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PRIMERGY BX600

本製品の価格や内容は発表当時のものです。ご了承ください。
本製品の販売や保守サービスに関する現在の状況は、「製品の販売終息と保守サポート終了情報」をご参照ください。

 概要 |  特長 |  適用シーン |  仕様 |



PRIMERGY BX600の特長

サーバの高密度搭載を実現する省スペース設計
ブレード構造により省スペース化を実現
高さ7Uのシャーシ内に最大10枚のサーバブレードを搭載可能です。
システム構成、および使用電源環境により、シャーシへ搭載可能なサーバブレードの搭載枚数が変わります。
サーバブレード構成図
サーバブレードだけでなく、スイッチブレード、マネジメントブレードもシャーシ内に搭載可能です。
サーバブレード構成図(2)
ディスプレイ / キーボード / マウス切替機能
各ブレードサーバでディスプレイ / キーボード / マウス出力を切替え可能です。


優れたパフォーマンスを実現する高性能アーキテクチャー
Xeon™プロセッサを採用
1枚のサーバブレードに2CPUまで拡張可能なXeon™プロセッサ3.2GHz / 3.06GHzを搭載。基幹系システムにも耐えうる優れたパフォーマンスを発揮します。
オンボードSCSIを標準装備
最大320MB/sの転送速度を持つ「Ultra320SCSI」を標準装備。高速データ転送を実現します。シャーシ1台につき2枚のサーバブレードにはバックアップキャビネット「SX10」を接続できます。
ファイバーチャネルをサポート
最大2Gbpsの高速データ転送を実現するファイバーチャネルをサポート。ファイバーチャネル接続のSANに対応し、クラスタシステムや大容量ストレージシステムを構築することもできます。
オプションでサーバブレードにファイバーチャネルドータカード、シャーシにファイバーチャネルパススルーブレードが必要になります


システムの安定稼働を実現する高信頼性・高可用性
マネジメントブレードを標準搭載
シャーシにマネジメントブレードを2枚標準搭載しており、各ブレードの制御、電源ユニット / ファン / 温度監視が行えます。マネジメントブレード上のLANポートにより遠隔制御・監視が可能です。
ハードウェアの冗長化 / ホットプラグによる可用性の向上
ファン、マネジメントブレードは標準で冗長化、スイッチブレード、電源ユニットはオプションにより冗長化可能。サーバブレードを含め、ホットプラグに対応しており、工具を使わず電源を入れた状態で取り付け/取り外し作業が可能です。
サーバブレードに搭載のRAIDコントローラにより、ハードディスクを二重化するRAID1構成が可能です。
シャーシ内の状態を一元的に管理
「ServerView」を使用し、シャーシ内のファンや電源の稼働状況、温度や電圧の変位、各サーバブレードのCPU、メモリ、ハードディスクの稼働状況などのサーバステータスを確実に把握。障害が発生する前に予防処置が可能です。


ネットワークインフラに不可欠な高速・高可用ネットワーク
Gigabit-LANに対応
外部LAN(1000BASE-T)、内部LAN(サーバブレードスイッチブレード間接続1Gbps)共に高速Gigabit-LANをサポートしています。
冗長化により、ネットワークの可用性を向上しています。
高速・高可用ネットワーク図
ケーブルレス接続のため配線作業は不要
ブレードをシャーシに搭載すると同時にネットワーク結線もされるミドルプレーンコネクタを採用。サーバブレードとスイッチブレードの接続にLANケーブルが不要となるため、面倒なLANケーブルの配線作業が不要で、メンテナンス性も向上します。
VLAN(Virtual LAN)機能により、LANのセグメント化が可能。物理的な接続にとらわれない、柔軟なネットワーク構築が可能です。


用途に応じて選択が可能最新のOS / ドライバの提供
充実のOSをサポート
基幹システムに最適な「Windows Server™ 2003,Enterprise Edition」や「Red Hat Enterprise Linux AS / ES」など、マイクロソフト社、レッドハット株式会社の最新OSに対応しており、お客様の業務に応じて選択いただけます。


トラブルを未然に防止する最新ドライバの提供
「UpdateSite」を利用した安定稼働の実現
「UpdateSite」の利用により、最新の修正情報を検索し、適用することができます。トラブルを未然に防ぎ、システム管理者の負担を軽減します。
Windows環境 「UpdateSite」のご利用にあたり、「UpdateAdvisor」が必要となります。「UpdateAdvisor」はサーバ本体に標準添付しております。ご利用には、Azby Enterprise会員登録(無償)または、SupportDesk契約(有償)が必要です。
Linux環境 「UpdateSite」のご利用にあたり、「UpdateAdvisor」「UpdateManager」が必要となります。「UpdateAdvisor」「UpdateManager」は「UpdateSite」から入手できます。ご利用には、SupportDesk契約(有償)が必要です。対応ディストリビューションは以下です。Red Hat Enterprise Linux AS(v. 3)/ Red Hat Enterprise Linux ES(v. 3)/ Red Hat Enterprise Linux AS(v.2.1)/ Red Hat Enterprise Linux ES(v.2.1)




システム展開・保守用ソフトウェア「SystemcastWizard」により短時間・一括展開を実現(オプション)
SystemcastWizard Professional
OSのインストールや、アプリケーションを含めた構築済みシステム環境の大量展開を容易に実現するデプロイメントソフトウェアです。
1台のサーバ上に作成したマスタイメージを複数台のサーバに短時間で展開。初期導入時において、システムを一括して展開することが可能です。
業務拡大に伴うシステム拡張において、サーバの追加やソフトウェアの更新に柔軟に対応。システム導入から運用を、より効率化することが可能です。
大量一気配布図
マスタイメージを複数のサーバブレードにマルチキャストで配信。
個別情報(IPアドレス等)は自動的に設定。
一括配付するOSおよびアプリケーションのライセンスを事前に取得しておくことが必要。
メンテナンス図
ソフト・ハードのトラブル発生時にも管理コンソールからサーバブレードに対するOSの復旧/入替えを指示、簡単にシステム環境の再構築が可能。
業務の拡大/追加ニーズにも柔軟に対応することが可能。
SystemcastWizardのバージョン、動作環境等の最新情報は、以下を参照して下さい。
http://software.fujitsu.com/jp/scw-dcw/


ITリソースの全体最適化を実現する「Systemwalker Resource Coordinator」でブレードサーバを動的に追加
Systemwalker Resource Coordinator
IT基盤の構成/関係を可視化し、導入/設定、サーバ資源割当を自律化することにより、適切なITリソース環境を提供することができるリソース管理ソフトウェアです。大規模・複雑化するシステムの運用管理が容易になり、大幅な管理コストの削減が可能となります。
事前に複数業務で共用可能な予備リソース(サーバのプール化など)を準備し、業務の状態の変化や故障発生時の対応に、柔軟なサーバ割り当てが可能です。これにより、業務の縮退時間の短縮やリソース利用の効率化、性能問題の回避などが実現できます。
システム構築の際は、サーバに導入するシステムイメージ、ソフトウェア資源、ネットワーク設定情報などの事前準備のもとにSystemcastWizardと連携し、OSイメージのクローニングからスイッチブレードのVLAN設定までの自動化を実現し、工数削減・作業ミス防止を図ります。
Systemwalker Resource Coodinator概要図


「SupportDesk」によりシステムの安定稼働を実現(サービス)
保守・運用支援サービス「SupportDesk」では、ハードウェアの点検/修理とソフトウェアのトラブル/Q&Aに富士通サポートセンター(OSC(注1))の専門スタッフが対応。さらに、ハードウェアの障害予兆のリモート通報や、お客様専用ホームページでの運用ノウハウの提供など、充実したサービス内容でシステムの安定稼働を実現します。
(注1) OSC:One-stop Solution Center
『リモート通報機能』によるトラブルの未然防止/早期解決
「SupportDesk」ご契約により、『リモート通報機能』を標準提供します。ハードウェアの障害予兆/異常情報をOSCに自動通報。システム管理者に代わり通報情報を即座に解析、適切に対応することで、お客様システムのトラブル未然防止/早期解決を実現します。また、ソフトウェアトラブル発生直後の資料(ダンプなど)の採取・OSCへのE-mail送信も簡単な操作でおこなうことができますので、調査・解析時間の大幅な短縮が可能です。
サポート概要図