総合発表会2018の受賞分科会

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5月22日(火)に開催された総合発表会において2017年度分科会の優秀研究成果と発表賞が選定され、表彰されました。

総合発表会2018 ご案内(ご参考)


Leading-edge Systems研究 最優秀賞

  • ブロックチェーン技術の適用に関する研究

Leading-edge Systems研究 優秀賞(2編)

  • 開発段階における品質向上や品質保証活動へのAI適用に関する研究
  • モバイルを含む開発における全体システム設計開発手法の研究

Leading-edge Systems研究賞(2編)

  • WebAPI開発における設計方法の研究
  • サービスデスクにおけるAIの活用に関する研究

発表賞(3編)

  • 情報利活用に向けたデータマネジメントの研究
  • デジタルトランスフォーメーションを加速させるデザイン思考の研究
  • WebAPI開発における設計方法の研究

Leading-edge Systems研究 最優秀賞

ブロックチェーン技術の適用に関する研究

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近年ブロックチェーン技術を用いたサービスが増加してきている。実証実験に取組む企業も増えているが、黎明期の技術故に正確に理解できているSEは少なく、どう取組むべきなのか苦慮している企業も多い。こうした企業のために、ブロックチェーンを利用したシステムの構築、検証までに必要な一連の作業を提示した。自分たちで実践して得た知見も余すことなく盛り込むことで、他に先んじてブロックチェーン技術を検証するために必要な事項をまとめた。

Leading-edge Systems研究 優秀賞

開発段階における品質向上や品質保証活動へのAI適用に関する研究

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システム開発における品質課題への解決策として、AIの活用方法を提言する。具体的には、開発担当者のドキュメント確認作業を支援するレコメンド機能とプロジェクトマネージャーを支援する品質予測機能である。2機能の実証実験を通して、導入手順、機械学習方法、教師データについて整理し、品質分野に対するAIの適用可能性を検証し成果を得ることができた。また、AI活用の副次効果ともいえる新たな活用方法があることも明らかにした。

 

モバイルを含む開発における全体システム設計開発手法の研究

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本研究の成果は、誰でも(モバイル開発未経験者でさえ)後工程で手戻り無く、品質とスピードを確保した高速モバイル全体設計を実現できる手法を確立したことである。4つのツールを活用した全体設計プロセスフローを定義し、これらのツールの有用性・信頼性が確認できた。本手法を活用し、誰でも、1日でモバイル全体設計が出来る。

Leading-edge Systems研究賞

WebAPI開発における設計方法の研究

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近年、IoT・AI・ビックデータ等様々な分野でWebAPIを活用し、新たなビジネスを実現する企業が増加している。エンタープライズ領域でのWebAPI化を検討する企業が増える一方、エンタープライズシステム向けWebAPI開発にプロセス面や技術面に多くの問題・課題を抱えていることが判明した。本研究では、エンタープライズシステム向けWebAPI開発においても「迷いなく設計を進められること」を目的とした設計方法を提言する。

 

サービスデスクにおけるAIの活用に関する研究

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第3次AIブーム到来により各企業でのAI導入が進む中、サービスデスクへの導入が進まない現状を研究しAIの導入に踏み出せるようになることを目的とした。企業毎で共通となるサービスデスク業務プロセスを細分化・モデル化し、運用状況を整理することで、どの業務プロセスに、どのようなAI技術が適しているのかを明らかにした。また、AI導入未経験者が、導入の際につまずくポイントを踏まえた実践的・具体的な準備、手順をガイドにまとめた。

発表賞

第一会場

情報利活用に向けたデータマネジメントの研究

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企業において重要性の増している情報利活用にとって、データマネジメントは基盤にあたる。多くの企業で情報利活用が思うように進んでいない要因はデータマネジメントについての「部門横断的な共同検討体制が十分でない」ことにあると考え、情報システム部門が推進主体者として、経営層、事業部門へアプローチするためのプロセスモデルとツールを作成した。また検証を通じて、情報システム部門がデータマネジメントに取り組むうえでの心得をまとめた。

第ニ会場

デジタルトランスフォーメーションを加速させるデザイン思考の研究

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デジタルトランスフォーメーションとデザイン思考という二つの言葉を咀嚼定義した上で、今までのプロセスと大きく違うデザイン思考を取り入れた2つの実践を行った。これにより情報システム部門がデザイン思考を活用することの有用性を評価。さらにデザイン思考のプロセスにおいて情報システム部門だからこそ活かせる強みを考察する。最後に情報システム部門の在り方について見えてきた可能性を明らかにし今後に向けた提言を行う。

第三会場

WebAPI開発における設計方法の研究

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近年、IoT・AI・ビックデータ等様々な分野でWebAPIを活用し、新たなビジネスを実現する企業が増加している。エンタープライズ領域でのWebAPI化を検討する企業が増える一方、エンタープライズシステム向けWebAPI開発にプロセス面や技術面に多くの問題・課題を抱えていることが判明した。本研究では、エンタープライズシステム向けWebAPI開発においても「迷いなく設計を進められること」を目的とした設計方法を提言する。

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