不正使用対策
|手のひら静脈センサー|スライド式静脈センサー|指紋センサー|NFC|スマートカード|人感センサー対応Webカメラ|BIOSパスワード|HDDパスワード|BIOSブートロゴ設定|SMARTACCESS / Basic|SMARTACCESS / Premium(別売り)+ Secure Login Box(別売り)|
手のひら静脈センサー
- 標準装備
- Q(注3)
- カスタムメイド
- U
- S
- P
- A(注1)
- Q(注2)
(注1)A746/R、A747/Rのみ対応。
(注2)Q736/Pのみ対応。
(注3)Q737/R-PVのみ対応。
- 《カンタン&セキュア》
最も安心で最も簡単な手のひら静脈認証が、面倒なパスワード入力から解放します。
システムへの不正アクセスや情報漏えいを防止するため、ID / パスワードによるログオン管理されるシステムが増加しています。また、以下のようなパスワード管理の厳格化が一般的に行なわれています。
- 桁数の増加、記号 / 文字 / 数字の組合せによる複雑化。
- システムごとの異なるパスワードの設定、パスワード有効期限の設定。
これにより利用者は、パスワードが覚えきれない、同じパスワードの使い回し、メモ書きによる管理等の生産性低下とセキュリティレベル低下が発生しています。手のひら静脈認証の導入により、利用者は面倒なパスワード入力から解放され、簡単な操作で最高レベルの認証精度を実現可能です。
富士通の手のひら静脈センサー
- 世界最小・最薄・最軽量の小型手のひら静脈センサーの搭載により、タブレット / パソコン内蔵「非接触型の静脈認証」を実現。(注)
(注)世界最小・最薄・最軽量。2017年8月現在、当社調べ。 - 最高水準の富士通独自の高速撮影技術・認証アルゴリズムで、読み取りセンサーに直接触れずに「かざす」だけの確実な個人認証を実現。すでに豊富な利用実績を誇る静脈認証により、高精度で高ユーザビリティ認証を実現。
- 身体状態に左右されず快適に認証可能。従来の指紋認証装置では読み取りづらかった乾燥や多汗な状態にも左右されることなく、快適に高精度認証が可能。安心感や使いやすさの点においても従来の問題点をクリアしました。
注1:静脈認証方法について
手のひら静脈センサーを使用して静脈認証をおこなうには、あらかじめ静脈情報を登録しておく必要があります。センサーの発光部から出た近赤外線を手に当て、その散乱光をセンサーの受光部で読み取ることによって、手のひら内部の静脈情報を読み出します。センサーにかざした手の静脈情報と、事前に登録された静脈情報が一致すると認証が完了します。
注2:SMARTACCESS / Premium(別売)を使用する場合は、手のひら静脈センサーがSMARTACCESS / Premiumでお使いになれるかを製品サイトでご確認ください。(注)パソコンによって、お使いになれるSMARTACCESS / Premiumのバージョンが異なります。
手のひら静脈認証の特長
1. 高い安全性
- 静脈は体の中の情報なので盗まれにくい。
2. 高い認証精度
- 『手のひら』は静脈本数が多く、かつ複雑に交差しており高い認証精度が可能です。
- 『手のひら』には幹線の太い血管がはしっており、寒さの影響を受けにくい。
3. 高い受容性
- 『手のひら』 は、誰でも、いつでも認証に使える部位です。
- 非接触で、衛生的かつ誰でも抵抗感なく使えます。
- 手をかざすだけの簡単な操作で認証が可能です。
利用者にとってのメリット
- 手のひらをかざす簡単な認証方式
- パスワードからの解放(パスワード代行入力機能)
- 業務効率の向上(シングルサインオン):一度の認証でアプリケーションに自動ログオン)
システム管理者のメリット
- イレギュラー対応の低減:手のひら静脈認証は受容性が高く、認証エラーが少ない
- パスワード問い合わせ / 再発行対応の低減
- カード破損 / 紛失時の再発行費用 / 工数の削減
経営者のメリット
- なりすまし防止(確実な個人特定)
- 誰が、いつ、どのシステムにログオンしたかといった認証ログの記録となりすまし防止により、不正アクセス等の犯罪の抑止効果がある。
スライド式静脈センサー(Slide Passport)
- 標準装備
- Q(注1)
(注1)Q507/R-SPのみ対応。
- タッチパネルをさっとなぞるスライド式静脈センサーで、簡単に本人認証が可能。
- タブレットの額縁に収納可能な小型センサー。
- タッチパネルのポイントに指をあて、横にスライドさせるだけで認証が可能。(注1)(注2)
注1:他の手のひら静脈認証センサーとのデータ互換はありません。
注2:本人認証ソリューション『SMARTACCESS/Premium』/『Secure Login Box』、手のひら静脈認証PCログオンソフトウェア『PalmSecure LOGONDIRECTOR』、本人認証基盤『AuthConductor Server』では使用できません。
指紋センサー
- 標準装備
- Q(注1)
- P(注5)
- S(注5)
- U(注3)(注5)
- V
- カスタムメイド
- Q(注6)
- E
- A(注2)
- U(注4)
(注1)Q507/RE、RB、Q508/SE、SB、Q737/R-PVを除く。
(注2)A577/RX、A576/RXを除く。
(注3)U937/Rのみ対応。
(注4)U937/Rを除く。
(注5)手のひら静脈センサー選択時は非搭載となります。
(注6)Q508/SBのみ対応。
指をスライドまたはタッチするだけで、簡単に本人認証が行えます。
各ユーザー固有の指紋を使うため、個人の特定に適し、盗難や忘却のない利便性に優れたセキュリティです。
- Windowsログオン認証やアプリケーションログオン認証に加え、BIOSパスワードと連携し、パスワード入力の代わりに指紋による認証が可能です。
- 富士通独自の「適応型特徴相関法」で指紋を特殊データ化するため、指紋の画像自体は保存されず、データからの指紋再現も不可能です。
- Secure Login Boxを使用すれば、ユーザー情報を一元管理でき、運用性が向上します。
注1:Secure Login Boxを使用するには別売ソフトのSMARTACCESS / Premiumが必要です。
注2:SMARTACCESS/Premium(別売)ではタッチ式指紋センサーをお使いいただけません。2017年12月販売開始・出荷予定の次版にて対応予定です。詳しくは、「SMARTACCESS」をご覧ください。
(注)パソコンによって、お使いになれるSMARTACCESS / Premiumのバージョンが異なります。
NFC
- カスタムメイド
- V
- Q(注1)
- S(注2)
- A(注3)
(注1)Q736/P、Q616/P、Q508/SB、Q507/RBのみ対応。
(注2)S936/Pのみ対応。
(注3)A746/R、A747/Rのみ対応。
カードを本体にタッチするだけで手軽に確実な認証が行えます。
非接触ICカード技術方式"NFC"に対応したリーダ/ライタを本体に内蔵。カードを本体にタッチするだけで手軽に確実な認証を行うことが可能です。
- 同カードは多用途に流用可能なため、社員証、入退室システム、食堂精算システム、そしてパソコンセキュリティ管理など、企業内の包括的なマネジメントシステムを構築できます。
注意:[パソコンセキュリティ管理としてご利用可能なデバイス] SMARTACCESS専用フォーマット処理済みの「FeliCa対応非接触 ICカード(SMARTACCESS用)」(FMFLC-C1)(注1)、モバイルFeliCa ICチップ搭載携帯電話(注2)。
(注1)本体にFeliCa対応カードは添付されません。
(注2)これらのデバイスを使用するにはSecure Login Box FMSE-C431とクライアントには別売ソフトのSMARTACCESS/Premiumが必要です。
「SMARTACCESS/Premium」の詳細な情報は製品ページをご確認ください。すべてのFeliCaカードについての動作保証はしておりません。
スマートカード
- 標準装備
- A(注1)
- カスタムメイド
- Q(注2)
- U
- P
- S
- E
(注1)A746/R、A747/Rのみ対応。
(注2)Q736/P、Q737/R、Q616/Pのみ対応。
「暗号鍵」や「証明書」をスマートカード内に格納し、カード所有者だけが安全に携帯できます。
ICチップ内蔵のカード内にセキュリティ情報を格納。SMARTACCESSを利用してIDやパスワードをカード内に格納することにより、カード所有者だけが安全にPCを利用することができます。
注意:暗号鍵や証明書を利用するためには、お客様で専用フォーマットのカードを用意して頂く必要があります。
人感センサー対応Webカメラ
- 標準装備
- U(注1)
- S(注1)
- カスタムメイド
- E
- A(注2)
- U(注3)
- S(注3)
(注1)U727/R、U747/R、U757/Rのタッチパネル搭載モデルのみ標準装備。
(注2)A577/RX、A576/RXを除く。
(注3)カスタムメイドでWebカメラを選択した場合のみ。
カメラで検出した顔と服の色を継続的に検知する(注)、富士通独自の技術「Sense YOU Technology Biz」を搭載。ログオン後に画面の前にいるユーザーを検知し、離席時に自動的に画面をオフ。利用したユーザーの画像保存も可能なので、盗み見防止や第三者による不正入力を防ぐことができます。パスワードやバイオメトリクス、カードによるログイン認証など、その他の認証機能に加えて在席時の本人検知を行うことで、より高度なセキュリティ運用を実現します。
(注)2017年1月現在、当社調べ。
BIOSパスワード
- 標準装備
- 全機種
OSの起動およびBIOSの設定変更をパスワードで制御。ユーザーパスワード、管理者用パスワードの2種類を用意。誤ったパスワードを3回入力すると警告音を発します。BIOSパスワード入力の代わりに、手のひら静脈センサーや指紋センサーと連携した認証が可能です(注)。
(注)バリューシリーズ除く。
HDDパスワード
- 標準装備
- 全機種(注)
(注)V567/R、Q507/RE、Q507/RBを除く。
HDDに直接パスワード設定し、起動時に照合します。HDDの盗難による情報漏えいや不正使用を防止します。
BIOSブートロゴ設定
- カスタムメイドプラスサービス(注)
(注)バリューシリーズ除く。
カスタムメイドプラスサービスにて、BIOS起動時のロゴをお客様指定の表示に変更可能です。BIOSブートロゴを設定することにより、転売目的の盗難を抑止できます。
SMARTACCESS / Basic
「SMARTACCESS/Basic」で、より確実な個人認証環境を実現します。
富士通独自のセキュリティソフト「SMARTACCESS/Basic」(標準添付(注))がさまざまなセキュリティ機器を統合して制御。
パソコンセキュリティへの先進の取り組みと、豊富な実績とノウハウで、高いセキュリティ環境を実現します。
(注)バリューシリーズには「SMARTACCESS」は添付されません。
- セキュリティ機器の利用
Windowsログオンやアプリケーションログオン時に、キーボード入力していたIDやパスワード入力をセキュリティ機器が代行します。忘却や漏えいなどの可能性が高いIDやパスワード入力を機器が代行することにより、より安全確実な個人認証環境が実現します。複数のID、パスワードの組み合わせを覚える必要もなくなり利便性も大幅に向上します。「SMARTACCESS/Basic」で利用可能な機器
- 手のひら静脈センサー
- スライド式静脈センサー
- 指紋センサー
- スマートカード
- NFC
- セキュリティチップ
- 使いやすい設定画面
指紋センサーやセキュリティチップなど、ハードウェアに関わらず共通の設定画面を採用し、操作性を大幅に強化しています。 - シングルサインオン
一度機器によるログオン認証を行えば、次にログオンするアプリケーション、業務システムへのログオンも機器が自動で代行。ログオンごとに認証を行う必要がなく、大幅に利便性が向上します。
Windowsログオン時や、個々のアプリ起動ごとに、手のひら静脈認証を実施
一度認証を行うことで他のアプリの認証作業を省略(自動でパスワード入力)
SMARTACCESS / Premium(別売) + Secure Login Box(別売)
「SMARTACCESS / Premium」と「Secure Login Box」を用いれば、生体情報やパスワードを一元管理できます。
- 複数のクライアント端末を利用する場合でも、端末ごとの登録が不要です。
- クライアント端末の入替に際しても、新たな登録が不要です。
SMARTACCESS / Premium
Secure Login Boxと連携し、ユーザー情報の一括管理など高度な認証ソリューションを実現します。
- SMARTACCESS / Premiumの詳細な情報は製品ページを参照ください。
Secure Login Box 〔型名:FMSE-C431〕
指紋・手のひら静脈データやFeliCa準拠カードを始めとするユーザー情報を一括管理することで 、安全で効率的なシステム運用を実現します(注1)。
(注1)本装置は標準2台構成になります。
- Secure Login Boxの詳細な情報は製品ページを参照ください。