Windows Server 2003 自動更新機能によるSP1の自動的なダウンロード開始についてのお知らせ
2005年7月21日
富士通株式会社
日頃は、弊社製品をご愛用いただきまして誠にありがとうございます。
現在、ご使用いただいておりますIAサーバ PRIMERGY のWindows Server 2003プレインストールタイプのOS及び、Windows Server 2003のパッケージ商品に対して、提供元であるマイクロソフト社から、2005年7月27日(日本時間)より、OSの自動更新機能の対象としてWindows Serer 2003 Service Pack1(以下、SP1)が登録される旨の報告がありました。これにより、OSの自動更新機能を有効に設定している場合、SP1の自動ダウンロードが開始されます。
自動更新機能により、SP1が自動的に適用されることはありませんが、SP1適用の事前確認のないまま、適用してしまう可能性がありますので、本件に関する注意事項、対処方法などについてご案内させていただきます。
1. 対象製品
- PRIMERGY Windows Server 2003プレインストールタイプ(全タイプ)
- Windows Server 2003パッケージ商品
2. 自動更新機能の概要について
- マイクロソフト社では2005年7月27日(日本時間)より、OSの自動更新機能の対象として、Windows Server 2003
SP1が登録されます。 これにより、自動更新機能を「有効」に設定している 場合、SP1の自動ダウンロードが開始されます。
SP1の自動ダウンロード後、バルーンもしくは セットアップウィザードが表示され、ウィザード画面に従い作業を進めていくとインストールが開始されます。 - SP1はWindows Server 2003オペレーティングシステムに関して、お客様から寄せられた様々な問題点に対し、広範囲に渡り修正を行ったモジュールの集まりで、富士通としても推奨しておりますが、適用にあたっては「サーバ本体」、「周辺機器」、「サーバ添付ソフトウェア」、「ミドルウェア」等の対応状況を事前にご確認の上、適用していただくようご案内しております。
- ご使用中のサーバ本体、周辺機器、ミドルウェアなどのSP1対応が済んでおらず、SP1適用に問題があるとわかっている場合、問題があるか判断できない場合、もしくはその他の理由によりSP1をすぐに適用することが適当でない場合は、自動ダウンロード後にバルーンもしくはセットアップ ウィザードが表示された段階で、「キャンセル」や「」ボタンを押すことにより、インストールを中止することができます。
自動ダウンロードそのものを回避するための方法もありますので、詳細につきましては、「SP1の自動更新機能への対処方法(詳細)」をご参照願います。
- 以上 -