このページの本文へ移動

本ページで紹介している機種は2014年10月発表のもので、現在発売されていないものも含まれています。 また価格や仕様、制度につきましては発表当時のものです。
法人向けパソコン 最新ラインナップ へ

信頼性

厳しい環境下での利用に耐えうる堅牢性、モバイル運用下でのデータ保護などタブレットに求められる信頼性を実現しました。

安心と信頼の日本製タブレットARROWS Tab 品質評価試験動画

堅牢性

タブレットの使用時に求められる厳しい環境での堅牢性を実現しています。

モバイル利用、屋外/生産現場などタブレットはより厳しい環境での使用が求められます。
富士通では、そのような様々な利用シーンにも耐えうる堅牢性を実現するために、厳しい試験を実施しています。

製品品質評価試験

Q704/H
Q704/PV
Q584/H
Q702/G
Q555/K64
Q555/K32

落下、振動、衝撃など、様々な項目について当社独自の厳しい評価基準で試験を実施しています。(注)
(注)本試験は製品の品質を評価するためのものであり、落下・加圧などによる無破損・無故障を保証するものではありません。

・落下試験75cmより落下 (注)Q584/H、Q555/K64、Q555/K32のみ実施
手から滑り落ちてしまった、机から落としてしまったなどの誤った落下を想定した試験です。
・衝撃試験装置のXYZ方向に対し、衝撃波を実施
持ち歩いている際に壁にぶつけたなどの装置に加わる衝撃を想定した試験です。
・振動試験装置のXYZ方向に対し、動作時・停止時と2種類の条件を実施
自動車や電車での移動・輸送時に加わる振動を想定した試験です。
・1点加圧試験前面・背面に荷重:35.7kgfで加圧 (注)Q584/H、Q555/K64、Q555/K32、のみ実施
表示部に手や肘をついてしまったなどの局部的な負荷を想定した試験です。
・全面加圧試験装置全体に200kgfの加圧
鞄の中に入れた時に押されたなどの装置全体に加わる負荷を想定した試験です。

落下試験

衝撃試験

振動試験

1点加圧試験(背面)

1点加圧試験(前面)

全面加圧試験

MIL-STD-810G試験を実施

Q704/H
Q584/H

アメリカ国防総省が規定する米軍採用規格(Military Specifications and Standards)試験レベルの耐久性、堅牢性を備えています。
富士通では第3者機関に委託し、下記のテストを実施しています。

MIL-STD-810Gのテスト内容

・振動車両による1,600kmの陸上輸送に相当する振動を与える
・落下122cm(注1)の高さから、18方向(各面、角、辺)の合板上に落下させる
(注1):Q704/Hの場合 91cm
[注]:本テストはデータの保全を確認するものであり、装置本体の破損を保証するものではありません。
・衝撃1軸1方向あたり3回(合計18回)の衝撃を与える
・粉塵防塵試験用粉塵の中に6時間さらす
・湿度湿度95%の環境に10日間さらす
・高度高度4,570mでの操作を再現する
・高温動作時50℃、非動作時70℃の高温環境にさらす
・低温動作時マイナス20℃、非動作時マイナス30℃の低温環境にさらす

[注]:本テストはデータの保全を確認するものであり、装置本体の機能・性能を保証するものではありません。

防水/防塵/耐薬品試験

Q704/H(注)
Q584/H

(注)Q704/Hの耐薬品機能はカスタムメイドです

防水/防塵/耐薬品機能のチェックのため各基準に沿った試験を実施しています。

・防水試験1.内径6.3mmの注水ノズルを使用し、約3mの距離から12.5L/分の水を最低3分間注水する条件であらゆる方向から噴流を照射(IPX5相当)
2.常温で水道水の水深1.5mのところに沈め、約30分間放置(IPX8相当)
・防塵試験粉塵にタルクを使用し、器具の内圧を大気圧よりも2kPa減圧した状態で8時間試験を行う。(IP5X相当)
・耐薬品試験使用薬品を含ませた布を装置で拭きます
使用薬品:1.IPA(イソプロピルアルコール)(99.7%) 2.エタノール(99.5%) 3.次亜塩素酸(1.0%)
[注]:機能・性能を保証するものではありません。

防水試験(IPX5相当)

防水試験(IPX7/8相当)

防塵試験

耐薬品試験

液晶パネルの保護

コンバーチブル型タブレットにおける液晶パネル保護のための工夫

(注)T734/Hのみ対応
液晶パネル保護のための工夫

  • 液晶バックカバー(天板)には適度な厚みのマグネシウム合金を使用。ボンネット構造で外圧に抵抗するのではなく、「柔よく剛を制す」の発想で適度にしなりを持たせることで、圧力を分散・吸収。また液晶パネルとの間に空間的ゆとりを確保し、圧力を直接液晶部分に伝えにくい設計として破損を防止しています。
  • 液晶パネルを衝撃吸収材などで保護したり、液晶パネルにかかる圧力を分散・緩和させる部品を採用するなどし、移動時など様々な負荷がかかる液晶パネルを的確に保護します。
  • 次へ

耐久性、堅牢性を高めた強靱なボディ。あらゆるビジネスシーンに、確かな信頼性を提供。
企業向けノートパソコンへの長年の取り組みによるノウハウと最新の技術により、ビジネスパソコンに求められる高い品質を追求しています。

信頼性を追求した、こだわりの堅牢設計

採用部品や本体ボディは豊富なノウハウと最新の技術を組み合わせて細部まで作り込み、評価をし、信頼性を高めています。

液晶

液晶パネルの保護

  • 液晶バックカバー(天板)には薄型、軽量ながらも頑丈なマグネシウム合金を使用することで、外圧からの液晶パネル割れを保護します。

液晶バックカバーへの一点加圧試験

バックカバー(天板)の外側の一点に荷重を加え、強度チェックを行います。

全面加圧実験

200kgfの全面加圧試験クリア(U、Sの各シリーズ)
注意:この試験は、加圧による無破損・無故障を保証するものではありません。

HDD

ハードディスクの振動・衝撃対策

ハードディスクの振動・衝撃対策 ハードディスクの周囲に緩衝剤を配置するなど、振動・衝撃対策を行っています。(注1)

HDDプロテクション(3D加速度センサー)

HDDプロテクション(3D加速度センサー) 〔Uシリーズ、Sシリーズ、E754/K、E744/K、E734/Kで対応〕
3D加速度センサーを搭載。PCの落下を感知し、衝撃が加わる前にハードディスクの磁気ヘッドを安全な場所に退避させます。これによりハードディスクのディスク表面への損傷を防ぎ、大切なデータを保護します。(注2)

ロード・アンロード機能付きHDD

ハードディスクにロード・アンロード機能を搭載。磁気ヘッド部を非読み込み時には収納できるようにし、万が一パソコンに衝撃が加わった際に回転ディスク表面を傷つけてしまう危険性を大幅に減らします。(注2)

ハードディスクへの磁気対策

パームレストとハードディスクの間に金属の防磁板を配置する等して、磁気による記録データへの影響を低減させます。(注3)

(注1)対策は機種ごと最適な方法を用いているため、機種により異なります。上図は2種類の緩衝材を使用している機種での対策の一例です。
(注2)すべての状況に対してハードディスクの破損防止やデータ保護を保証するものではありません。また、暗号化機能付フラッシュメモリディスク(SSD)選択時は利用できません。
(注3)対策は機種により異なります。

温度設計

空気の流れを考慮した温度設計

〔全機種対応〕
一番の熱源となるCPU、チップセット、メモリの効率的な放熱を可能にしました。

コネクター

DC-INコネクターの凹化

〔Eシリーズ、Aシリーズで対応〕
ACアダプター端子周辺部分を凹形状にし、端子の破損を防止します。

冷却

冷却用通風路のホコリ詰まり防止

〔Eシリーズ、Aシリーズで対応〕
冷却用のファンにつながる通風路にホコリが詰まると、パソコンが異常発熱や動作不安定を起こす原因となります。これを防ぐために、ホコリの詰まりを簡単にメンテナンスできるダストカバー構造を採用しています。また、CPU発熱と冷却用ファンの状態を検知するソフトウェアをプリインストールし、異常時には点検を促します。

製品評価試験

落下、振動、開閉の繰り返しなど、さまざまな項目を独自の厳しい評価基準でチェックしています。

衝撃試験

本体に衝撃をあたえ、動作のチェックを行います。

落下試験

本体を落下させ、本体強度のチェックを行います。

振動試験

本体に振動をあたえ、動作のチェックを行います。

繰返荷重試験

一定の荷重を繰り返し加えることにより、装置実装状態での各種部品への影響を確認します。

コネクター抜き挿し/引張試験

コネクター部の耐久性を確認するため、ACアダプター、USB、PCカードなどの各種インターフェースに対し、コネクター挿抜の繰り返しや、大きな力で引っ張るといった試験を行い、強度のチェックを行います。

転倒試験(動作時)

装置動作中に誤って転倒させた場合を想定し、HDD等への影響を確認します。

表示部開閉試験

液晶ディスプレイの開閉動作を繰り返し、破損などがないか、耐久性のチェックを行います。

  • 前へ

関連リンク