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本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

 

Japan

 

留意事項一覧(Windows Server 2003 SP2)

サーバ本体の留意事項一覧
留意事項番号 対象機種 現象 対策
H1 TX150FT S2
TX150FT S4
TX200FT
TX200FT S2
システムが起動できません。 Windows Server 2003 SP2 を適用するには「PRIMERGY FT モデルアップグレードキット everRun ソフトウェア V7.1 SP1」の適用が必要です。詳細は、PRIMERGY FTモデル留意事項をご参照ください。
H2 RX800 システム起動時にリセットが発生します。 <2004年3月モデル(PGR8012AA,PGR8014AA)の場合>
1)「SP1適用済のWindows Server 2003のCD」をご使用の場合は、手動でインストールしてください。(ServerStartを使用しないでください。)
OSをインストールする際、HALは「SP1適用済のWindows Server 2003のCD」のHALが適用されます。(ServerStartに同梱されているHALは使用しないでください。)
2)Windows Server 2003がインストールされているシステムへは、対応版のHAL V1.41をダウンロード検索より入手して適用後にSP2を適用してください。

<2004年8月モデル(PGR8018AA)の場合>
1)「SP1適用済のWindows Server 2003のCD」をご使用の場合は、手動でインストールしてください。(ServerStartを使用しないでください。)
2)Windows Server 2003がインストールされているシステムにSP2を適用する場合は、ServerStartに同梱されているHALを適用後にSP2を適用してください。
(ServerStartに同梱されているHALの適用方法はユーザーズガイドをご参照ください。)

<2005年7月モデル(PGR8018AA2)以降の場合>
問題は発生しません。
H5 T850 システム起動時にリセットが発生します。 Windows Server 2003がインストールされているシステムへは、対応版のHAL V1.41をダウンロード検索より入手して適用後にSP2を適用してください。
「SP1適用済のWindows Server 2003のCD」からOSをインストールする場合は、問題ありません。
H6 RXI600
RXI300
32bitアプリを動作させた場合、特定の命令セット実行時に正しい結果にならない。 PRIMERGY RXI600 / PRIMERGY RXI300にて32bitアプリケーションから特定の命令セットを実行した場合に発生します。
詳細に関してはMicrosoft社のKB情報を参照ください。また修正適用に関しては、お使いの言語を確認し、修正モジュールをダウンロードして適用してください。
H8

以下のサーバのオンボードLAN

TX120 / TX120W
RX100 S4
TX150 S5 / TX150W S5
RX200 S3
TX150 S4 / TX150W S4
RX300 S3
RX300 S2
TX200 S2 / TX200W S2
RX600 S3
RX600 S2
RX800
RX300
TX600
TX200
TX150FT S4
TX200FT S2
TX200FT

オンボードLANドライバ & Broadcom Advanced Control Suite for Windows2000 / 2003 V9.81 / V9.7.4より前のドライバは、SP2を未サポートです。 オンボードLANドライバ & Broadcom Advanced Control Suite for Windows2000 / 2003 V9.81 / V9.7.4以降をダウンロード検索より入手しご使用ください。
H9

以下のサーバのオンボードLAN

RX200 S2
TX200 S3
BX620 S2
RX100 S2
TX150 S2
ECONEL40
RX200
RX100
BX660
TX150
ECONEL30
T850
R450
P250
L250
L100E
H450
C150E
TX150FT S2
Onboard / PG-18xx / 28xx / PG-LND10x LAN Driver & Intel® PROSet for Windows2000 & Windows2003 V11.2 より前のドライバは、SP2を未サポートです。 Onboard / PG-18xx / 28xx / PG-LND10x LAN Driver & Intel® PROSet for Windows2000 & Windows2003 V11.2以降をダウンロード検索より入手しご使用ください。
H10

以下のサーバのオンボードLAN

BX620 S3
オンボードLANドライバ for Windows 2000 / 2003 V2.8.13 / Broadcom Advanced Control Suite V9.5.8 より前のドライバはSP2を未サポートです。
オンボードLANドライバ for Windows 2000 / 2003 V2.8.13 / Broadcom Advanced Control Suite V9.5.8 以降をダウンロード検索より入手しご使用ください。
H11 RX100 S3 / RX100W S3 オンボードLAN & Broadcom Advanced Control Suite for Windows 2000 / 2003 / 2003(x64) V9.25 / V9.01より前のドライバはSP2を未サポートです。 オンボードLAN & Broadcom Advanced Control Suite for Windows 2000 / 2003 / 2003(x64) V9.25 / V9.01以降をダウンロード検索より入手しご使用ください。
H12 MS610
ES320
ES210
ES200
TS225
TS125
TS220
TS120
ServerViewが添付されていないため、SP2を未サポートです。 ServerViewが添付されていないため、対象装置についてはSP2のサポート対象外です。
周辺機器の留意事項一覧
留意事項番号 対象機種 現象 対策
P3 UPS添付UPS管理ソフトウェア
(NetpowerView F V5.0)
NetpowerView F V5.0はご使用できません。 NetpowerView F V5.0は、V5.3にアップデートする必要があります。なお、V5.0の設定を自動的に引き継ぐことができませんので、手動で再度設定が必要です。NetpowerView F V5.0からV5.3へのアップデートプログラムをダウンロードしてご使用ください。
P4 UPS添付UPS管理ソフトウェア
(NetpowerView F V5.3)
ファイアーウォール機能有効時、NetpowerView F V5.3が使用するポートが塞がれていると、以下の問題が発生します。
1)UPSモニタプログラムとUPS管理プログラムの通信が出来ないため、UPSの状態表示 / 設定が行えません。
2)UPS管理プログラムとRCCMDの通信が出来ないため、RCCMDスレーブサーバのシャットダウンが行えません。
ファイアウォール機能有効時は、下記のとおり対象サーバの該当ポートを事前に開けてください。
1)対象サーバ : UPS管理プログラムインストールサーバ
ポート番号 : 5769 (TCP、UPS管理プログラム初期値)
理由 : UPSモニタプログラムとUPS管理プログラムの通信に使用しています。
ただし、設定変更している場合は、変更後のポート番号を開けてください。
2)対象サーバ : RCCMDインストールサーバ
ポート番号 : 6003 (TCP、RCCMD初期値)
理由 : UPS管理プログラムとRCCMDの通信に使用しています。
ただし、設定変更している場合は、変更後のポート番号を開けてください。
P5 GP5-163 / PG-1631
GP5-165 / PG-1651
通信カード(WAN)ドライバのインストールを行った場合、「ファームダンプ情報格納ファイル名」の初期設定が固定の名称(F3QGCCP.DMP)となります。従来の初期設定は、F3gqXXXX.DMP(XXXXはアダプタ番号)という名称で、通信カード(WAN)ごとに異なる名称でした。
[発生条件]
Windows Server 2003 SP2を適用したコンピュータにおいて、左記の通信カード(WAN)のドライバのインストールを行うと発生します。
なお、通信カード(WAN)ドライバのインストール後にWindows Server 2003 SP2の適用を行った場合は、本現象は発生しません。
複数枚の通信カード(WAN)を装着するときは、以下の手順で「ファームダンプ情報格納ファイル名」を修正してください。

手順

1.管理者権限(Administratorなど)でコンピュータにログオンします。
2.デバイスマネージャから、ネットワーク アダプタにある以下のアダプタのプロパティを起動します。
"Fujitsu Communication Card FMV-1671/GP5-163 (PCI)"
"Fujitsu Communication Card FMV-1672/PG-1631 (PCI)"
"Fujitsu ISDN Card FMV-1661/GP5-165 (PCI)"
"Fujitsu ISDN Card FMV-1662/PG-1651 (PCI)"
3.詳細設定のシートで「ファームダンプ情報格納ファイル名」の初期設定を「F3QGCCP.DMP」から他のアダプタと重ならない名称に変更してください。
4.設定完了後、[OK]ボタンにより終了してください。
P6 LANカード
GP5-185
GP5-188
GP5-189
GP5-189B
PG-185
PG-1853
PG-1853L
PG-1852
PG-1851
PG-1862
PG-1861
PG-1871
PG-1871L
PG-188
PG-1882
PG-1882L
PG-1881
PG-1881L
PG-189
PG-1892
PG-1892L
PG-1891
PG-1891L
PG-286
PG-2861
PG-2861L
PG-289
PG-289L
PG-LND101
PG-LND102
LANカードで、リンクダウンが発生したとき、タスクバーにリンクダウンのエラーが表示されるが、以下の場合、リンクが復旧してもリンクダウンのエラー表示が消えない。
- LANカードがPROSetやBACSを使用してTeamに組み込まれている時
リンクが復旧後、以下の手順を実施すれば、エラー表示は消えます。
1)エラー復旧後、タスクバーのエラー表示をクリックして、「ネットワーク接続」のプロパティ画面を表示させる。
2)プロパティ画面を最新情報に更新する。
P7 ETERNUS6000 /
3000 / 3000モデル50 /
GR710 / GR720 / GR730 / GR740 / GR820 / GR840
Windows Server 2003 SP1+MSCS+ETERNUSマルチパスドライバ V2.0の環境で片方のコントローラが閉塞すると異常終了する場合がある」
ETERNUSマルチパスドライバ V2.0L10は、SP1が適用されたWindows Server 2003のMSCSをサポートしておりません。
片方のパスに異常が発生した場合、パス切り替えに失敗して、アプリケーションが異常終了する場合があります。
MSCSをお使いのお客様は ETERNUSマルチパスドライバ(版数V2.0L11以降)を使用してください。ETERNUSマルチパスドライバV2.0L11の入手方法は一般購入のみとなります。
P8 LANカード
PG-185
PG-1853
PG-1853L
PG-1852
PG-1851
PG-1862
PG-1861
PG-1871
PG-1871L
PG-188
PG-1882
PG-1882L
PG-1881
PG-1881L
PG-189
PG-1892
PG-1892L
PG-1891
PG-1891L
PG-286
PG-2861
PG-2861L
PG-289
PG-289L
PG-LND101
PG-LND102
Onboard / PG-18xx / 28xx / PG-LND10x LAN Driver & Intel® PROSet for Windows2000 & Windows2003 V11.2 より前のドライバは、SP2を未サポートです。 Onboard / PG-18xx / 28xx / PG-LND10x LAN Driver & Intel® PROSet for Windows2000 & Windows2003 V11.2以降をダウンロード検索より入手しご使用ください。
P9 PG-FC202 Storport Miniport Driver V1.20a3以降のご使用を推奨いたします。 FCカードを新規に導入される場合は、Storport Miniport Driver V1.20a3以降のご使用を推奨いたします。なお、Storport Miniport Driver V1.20a3はダウンロード検索より入手しご使用ください。
すでに、SCSIport Miniport Driverをご利用の場合、SCSIport Miniport Driverから、Storport Miniport Driverへの切り替えを推奨いたします。なお、SCSIport Miniport Driver V5.30a2をご利用の場合は、そのまま継続してお使いいただくこともできます。
P10 PG-FC105
PG-FC106
PG-FC107
PG-FC201
Storport Miniport Driver V1.10a4以降のご使用を推奨いたします。 FCカードを新規に導入される場合は、Storport Miniport Driver V1.10a4以降のご使用を推奨いたします。なお、Storport Miniport Driver V1.10a4はダウンロード検索より入手しご使用ください。
すでに、SCSIport Miniport Driverをご利用の場合、SCSIport Miniport Driverから、Storport Miniport Driverへの切り替えを推奨いたします。なお、SCSIport Miniport Driver V5.20a8をご利用の場合は、そのまま継続してお使いいただくこともできます。
P11 PG-FCD101
PG-FCD102
STOR Port Driver V9.0.2.17以降のご使用を推奨いたします。 FCカードを新規に導入される場合は、STOR Port Driver V9.0.2.17以降のご使用を推奨いたします。なお、STOR Port Driver V9.0.2.17はダウンロード検索より入手しご使用ください。
すでに、SCSI Port Driverをご利用の場合、SCSI Port Driverから、STOR Port Driverへの切り替えを推奨いたします。なお、SCSI Port Driver V9.0.2.12をご利用の場合は、そのまま継続してお使いいただくこともできます。
P12 GP5-162 GP5-162ドライバ V4.1L10より前のドライバは、SP2未サポートです。 GP5-162ドライバ V4.1L10以降をご使用ください。GP5-162ドライバ V4.1L10は、ダウンロード検索より入手しご使用ください。
サーバ添付ソフトウェアの留意事項一覧
留意事項番号 対象機種 現象 対策
S1 Chronoworker / S
(添付される全機種に該当)
Windows Server 2003のWindowsファイアウォール機能を「有効」に設定したマシンで、Chronoworker / SのSNTPサーバ機能を起動した場合、起動モードにより以下の現象となります。
・スタートアップモードの場合
Windowsの「セキュリティの重要な警告」の確認ウインドウが表示されます。ここで「ブロックを解除する」以外を選択した場合、SNTPクライアントからの時刻同期ができなくなります。
・サービスモードの場合
SNTPクライアントからの時刻同期ができなくなります(確認ウインドウは表示されません)。
Windows Server 2003のWindowsファイアウォール機能を「有効」に設定したマシンで、Chronoworker / SのSNTPサーバ機能を運用する場合、以下の設定追加を行ってください。

1) Windowsファイアウォールの設定画面で、「詳細設定」タブを選択。
2) [ローカルエリア接続]を選択して「設定」ボタンをクリック。
3) 「サービス」タブにて「追加」ボタンをクリック。
4) 以下の内容でサービスを追加し、「OK」をクリック。
サービスの説明 “ChronoNTService”
名前またはIPアドレス 使用するIPアドレスまたはホスト名
外部ポート番号 “123”
内部ポート番号 “123”
TCPまたはUDP “UDP”をチェック
5) 追加されたサービス“ChronoNTService”をチェックし、「OK」をクリック。
S2 ServerView
SP2サポート全機種で該当
ファイアーウォール機能有効時、ServerViewが使用するポートが塞がれていると、以下の問題が発生します。
1)ServerViewコンソールから監視サーバのステータスアイコンが管理不可能になります。
2)Alarm Service, Web Extension, Archive Manager, Export Managerの画面がWebBrowserに正しく表示されません。
ファイアーウォール機能有効時は、下記のとおり対象システムの該当ポートを事前に開けてください。
1)監視対象サーバ
ポート番号:161(TCP / UDP, SNMP)
理由:ServerViewコンソールからSNMPで監視対象システムを監視するため。

2)ServerViewコンソール、Web Extensionをインストールした装置
ポート番号:162(TCP / UDP, SNMP Trap)
理由:監視対象システムからのSNMP TrapをServerViewコンソール(Alarm Service含)にて受信するため。

ポート番号:3169(TCP, HTTP(Apache))3170(TCP, HTTPS(Apache))
理由:WebServer (Apache)経由で動作するServerViewのコンポーネント(Web Extension, Alarm Service等)を正しく動作させるため。
注) ServerViewインストール時に、Apache2 / ServerView Web Serviceを選択した場合のみ、本ポートを開けてください。

ポート番号:80 (TCP, HTTP(IIS)) 443 (TCP, HTTPS(IIS))
理由:WebServer(IIS)経由で動作するServerViewのコンポーネント(Web Extension, Alarm Service等)を正しく動作させるため
注) ServerViewインストール時に、IISを選択した場合のみ、本ポートを開けてください。

S3 ServerView
RemoteControlService
SP2サポート全機種で該当
ファイアーウォール機能を有効にしている状態でRemoteControlServiceを起動すると、"名前(N): RemoteControlService FE Vx.xx.xx"といった「Windows セキュリティの重要な警告」の確認ウインドウが表示される場合があります。

(Vx.xx.xxは、お使いのRemoteControlServiceのバージョンになります。)

(補足)RemoteControlServiceは、ServerViewに含まれる遠隔制御用のソフトです。

「セキュリティの重要な警告」の確認ウインドウで、「ブロックを解除する」を選択してください。
S4 ServerView
SP2サポート全機種で該当
ファイアーウォール機能を有効にしている状態でServerViewのインストールを行うと、"名前(N):Apache HTTP Server "といった「Windows セキュリティの重要な警告」の確認ウィンドウが表示される場合があります。 「セキュリティの重要な警告」の確認ウインドウで、「ブロックを解除する」を選択してください。
S5 PowerMANagement エージェント側にWindows Server 2003 SP1を適用し、Windowsファイアウォール機能を有効にするとコンソール側の運用設定画面でWakeup on LANエージェントに接続しようとしても以下のメッセージが表示され接続に失敗します。
「接続しているコンピュータとの通信に失敗しました。」
以下の[対処方法]の手順に従い、Windowsファイアウォールの例外リストの登録を行うと、その後は発生しません。
[対処方法]
以下の手順でWindowsファイアウォールの例外リストの登録を行います。
手順
1.Wakeup on LANエージェント側のWindowsファイアウォールを起動します。
2."例外"タブの"プログラムの追加"をクリックします。
3."参照"をクリックし、下記ファイル(インストールディレクトリデフォルト時の場合)を選択します。
C:\PMANSUB\NT_SRV2.EXE
4."OK"で例外リストの登録追加します。
S6 PowerMANagement エージェント側にWindows Server 2003 SP1を適用し、Windowsファイアウォール機能 を有効にするとコンソール側の電源制御画面からエージェントの電源切断を実行しても以下のメッセージが表示され電源切断に失敗します。

「要求タイムアウト」
以下の[対処方法]の手順に従い、Windowsファイアウォールの例外リストの登録を行うと、その後は発生しません。
すでに「Power MANagement for Windowsのコンソール(運用設定 / 運用設定32)からWakeup on LANエージェントへの接続について」の対処を実行済みの場合は、この現象は発生しません。

[対処方法]
以下の手順でWindowsファイアウォールの例外リストの登録を行います。
手順
1.Wakeup on LANエージェント側のWindowsファイアウォールを起動します。
2."例外"タブの"プログラムの追加"をクリックします。
3."参照"をクリックし、下記ファイル(インストールディレクトリデフォルト時の場合)を選択します。
C:\PMANSUB\NT_SRV2.EXE
4."OK"で例外リストの登録追加します。
S7 REMCSエージェント
(SP1サポート対象のサーバ全て。REMCSエージェント V3.1L22A以降で該当。)
環境変数のPATH長が1023文字を超えて設定されている環境ではREMCSエージェントの導入チェック画面に、以下のメッセージが表示されて、REMCSエージェントをインストールできません。

「REMCSの環境変数を追加することができません。[NG]」

1)REMCSエージェントが必要とするパス長(下記)を含めて、環境変数のPATH長が1023文字以下になるように、不要なパス情報を削除してください。

環境変数のPATH長の確認方法)
1. スタート→[ファイル名を指定して実行]を選択します。
2. 「名前」に”cmd”を入力し、[OK]をクリックします。(コマンドライン画面が表示されます。)
3. コマンドライン画面から、以下のコマンドを実行します。
  PATH
4. コマンドライン画面に表示される文字数を数えてください。

不要なパス情報の削除方法)
1. コントロールパネルからシステムを実行します。(システムのプロパティ画面が表示されます。)
2. [詳細設定]をクリックします。
3. [環境変数]をクリックします。(環境変数画面が表示されます。)
4. システム環境変数のリストにある、Pathを選択して、[編集]をクリックします。
(システム変数の編集画面が表示されます。)
5. 変数値欄で、不要なパス情報を削除します。
6. システム変数の編集画面の[OK]をクリックします。
7. 環境変数画面の[OK]をクリックします。
8. システムのプロパティ画面の[OK]をクリックします。

2)問題を解決したREMCSエージェントV3.1L24以降をお使いください。

[補足]
・REMCSエージェントをインストールするとき、環境変数のPATHに、REMCSエージェントが必要とするパスを追加するための空き領域が必要です。
・REMCSエージェントが必要とするパス長は、185文字です。
・REMCSエージェントが必要とするパス(システムドライブがCドライブのとき)

C:\Program Files\Common Files\Fujitsu;
C:\Program Files\SS-Agent\MpWalker.RM\Bin;
C:\Program Files\Fujitsu\F5ep00Evan;
C:\Program Files\Fujitsu\RMSLIB;
C:\Program Files\Fujitsu\Sirms;
S8 PROBEPRO V2.0L30(Windows Server 2003対応版) PROBEPROインストール時に表示される「検索パスの追加」ダイアログボックスで「はい」を選択したときに、現在のPATHの文字数+PROBEPROインストールPATH文字数の合計が1023文字を超える場合、下記内容のダイアログが表示されインストールに失敗します。

問題
 環境変数PATHの設定に失敗しました。環境変数を調査してください。

PATHの文字数+PROBEPROインストールPATH文字数が1023文字を超えるような環境では、インストール時に表示される「検索パスの追加」ダイアログボックスで、「いいえ」を選択し、環境変数へのPATHの登録を行わないようにしてください。
環境変数へPROBEPROのPATHを登録しなくても、PROBEPROの動作には影響ありません。

補足
「検索パスの追加」ダイアログボックスで「はい」を選択した場合に追加されるPATHは、PROBEPROがインストールされるPATHのみです。
通常は
c:\Program Files\Fujitsu\PROBEPRO
になります。
S9 ServerView RAID
SP2サポート全機種で該当

ServerView RAIDインストール済みのService Pack未適用環境にSP2をインストールすると、次回OS起動後に下記エラーがログされます。
本事象はService Pack未適用環境にSP1またはSP2を適用した場合に発生します。SP1からSP2の場合は発生しません。また、SP2適用後にServerView RAIDをインストールした場合も発生しません。

ソース:Fujitsu ServerView Services
ID:3
メッセージ:
ServerView received the following alarm from server. [サーバ名]:
Adapter [コントローラ名]: Physical drive ([ドライブ番号]) missing after reboot (Server [サーバ名])

ソース:Fujitsu ServerView Services
ID:3
メッセージ:
ServerView received the following alarm from server. [サーバ名]:
Adapter [コントローラ名]: Logical drive ([ドライブ番号]) missing after reboot (Server [サーバ名])

本エラーはService Pack 2適用直後のOS起動後のみ発生します。アレイの状態が正常であれば、以降の起動では発生しませんので、エラーは無視してください。
S10 REMCSエージェント
(SP2サポート対象のサーバ全て。REMCSエージェント V3.1L27以降で該当。)
イベントログ使用率が閾値を超過してもメッセージがセンタに通報されません。

以下の操作手順に従い、イベントログ設定を[イベントを上書きしない]以外にしてイベントログ使用率監視が不要となる環境にしてください。イベントログ使用率監視は[イベントを上書きしない]設定の場合にのみ動作します。

<操作手順>
1. 「スタート」→「管理ツール」→「イベントビューア」の順にクリックする。
2. ツリーの[システム]を右クリック、プロパティをクリックする。
3. [ログ サイズが最大値に達したときの操作]で
・[必要に応じてイベントを上書きする]または
・[イベントを上書きする xx 日経過後]
をチェックし、[適用]、[OK]をクリックする。
4. ツリーの[アプリケーション]を右クリック、プロパティをクリックする。
5. [ログ サイズが最大値に達したときの操作]で
・[必要に応じてイベントを上書きする]または
・[イベントを上書きする xx 日経過後]
をチェックし、[適用]、[OK]をクリックする。
6. イベントビューアを閉じる。