40周年に寄せて

支部長ご挨拶

~創立40周年から次の半世紀に向けて
「一人はみんなのために、みんなは勝利のために」~

FUJITSUファミリ会東海支部
支部長
(ジヤトコ株式会社CIO
/情報システム部長)

浅井様 FUJITSUファミリ会東海支部は2009年度で、創立40周年を迎えることができました。この5年間“ファミリ会ならではの活動”を目指して、ユーザ自身による先進的事例、改善事例の紹介、会員同士が自然に交流できる場作り、そして人材育成支援を積極的に行ってきた結果、参加された皆様からは高評価を得ることができました。また、会員皆様が自席で自由にセミナーを受講できる「インターネット配信」という新しいサービスにチャレンジして参りました。これは、会員の皆様はもちろんのこと、大勢の方々のご協力とご支援の賜物と深く感謝しております。
2009年のキーワードは「Change」でした。2010年以降は「変化を知り、変化に素早く対応する」つまり「Challenge」が重要と思います。ITが経営に果たす役割が一層重要となっている今日のビジネス環境において、ITは「経営の武器」としてビジネスプロセス改革から情報の有効活用へと領域を広げていくことが求められています。しかし、リーマンショックに端を発した世界的不況の中で、多くの企業はIT投資を抑制せざるを得ない状況になっています。今後企業経営を左右するIT投資はどうあるべきかが問われています。今私たちは歴史の転換点に立っています。『愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ』という名言がありますが、経験を学ぶのも大変です。一人で多くの経験や変化を知るには限界があり時間を要します。多くの経験を学び、変化の気づきの場がファミリ会ではないでしょうか?
「One for all, all for one」「一人はみんなのために、みんなは一人のために」。チームプレーの大切さを表す言葉として有名です。ただ、本当の意味は「一人はみんなのために、みんなは勝利のために」が正しいそうです。会員皆様一人一人が主役となり、自ら参加する勇気、自ら情報提供・提案する勇気、そして活用推進する勇気持って、相乗効果を発揮して次の半世紀に向けて更なる発展をして行こうではありませんか。会員皆様の更なるご支援、ご協力をお願いします。
最後になりましたが、会員皆様方企業のご発展をお祈り申しあげます。