成果を、是非、社内だけでなく社外に発表する機会を設けてあげていただきたいと思います。社外の人が分かるようにものを纏める、あるいは、ここにおられる上司の方が、その論文を見て助言、指導していただくということが、大変意義のあることではないかと思っております。是非、ご応募のほど、よろしくお願い申しあげます。
論文委員をやっておりますと、論文を読むのが大変でしょうと、よく言われますが、論文委員の方は、みなさん、読むのが非常に楽しみ、あるいは勉強になるという方ばかりですので、沢山ご応募いただいても大丈夫です。是非、よろしくお願いいたします。
最後になりますが、ご多忙の中を論文を執筆いただきました皆様、また、審査を担当いただいた論文委員の方々、ならびに論文の編集・発行に協力いただきました富士通株式会社殿にお礼申しあげまして、簡単ですが、ご報告とさせていただきます。
ありがとうございました。
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