SP1の自動更新機能への対処方法(詳細)
1. 自動更新機能への対処方法について
- 現時点でSP1適用の予定が無い場合、操作ミスによりSP1を誤適用しないために、SP1を自動ダウンロードされないようにする以下の2通りの対処方法があります。
- [対処方法]
(1)自動更新機能の設定内容を変更する。
1.1 「コントロールパネル」から「システム」を選択する。
1.2 「自動更新」タブで、「コンピュータを常に最新の状態に保つ」のチェックを「オフ」にします。
自動更新を無効にした場合、他の更新プログラムも自動更新できなくなりますので、ご注意ください。
(2)マイクロソフト社提供の「Blocker Toolkit」を利用する。
SP1の自動ダウンロードを一時的(2006年3月30日(米国時間)まで)にブロックするツールです。
以下の、マイクロソフト社のサイトよりダウンロードください。
「Windows Server 2003 Service Pack 1 の配信を一時的に無効にする」
「Windows Update」に直接アクセスしたり、「Software Update Services」を使用している場合など、ブロックされない場合がありますのでご注意ください。
- [自動更新機能の設定状態の確認方法]
「コントロールパネル」から「システム」を選択する。
・「自動更新タブ」の「コンピュータを常に最新の状態に保つ」がオンの場合:有効(自動ダウンロードされます。)
・「自動更新タブ」の「コンピュータを常に最新の状態に保つ」がオフの場合:無効(自動ダウンロードされません。)
2. 自動更新機能の設定値について
- Windows Server 2003の自動更新機能は、PRIMERGYプレインストールタイプ、OSのパッケージ製品ともに 出荷時の設定は「有効」になっております。
3. PRIMERGYへのSP1の適用について
- SP1は、Windows Server 2003オペレーティングシステムに関して、お客様から寄せられた様々な問題点に対し、 広範囲に渡り修正を行ったモジュールの集まりで、富士通としても推奨しておりますが、適用にあたっては
サーバ本体、周辺機器、サーバ添付ソフトウェア、ミドルウェア等の対応状況を事前にご確認の上、 適用していただくようご案内させていただいております。
SP1の適用にあたっては、マイクロソフト社のWindows Server 2003 SP1の情報および、
下記の富士通のPRIMERGYサイトにて、「サーバ本体」「周辺機器」「サーバ添付ソフトウェア」 「弊社ミドルウェアにおけるWindows Server 2003 SP1の動作確認情報」「一般的な留意事項」を ご確認頂いた上で、SP1が適用可能であるかを必ずご確認ください。
「Microsoft® Windows Server™ 2003 SP1動作確認情報」
PRIMERGY TX200FT S2 / TX200FT / TX150FT S2は、2005年7月現在Windows Server 2003 SP1は未サポートです。サポート準備ができ次第、本PRIMERGYサイト内の「Microsoft® Windows Server™ 2003 SP1動作確認情報」で情報を公開します。
動作確認情報が公開されるまではWindows Server 2003 SP1の適用は実施されませんようお願いいたします。
- 以上 -