総合発表会2014の受賞分科会

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6月3日(火)に開催された総合発表会において2013年度分科会の優秀研究成果と発表賞が選定され、表彰されました。

総合発表会2014 ご案内(ご参考)


Leading-edge Systems研究 最優秀賞

  • ヒト・コト・モノに着目した属人化が運用保守に与える影響の分析と対応

Leading-edge Systems研究 優秀賞(2編)

  • 超高速開発技術の研究
  • 官民情報連携で生まれる付加価値ビジネスの研究

Leading-edge Systems研究賞(2編)

  • ネットワークの仮想化と今後の活用
  • スマートデバイスのUX向上のための開発手法

発表賞(3編)

  • 業務プロセス改革を実現する全体最適化企画
  • ICTを活用した運用品質の向上
  • 業務プロセス可視化ツールの活用

Leading-edge Systems研究 最優秀賞

ヒト・コト・モノに着目した属人化が運用保守に与える影響の分析と対応
-時間の経過とともに広がる属人化現象、私たちはどう立ち向かうか!-

分科会概要へ

属人化はシステム運用保守の宿命ではない。 しかし、解決の為には、属人化の本質を知る事が重要だ。当分科会では、「発生メカニズム」「善悪の二面性」について深掘りし、「属人化発生型」を分類、属人化の本質に迫った。 次に、属人化の解消方法、再発防止策を検討した上で、「なぜ属人化が解消できないのか」、「属人化との上手なつきあい方」にも論考を行った。 属人化を乗り越えた先にある、「システム部門のありたい姿」とは。

Leading-edge Systems研究 優秀賞(2編)

超高速開発技術の研究
-今度こそ作らない開発!銀の弾丸を求めて-

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超高速開発技術としてコードベース開発、モデルベース開発、ルールベース開発を取り上げ、サンプルシステムの開発を試み、得られた知見を「超高速開発技術ノウハウ集」としてまとめた。 ノウハウ集には、どのような場面でどのような技術を用いればよいかを示した適用判断マトリクス、各技術の適用効果をまとめたレポート、各技術の適用推進のための情報を盛り込み、超高速開発を検討する企業にとっての銀の弾丸への道標を指し示すものとした。

官民情報連携で生まれる付加価値ビジネスの研究
-国民のつながりのグルーピングによる付加価値の創造-

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少子高齢化の時代に公助、共助のあり方が問われるなか、世帯や戸籍、血縁等に縛られない新しい関係性が注目されている。 本分科会ではマイナンバー制度の民間活用を前提に、このつながりをグルーピングする「マイグループ」を考案し、その実現のための「マイグループフレームワーク」を定義した。 本研究は「マイグループ」の活用により「行政」「企業」、および「国民・消費者」が享受できる新たな付加価値について検証する。

Leading-edge Systems研究賞

ネットワークの仮想化と今後の活用
-技術の華より価値という名の団子-

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企業がクラウドサービスに求めているのは、そこで使われている技術ではなく、それがもたらす価値である。 我々は、その価値を「利用者へのサービス提供時間(リードタイム)の短縮」だと捉え、リードタイムを短縮する新しい構築プロセスと、昨今注目を集めているSDN(Software Defined Networking)という要素を取り入れた新しい設計手法を考案した。そして、分科会企業に考案した手法を適用し、その有効性を実証した。

スマートデバイスのUX向上のための開発手法
-本当に望まれているソフトウェアの作り方-

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スマートデバイス向け開発プロジェクトが多く立ち上がる昨今、従来の開発手法ではユーザーの漠然としたニーズをくみ取りきれず、開発者はユーザーエクスペリエンス(UX ~ここちよさ・感動~)の向上をどのように実現するか頭を悩ませている。 本分科会では、従来の開発手法に新たなUX開発プロセスを追加することや、使いやすいガイドラインの策定で、よりユーザーのニーズ(潜在的要求)を引き出せると仮説を立て検証し、その有効性を実証した。

発表賞

第一会場

業務プロセス改革を実現する全体最適化企画
-全体最適化PDCAサイクルのまわし方-

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昨今の変化の激しいビジネス環境のなかで、経営目標を実現するためには業務全体の視点から組織横断的な業務プロセス改革が必須であるが、そのための手法が確立できていない。 本研究では、全体最適化実現のためのプロセスを構造化したうえで、約20件の事例分析から成功のための企画の進め方を「プロセスフロー」として整理するとともに、失敗に陥らないための工夫を「ゲート・バリア」モデルとして提案、企画プロセス特有の揺らぎを考慮した現実的な進め方を全体最適化企画PDCAサイクルとしてまとめた。

第ニ会場

ICTを活用した運用品質の向上
-運用の問題を解決する統合運用管理ツール「スーパーソリューション」案-

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我々が日々の運用業務で直面している問題を解決し、運用品質を向上させるための手段として、理想のICTツールである「スーパーソリューション」を提案した。 さらに、障害対応力を数値化できる「障害対応評価表」と過去の障害事例を用いて、目標とする運用品質向上に対して、スーパーソリューションが有効であることを実証した。

第三会場

業務プロセス可視化ツールの活用
-あなたの可視化、手伝います-

分科会概要へ

業務改善に必要不可欠な業務の可視化が必要と感じているIT部門やユーザー部門の可視化担当者に対して、「業務プロセスを可視化するために有効なツールを検討する際に、手助けとなる成果物を作成すること」を目指し、各種ツールの実践検証により得られたツール活用のポイントと、ベンダーへのヒアリングや導入事例研究で得られた導入のポイントを、『可視化ツール導入手引書(導入お助けチェックポイント)』としてまとめた。

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