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本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

 

Japan

 

留意事項一覧

サーバ本体の留意事項一覧
留意事項番号 対象機種 現象 対策
H1 TX150FT S4 Windows Server 2003 R2はサポートしていません。 既に出荷されているタイプについてはWindows Server 2003 R2をサポートしません。詳細は「PRIMERGY FTモデルのお知らせ」をご参照ください。
H2 RX800 システム起動時にリセットが発生します。 「Windows Server 2003 R2のCD」をご使用の場合は、手動でインストールしてください。(ServerStartを使用しないでください。)
OSをインストールする際、HALは「Windows Server 2003 R2のCD」のHALが適用されます。(ServerStartに同梱されているHALは使用しないでください。)

 

 

H3 TX150FT S2
TX200FT
TX200FT S2
Windows Server 2003 R2はサポートしていません。 既に出荷されているタイプについてはWindows Server 2003 R2をサポートしません。
H4 BX620 S2
RX200 S2
RX100
RX100 S2
RX200
ECONEL40
TX150
TX150 S2
10Mbpsの通信速度でLANのリンクを確立し、リンク完了のイベントログを格納すると、「イベントログが壊れています」と表示され、その後全てのシステム・イベントログを見ることができなくなります。この事象が発生してもLANの通信は正常に動作します。10Mbps以外の通信速度でリンクを確立した場合はこの現象は発生しません。 下記の対処を行ってください。
・今後も10Mbpsの環境で運用する可能性がある場合
Microsoft社の修正プログラムを適用後、イベントログを再作成してください。
詳細についてはMicrosoft社 KB情報を参照してください。

ソフトサポート契約がある方は契約窓口にお問い合わせください。

・10Mbpsの環境で運用しない場合
修正プログラムの適用は不要ですが、イベントログを再作成してください。

<イベントログの再作成手順>
1.[コンピュータの管理][イベント ビューア]を選択する。
2.[システム]を右クリックし、[すべてのイベントログを消去(c)]を選択する。
3.「消去する前に”システム”を保存しますか?」と表示されたら、[はい]または[いいえ]を選択する。
H5 B125
B225
BX300
BX600
BX620 S2
BX660
C150
C150E
C200
Econel30
Econel40
F200
F250
H250
H450
L100
L100E
L200
L250
P200
P250
R450
RX100
RX100 S2
RX100 S3
RX200
RX200 S2
RX300
RX300 S2
RX600 S2
RX800
T850
TX150
TX150 S2
TX150 S4
TX150FT S4
TX200
TX200 S2
TX600
Windows 2003 R2の追加機能としてハードウェア管理機能をサポートしているが、正常に動作しない。
<現象>
1.IPMIドライバーが動作しない。
2.エラーを発生させて直ぐにBIOSにログされるが、OSのイベントログに転送されるのが2~3時間後となる。
3.エラーを発生させて直ぐにBIOSにログされるが、OSのイベントログに転送されない。
4.イベントログにMicrosoft汎用IPMII準拠デバイス開始できませんのメッセージを出力。
5.イベントログにIPMI BMCタイムアウトのため通信できずのメッセージを出力。
Windows2003 R2追加機能のハードウェア管理機能は使用しないでください。PRIMERGYに添付されているServerViewを使用願います。
H6 RX100S2 ServerViewのBaseboard監視においてCPUタイプが誤表示される。
(誤):D1ntium 4 Processor
(正):Pentium 4 Processor
CPUタイプについて誤表示されますが、動作には支障ありません。
H7 BX300 ServerViewのBaseboard監視においてCPUタイプが誤表示される。
(誤):Pentium 4 Pro
(正):Pentium M
CPUタイプについて誤表示されますが、動作には支障ありません。
H8 H200 Disc1を入れてOSインストールを開始すると、下記のエラーメッセージが表示されOSインストールが実施できない。
「NTLDR is corrupt. The system cannot boot.」
H200はWindows Server 2003 R2をサポートしません。
周辺機器の留意事項一覧
留意事項番号 対象機種 現象 対策
P1 PG-FC106 / 105 FCドライバの動作に必須のユーティリティ(HBAnyware)が正常に動作しない。 FCドライバ(V5.20a8)をダウンロード検索より入手して適用ください。
P2 UPS添付UPS管理ソフトウェア
(NetpowerView F V5.0)
NetpowerView F V5.0はご使用できません。 NetpowerView F V5.0は、V5.3にアップデートする必要があります。なお、V5.0の設定を自動的に引き継ぐことができませんので、手動で再度設定が必要です。NetpowerView F V5.0からV5.3へのアップデートプログラムをダウンロードしてご使用ください。
P3 UPS添付UPS管理ソフトウェア
(NetpowerView F V5.3)
ファイアーウォール機能有効時、NetpowerView F V5.3が使用するポートが塞がれていると、以下の問題が発生します。
1)UPSモニタプログラムとUPS管理プログラムの通信が出来ないため、UPSの状態表示/設定が行えません。
2)UPS管理プログラムとRCCMDの通信が出来ないため、RCCMDスレーブサーバのシャットダウンが行えません。
ファイアーウォール機能有効時は、下記のとおり対象サーバの該当ポートを事前に開けてください。
1)対象サーバ:UPS管理プログラムインストールサーバ
ポート番号:5769 (TCP、UPS管理プログラム初期値)
理由:UPSモニタプログラムとUPS管理プログラムの通信に使用しています。
ただし、設定変更している場合は、変更後のポート番号を開けてください。
2)対象サーバ:RCCMDインストールサーバ
ポート番号:6003 (TCP、RCCMD初期値)
理由:UPS管理プログラムとRCCMDの通信に使用しています。
ただし、設定変更している場合は、変更後のポート番号を開けてください。
P4 通信カードV/X
GP5-163 / PG-1631
ISDNカード
GP5-165 / PG-1651
通信カード(WAN)ドライバのインストールを行った場合、「ファームダンプ情報格納ファイル名」の初期設定が固定の名称(F3QGCCP.DMP)となります。従来の初期設定は、F3gqXXXX.DMP(XXXXはアダプタ番号)という名称で、通信カード(WAN)ごとに異なる名称でした。
[発生条件]
Windows Server 2003 R2を適用したコンピュータにおいて、左記の通信カード(WAN)のドライバのインストールを行うと発生します。
なお、通信カード(WAN)ドライバのインストール後にWindows Server 2003 R2の適用を行った場合は、本現象は発生しません。
複数枚の通信カード(WAN)を装着するときは、「ファームダンプ情報格納ファイル名」を修正してください。
手順
1.管理者権限(Administratorなど)でコンピュータにログオンします。
2.デバイスマネージャーから、ネットワークアダプターにある以下のアダプターのプロパティを起動します。
"Fujitsu Communication Card FMV-1671 / GP5-163 (PCI)"
"Fujitsu Communication Card FMV-1672 / PG-1631 (PCI)"
"Fujitsu ISDN Card FMV-1661 / GP5-165 (PCI)"
"Fujitsu ISDN Card FMV-1662 / PG-1651 (PCI)"
3.詳細設定のシートで「ファームダンプ情報格納ファイル名」の初期設定を
「F3QGCCP.DMP」から他のアダプターと重ならない名称に変更してください。
4.設定完了後、[OK]ボタンにより終了してください。
P5 LANカード
PG-185 / PG-1851 / PG-1852 /
PG-189 / PG-1861 / PG-1862 /
PG-1871(L) / PG-1881 / PG-1881L /
PG-1882(L) / PG-188 / PG-1891 /
PG-1891L / PG-1892 / PG-1892L / PG-286
LANカードで、リンクダウンが発生したとき、タスクバーにリンクダウンのエラーが表示されるが、以下の場合、リンクが復旧してもリンクダウンのエラー表示が消えない。
LANカードがPROSetやBACSを使用してTeamに組み込まれている時
FTモデルで CoServer OSのLANポートがTCP / IPをバインドしていない時
リンクが復旧後、以下の手順を実施すれば、エラー表示は消えます。
1)エラー復旧後、タスクバーのエラー表示をクリックして、「ネットワーク接続」のプロパティ画面を表示させる。
2)プロパティ画面を最新情報に更新する。
P6 ETERNUS6000 / 3000 / 3000モデル50 /
GR710 / GR720 / GR730 / GR740 / GR820 / GR840
「Windows Server 2003 R2+MSCS+ETERNUSマルチパスドライバ V2.0の環境で片方のコントローラが閉塞すると異常終了する場合がある」
ETERNUSマルチパスドライバ V2.0L10は、Windows Server 2003 R2のMSCSをサポートしておりません。
片方のパスに異常が発生した場合、パス切り替えに失敗して、アプリケーションが異常終了する場合があります。
MSCSをお使いのお客様は ETERNUSマルチパスドライバ (版数V2.0L11以降)を使用してください。ETERNUSマルチパスドライバV2.0L11の入手方法は一般購入のみとなります。
P7 LANカード
PG-1852
PG-189
PG-1862
PG-1891 / PG-1891L
PG-1892 / PG-1892L
PG-286
10Mbpsの通信速度でLANのリンクを確立し、リンク完了のイベントログを格納すると、「イベントログが壊れています」と表示され、その後全てのシステム・イベントログを見ることができなくなります。この事象が発生してもLANの通信は正常に動作します。10Mbps以外の通信速度でリンクを確立した場合はこの現象は発生しません。 下記の対処を行ってください。
・今後も10Mbpsの環境で運用する可能性がある場合
Microsoft社の修正プログラムを適用後、イベントログを再作成してください。
詳細についてはMicrosoft社 KB情報を参照してください。

ソフトサポート契約がある方は契約窓口にお問い合わせください。

・10Mbpsの環境で運用しない場合
修正プログラムの適用は不要ですが、イベントログを再作成してください。

<イベントログの再作成手順>
1.[コンピュータの管理][イベント ビューア]を選択する。
2.[システム]を右クリックし、[すべてのイベントログを消去(c)]を選択する。
3.「消去する前に”システム”を保存しますか?」と表示されたら、[はい]または[いいえ]を選択する。
P8 ETERNUS6000 / 3000 / 3000モデル50 /
GR710 / GR720 / GR730 / GR740 / GR820 / GR840
SAN用記憶域マネージャは、サポートしていません。 SAN用記憶域マネージャの代替として、ETERNUS SF Storage CruiserやETERNUSmgrを使用してください。
P9 ETERNUS SX300 /
ETERNUS SX300S
SAN用記憶域マネージャは、サポートしていません。 SAN用記憶域マネージャの代替として、装置添付のSANtricityを使用してください。

サーバ添付ソフトウェアの留意事項一覧
留意事項番号 対象機種 現象 対策
S1

Chronoworker /S
(添付される全機種に該当)

Windows Server 2003のWindowsファイアーウォール機能を「有効」に設定したマシンで、Chronoworker/SのSNTPサーバ機能を起動した場合、起動モードにより以下の現象となります。
・スタートアップモードの場合
Windowsの「セキュリティの重要な警告」の確認ウインドウが表示されます。ここで「ブロックを解除する」以外を選択した場合、SNTPクライアントからの時刻同期ができなくなります。
・サービスモードの場合
SNTPクライアントからの時刻同期ができなくなります(確認ウインドウは表示されません)。
Windows Server 2003のWindowsファイアーウォール機能を「有効」に設定したマシンで、Chronoworker/SのSNTPサーバ機能を運用する場合、以下の設定追加を行ってください。

1) Windowsファイアーウォールの設定画面で、「詳細設定」タブを選択。
2) [ローカルエリア接続]を選択して「設定」ボタンをクリック。
3) 「サービス」タブにて「追加」ボタンをクリック。
4) 以下の内容でサービスを追加し、「OK」をクリック。
サービスの説明 “ChronoNTService”
名前またはIPアドレス 使用するIPアドレスまたはホスト名
外部ポート番号 “123”
内部ポート番号 “123”
TCPまたはUDP “UDP”をチェック
5) 追加されたサービス“ChronoNTService”をチェックし、「OK」をクリック。
S2 ServerView
R2サポート全機種で該当
ファイアーウォール機能有効時、ServerViewが使用するポートが塞がれていると、以下の問題が発生します。
1)ServerViewコンソールから監視サーバのステータスアイコンが管理不可能になります。
2)Alarm Service, ServerViewS2, Archive Manager, Export Managerの画面がWebBrowserに正しく表示されません。
ファイアーウォール機能有効時は、下記のとおり対象システムの該当ポートを事前に開けてください。
1)監視対象サーバ
ポート番号:161 (TCP/UDP, SNMP)
理由:ServerViewコンソールからSNMPで監視対象システムを監視するため。

2)ServerViewコンソール、ServerViewS2をインストールした装置
ポート番号:162 (TCP/UDP, SNMP Trap)
理由:監視対象システムからのSNMP TrapをServerViewコンソール(Alarm Service含)にて受信するため。

ポート番号:3169 (TCP, HTTP(Apache)) 3170 (TCP, HTTPS(Apache))
理由:WebServer(Apache)経由で動作するServerViewのコンポーネント(ServerViewS2, Alarm Service等)を正しく動作させるため。
注) ServerViewインストール時に、Apache2 / ServerView Web Serviceを選択した場合のみ、本ポートを開けてください。

ポート番号:80 (TCP, HTTP(IIS)) 443 (TCP, HTTPS(IIS))
理由:WebServer(IIS)経由で動作するServerViewのコンポーネント(Alarm Service, ServerViewS2等)を正しく動作させるため
注) ServerViewインストール時に、IISを選択した場合のみ、本ポートを開けてください。

S3 ServerView
RemoteControlService
R2サポート全機種で該当
ファイアーウォール機能を有効にしている状態でRemoteControlServiceを起動すると、"名前(N): RemoteControlService FE Vx.xx.xx"といった「Windows セキュリティの重要な警告」の確認ウインドウが表示される場合があります。

(Vx.xx.xxは、お使いのRemoteControlServiceのバージョンになります。)

(補足)RemoteControlServiceは、ServerViewに含まれる遠隔制御用のソフトです。

「セキュリティの重要な警告」の確認ウインドウで、「ブロックを解除する」を選択してください。
S4 ServerView
R2サポート全機種で該当
ファイアーウォール機能を有効にしている状態でServerViewのインストールを行うと、"名前(N):Apache HTTP Server "といった「Windows セキュリティの重要な警告」の確認ウィンドウが表示される場合があります。 「セキュリティの重要な警告」の確認ウインドウで、「ブロックを解除する」を選択してください。
S5 REMCSエージェント
V3.1L22AからV3.1L24未満で該当
環境変数のPATH長が1023文字を超えて設定されている環境ではREMCSエージェントの導入チェック画面に、以下のメッセージが表示されて、REMCSエージェントをインストールできません。

「REMCSの環境変数を追加することができません。[NG]」
1)REMCSエージェントが必要とするパス長(下記)を含めて、環境変数のPATH長が1023文字以下になるように、不要なパス情報を削除してください。

環境変数のPATH長の確認方法)
1. スタート→[ファイル名を指定して実行]を選択します。
2. 「名前」に”cmd”を入力し、[OK]をクリックします。(コマンドライン画面が表示されます。)
3. コマンドライン画面から、以下のコマンドを実行します。
  PATH
4. コマンドライン画面に表示される文字数を数えてください。

不要なパス情報の削除方法)
1. コントロールパネルからシステムを実行します。(システムのプロパティ画面が表示されます。)
2. [詳細設定]をクリックします。
3. [環境変数]をクリックします。(環境変数画面が表示されます。)
4. システム環境変数のリストにある、Pathを選択して、[編集]をクリックします。
(システム変数の編集画面が表示されます。)
5. 変数値欄で、不要なパス情報を削除します。
6. システム変数の編集画面の[OK]をクリックします。
7. 環境変数画面の[OK]をクリックします。
8. システムのプロパティ画面の[OK]をクリックします。

2)対応版をご使用ください。
REMCSエージェントV3.1L24以降をお使い願います。


[補足]
・REMCSエージェントをインストールするとき、環境変数のPATHに、REMCSエージェントが必要とするパスを追加するための空き領域が必要です。
・REMCSエージェントが必要とするパス長は、185文字です。
・REMCSエージェントが必要とするパス(システムドライブがCドライブのとき)

C:\Program Files\Common Files\Fujitsu;
C:\Program Files\SS-Agent\MpWalker.RM\Bin;
C:\Program Files\Fujitsu\F5ep00Evan;
C:\Program Files\Fujitsu\RMSLIB;
C:\Program Files\Fujitsu\Sirms;
S6 PROBEPRO V2.0L30 PROBEPROインストール時に表示される「検索パスの追加」ダイアログボックスで「はい」を選択したときに、現在のPATHの文字数+PROBEPROインストールPATH文字数の合計が1023文字を超える場合、下記内容のダイアログが表示されインストールに失敗します。

問題
環境変数PATHの設定に失敗しました。環境変数を調査してください。

PATHの文字数+PROBEPROインストールPATH文字数が1023文字を超えるような環境では、インストール時に表示される「検索パスの追加」ダイアログボックスで、「いいえ」を選択し、環境変数へのPATHの登録を行わないようにしてください。
環境変数へPROBEPROのPATHを登録しなくても、PROBEPROの動作には影響ありません。

[補足]
「検索パスの追加」ダイアログボックスで「はい」を選択した場合に追加されるPATHは、PROBEPROがインストールされるPATHのみです。
通常は
c:\Program Files\Fujitsu\PROBEPRO
になります。

S7 ServerView
全機種
Windowsコンポーネントウィザードにて以下のコンポーネントの追加を行った場合、ServerViewの動作は保証いたしません。

管理とモニタツール -> ハードウェアの管理

Windows 2003 R2上でServerViewを使用する際は、Windowsコンポーネントウィザードにて以下のコンポーネントの追加を行わないでください。

管理とモニタツール -> ハードウェアの管理

S8 REMCSエージェント
全機種
現行REMCSエージェントはWindows Server 2003 R2ではイベントを通報できない動作不具合がありサポートしていません。 問題を解決したREMCSエージェントV3.1L24を順次提供開始します。
なお、RX200 S2のWindows Server 2003 R2タイプに添付のREMCSエージェントV3.1L23Eは問題対処済です。
S9 ServerView
B125
ServerViewでB125を監視できません。
(モデル認識ができず、ハード監視全般が不能)
ServerViewは、B125については、Windows Server 2003 R2をサポートいたしません。