留意事項一覧
留意事項番号 | 対象機種 | 現象 | 対策 |
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H1 | TX150FT S4 | Windows Server 2003 R2はサポートしていません。 | 既に出荷されているタイプについてはWindows Server 2003 R2をサポートしません。詳細は「PRIMERGY FTモデルのお知らせ」をご参照ください。 |
H2 | RX800 | システム起動時にリセットが発生します。 | 「Windows Server 2003 R2のCD」をご使用の場合は、手動でインストールしてください。(ServerStartを使用しないでください。) OSをインストールする際、HALは「Windows Server 2003 R2のCD」のHALが適用されます。(ServerStartに同梱されているHALは使用しないでください。)
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H3 | TX150FT S2 TX200FT TX200FT S2 |
Windows Server 2003 R2はサポートしていません。 | 既に出荷されているタイプについてはWindows Server 2003 R2をサポートしません。 |
H4 | BX620 S2 RX200 S2 RX100 RX100 S2 RX200 ECONEL40 TX150 TX150 S2 |
10Mbpsの通信速度でLANのリンクを確立し、リンク完了のイベントログを格納すると、「イベントログが壊れています」と表示され、その後全てのシステム・イベントログを見ることができなくなります。この事象が発生してもLANの通信は正常に動作します。10Mbps以外の通信速度でリンクを確立した場合はこの現象は発生しません。 | 下記の対処を行ってください。 ・今後も10Mbpsの環境で運用する可能性がある場合 Microsoft社の修正プログラムを適用後、イベントログを再作成してください。 詳細についてはMicrosoft社 KB情報を参照してください。 ソフトサポート契約がある方は契約窓口にお問い合わせください。 ・10Mbpsの環境で運用しない場合 修正プログラムの適用は不要ですが、イベントログを再作成してください。 <イベントログの再作成手順> 1.[コンピュータの管理][イベント ビューア]を選択する。 2.[システム]を右クリックし、[すべてのイベントログを消去(c)]を選択する。 3.「消去する前に”システム”を保存しますか?」と表示されたら、[はい]または[いいえ]を選択する。 |
H5 | B125 B225 BX300 BX600 BX620 S2 BX660 C150 C150E C200 Econel30 Econel40 F200 F250 H250 H450 L100 L100E L200 L250 P200 P250 R450 RX100 RX100 S2 RX100 S3 RX200 RX200 S2 RX300 RX300 S2 RX600 S2 RX800 T850 TX150 TX150 S2 TX150 S4 TX150FT S4 TX200 TX200 S2 TX600 |
Windows 2003 R2の追加機能としてハードウェア管理機能をサポートしているが、正常に動作しない。 <現象> 1.IPMIドライバーが動作しない。 2.エラーを発生させて直ぐにBIOSにログされるが、OSのイベントログに転送されるのが2~3時間後となる。 3.エラーを発生させて直ぐにBIOSにログされるが、OSのイベントログに転送されない。 4.イベントログにMicrosoft汎用IPMII準拠デバイス開始できませんのメッセージを出力。 5.イベントログにIPMI BMCタイムアウトのため通信できずのメッセージを出力。 |
Windows2003 R2追加機能のハードウェア管理機能は使用しないでください。PRIMERGYに添付されているServerViewを使用願います。 |
H6 | RX100S2 | ServerViewのBaseboard監視においてCPUタイプが誤表示される。 (誤):D1ntium 4 Processor (正):Pentium 4 Processor |
CPUタイプについて誤表示されますが、動作には支障ありません。 |
H7 | BX300 | ServerViewのBaseboard監視においてCPUタイプが誤表示される。 (誤):Pentium 4 Pro (正):Pentium M |
CPUタイプについて誤表示されますが、動作には支障ありません。 |
H8 | H200 | Disc1を入れてOSインストールを開始すると、下記のエラーメッセージが表示されOSインストールが実施できない。 「NTLDR is corrupt. The system cannot boot.」 |
H200はWindows Server 2003 R2をサポートしません。 |
留意事項番号 | 対象機種 | 現象 | 対策 |
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P1 | PG-FC106 / 105 | FCドライバの動作に必須のユーティリティ(HBAnyware)が正常に動作しない。 | FCドライバ(V5.20a8)をダウンロード検索より入手して適用ください。 |
P2 | UPS添付UPS管理ソフトウェア (NetpowerView F V5.0) |
NetpowerView F V5.0はご使用できません。 | NetpowerView F V5.0は、V5.3にアップデートする必要があります。なお、V5.0の設定を自動的に引き継ぐことができませんので、手動で再度設定が必要です。NetpowerView F V5.0からV5.3へのアップデートプログラムをダウンロードしてご使用ください。 |
P3 | UPS添付UPS管理ソフトウェア (NetpowerView F V5.3) |
ファイアーウォール機能有効時、NetpowerView F V5.3が使用するポートが塞がれていると、以下の問題が発生します。 1)UPSモニタプログラムとUPS管理プログラムの通信が出来ないため、UPSの状態表示/設定が行えません。 2)UPS管理プログラムとRCCMDの通信が出来ないため、RCCMDスレーブサーバのシャットダウンが行えません。 |
ファイアーウォール機能有効時は、下記のとおり対象サーバの該当ポートを事前に開けてください。 1)対象サーバ:UPS管理プログラムインストールサーバ ポート番号:5769 (TCP、UPS管理プログラム初期値) 理由:UPSモニタプログラムとUPS管理プログラムの通信に使用しています。 ただし、設定変更している場合は、変更後のポート番号を開けてください。 2)対象サーバ:RCCMDインストールサーバ ポート番号:6003 (TCP、RCCMD初期値) 理由:UPS管理プログラムとRCCMDの通信に使用しています。 ただし、設定変更している場合は、変更後のポート番号を開けてください。 |
P4 | 通信カードV/X GP5-163 / PG-1631 ISDNカード GP5-165 / PG-1651 |
通信カード(WAN)ドライバのインストールを行った場合、「ファームダンプ情報格納ファイル名」の初期設定が固定の名称(F3QGCCP.DMP)となります。従来の初期設定は、F3gqXXXX.DMP(XXXXはアダプタ番号)という名称で、通信カード(WAN)ごとに異なる名称でした。 [発生条件] Windows Server 2003 R2を適用したコンピュータにおいて、左記の通信カード(WAN)のドライバのインストールを行うと発生します。 なお、通信カード(WAN)ドライバのインストール後にWindows Server 2003 R2の適用を行った場合は、本現象は発生しません。 |
複数枚の通信カード(WAN)を装着するときは、「ファームダンプ情報格納ファイル名」を修正してください。 手順 1.管理者権限(Administratorなど)でコンピュータにログオンします。 2.デバイスマネージャーから、ネットワークアダプターにある以下のアダプターのプロパティを起動します。 "Fujitsu Communication Card FMV-1671 / GP5-163 (PCI)" "Fujitsu Communication Card FMV-1672 / PG-1631 (PCI)" "Fujitsu ISDN Card FMV-1661 / GP5-165 (PCI)" "Fujitsu ISDN Card FMV-1662 / PG-1651 (PCI)" 3.詳細設定のシートで「ファームダンプ情報格納ファイル名」の初期設定を 「F3QGCCP.DMP」から他のアダプターと重ならない名称に変更してください。 4.設定完了後、[OK]ボタンにより終了してください。 |
P5 | LANカード PG-185 / PG-1851 / PG-1852 / PG-189 / PG-1861 / PG-1862 / PG-1871(L) / PG-1881 / PG-1881L / PG-1882(L) / PG-188 / PG-1891 / PG-1891L / PG-1892 / PG-1892L / PG-286 |
LANカードで、リンクダウンが発生したとき、タスクバーにリンクダウンのエラーが表示されるが、以下の場合、リンクが復旧してもリンクダウンのエラー表示が消えない。 LANカードがPROSetやBACSを使用してTeamに組み込まれている時 FTモデルで CoServer OSのLANポートがTCP / IPをバインドしていない時 |
リンクが復旧後、以下の手順を実施すれば、エラー表示は消えます。 1)エラー復旧後、タスクバーのエラー表示をクリックして、「ネットワーク接続」のプロパティ画面を表示させる。 2)プロパティ画面を最新情報に更新する。 |
P6 | ETERNUS6000 / 3000 / 3000モデル50 / GR710 / GR720 / GR730 / GR740 / GR820 / GR840 |
「Windows Server 2003 R2+MSCS+ETERNUSマルチパスドライバ V2.0の環境で片方のコントローラが閉塞すると異常終了する場合がある」 ETERNUSマルチパスドライバ V2.0L10は、Windows Server 2003 R2のMSCSをサポートしておりません。 片方のパスに異常が発生した場合、パス切り替えに失敗して、アプリケーションが異常終了する場合があります。 |
MSCSをお使いのお客様は ETERNUSマルチパスドライバ (版数V2.0L11以降)を使用してください。ETERNUSマルチパスドライバV2.0L11の入手方法は一般購入のみとなります。 |
P7 | LANカード PG-1852 PG-189 PG-1862 PG-1891 / PG-1891L PG-1892 / PG-1892L PG-286 |
10Mbpsの通信速度でLANのリンクを確立し、リンク完了のイベントログを格納すると、「イベントログが壊れています」と表示され、その後全てのシステム・イベントログを見ることができなくなります。この事象が発生してもLANの通信は正常に動作します。10Mbps以外の通信速度でリンクを確立した場合はこの現象は発生しません。 | 下記の対処を行ってください。 ・今後も10Mbpsの環境で運用する可能性がある場合 Microsoft社の修正プログラムを適用後、イベントログを再作成してください。 詳細についてはMicrosoft社 KB情報を参照してください。 ソフトサポート契約がある方は契約窓口にお問い合わせください。 ・10Mbpsの環境で運用しない場合 修正プログラムの適用は不要ですが、イベントログを再作成してください。 <イベントログの再作成手順> 1.[コンピュータの管理][イベント ビューア]を選択する。 2.[システム]を右クリックし、[すべてのイベントログを消去(c)]を選択する。 3.「消去する前に”システム”を保存しますか?」と表示されたら、[はい]または[いいえ]を選択する。 |
P8 | ETERNUS6000 / 3000 / 3000モデル50 / GR710 / GR720 / GR730 / GR740 / GR820 / GR840 |
SAN用記憶域マネージャは、サポートしていません。 | SAN用記憶域マネージャの代替として、ETERNUS SF Storage CruiserやETERNUSmgrを使用してください。 |
P9 | ETERNUS SX300 / ETERNUS SX300S |
SAN用記憶域マネージャは、サポートしていません。 | SAN用記憶域マネージャの代替として、装置添付のSANtricityを使用してください。 |