総合発表会2012の受賞分科会

すべての方向け

情報の共有・入手

5月23日水曜日に開催された総合発表会において2011年度分科会の優秀研究成果と発表賞が選定され、表彰されました。

総合発表会2012 ご案内(ご参考)


Leading-edge Systems研究 最優秀賞

  • 事業戦略や高度なシステム要件と連携した企画プロセスの進め方

Leading-edge Systems研究 優秀賞(2編)

  • システム構造に基づく効果的なテストシナリオの作り方
  • クラウドアプリケーション開発技法の研究

Leading-edge Systems研究賞(3編)

  • 企業のグローバル事業展開を支えるIT部門の対応
  • クラウド環境でのセキュリティの捉え方
  • システムメンテナンス時のレベルダウン防止策

発表賞(3編)

  • 全社情報システム構想立案ができるIT人材育成方法
  • クラウドアプリケーション開発技法の研究
  • クラウド環境でのセキュリティの捉え方

Leading-edge Systems研究 最優秀賞

事業戦略や高度なシステム要件と連携した企画プロセスの進め方
-その企画伝わりますか?SEが企画を通すための極意-

分科会概要へ

システム部門がステークホルダの賛同を得てプロジェクトオーナから企画の承認を得るためには、どのような情報をどう説明すべきなのか? 実践による企画書の作成と客観的なレビューの評価・分析に基づき、プロジェクトオーナ及びステークホルダの視点・求めている事を捉え、システム部門が企画承認を得るための活用ノウハウをまとめた。

Leading-edge Systems研究 優秀賞(2編)

システム構造に基づく効果的なテストシナリオの作り方
-ちょっとシステム構造に眼を向けてみませんか?-

分科会概要へ

テスト不足によるシステム障害が後を絶たない。特に統合テストは品質確保の最後の砦でありながら、テストシナリオ作成は有識者頼みであり、サブシステムが複雑に絡み合った現代の情報システムでは局所的なテストに陥りがちである。厳しいコスト制約の中で、欠陥を効率的に検出できるテストシナリオは作成できないか、本分科会はシステム構造に着目した3つのアプローチで、テストシナリオ作成をサポートする手法の策定を行った。

クラウドアプリケーション開発技法の研究
-クラウドアプリの勘所-

分科会概要へ

クラウドのインフラ導入事例が増える中、クラウド環境で稼働するアプリケーションに着目し、従来のオンプレミスでの開発との違いや方式設計の考慮点について明らかにした。『クラウド化検討ガイドライン』では、技術者が企画や要件定義の際、要件を実現するために必要な要素技術に対し、その特徴を理解し、活用方法や採否、リスクを判断するための指針をまとめた。一方『方式設計ガイド』では、ポイントとなる要素技術に対し、設計および実装での組み方や考慮点をまとめた。

Leading-edge Systems研究賞

企業のグローバル事業展開を支えるIT部門の対応
-グローバルITガバナンスの傾向と分析-

分科会概要へ

近年、企業のグローバル事業展開が加速しているが、これを支えるITはどのようにグローバル展開すべきなのか。本研究では、ITガバナンスというキーワードを軸にして、IT部門がアプローチすべき重点領域を見える化するべく、ビジネスガバナンス要件とITガバナンス実施状況のチェックシートを作成し、ギャップを簡単に把握でき、そのパターンを分析することで、IT部門がアプローチすべき重点領域を取るべき方向性を示唆できる手法を明らかにした。

クラウド環境でのセキュリティの捉え方
-セキュリティの視点によるクラウド導入の道標-

分科会概要へ

ユーザー企業のクラウド導入が足踏み状態になっている要因の1つである「セキュリティに対する心理的な不安」に着目し、この不安を払拭するためのセキュリティ視点でのクラウドサービス適合性評価プロセスを確立した。プロセス確立により企業のクラウド導入検討の負荷は軽減できたが、さらなる負荷軽減のためこのプロセスの一部をツール化し、対象クラウドサービスを導入する際のセキュリティリスクの明確化を効率的に行えるようにした。

システムメンテナンス時のレベルダウン防止策
-限られた情報からシステムメンテナンスを確実に行うには?-

分科会概要へ

システムメンテナンス時のレベルダウンの主な原因は、メンテナンス時の不備と引継ぎ不足の2点であると考え、適切なメンテナンス手法と引継ぎ手法が必要であることがわかった。メンテナンス手法はシステムのブラックボックス度の評価方法、潜在リスクを織り込んだ上でのメンテナンス方法、潜在リスクを根本的に改善していく方法を提案した。引継ぎ手法は担当者のレベルダウン予防策として目標策定、工数算出、評価方法を提案した。

発表賞

第一会場

全社情報システム構想立案ができるIT人材育成方法
-情報システム部門が全社経営戦略の牽引役になるために-

分科会概要へ

近年の企業を取り巻くIT環境の変化により、情報システム部門の役割期待はビジネスモデルの変革や新たな付加価値創出といった、経営に貢献する情報システムの戦略企画の立案へと拡がっている。本分科会では、「全社情報システム構想」とは何かを議論し、必要な知識とスキルから人材像を定義した。求められる人財の育成の強化ポイントを導き出し、情報システム部門が全社経営戦略の牽引役となるための人材育成プロセスと有効な強化策を提言する。

第ニ会場

クラウドアプリケーション開発技法の研究
-クラウドアプリの勘所-

分科会概要へ

クラウドのインフラ導入事例が増える中、クラウド環境で稼働するアプリケーションに着目し、従来のオンプレミスでの開発との違いや方式設計の考慮点について明らかにした。『クラウド化検討ガイドライン』では、技術者が企画や要件定義の際、要件を実現するために必要な要素技術に対し、その特徴を理解し、活用方法や採否、リスクを判断するための指針をまとめた。一方『方式設計ガイド』では、ポイントとなる要素技術に対し、設計および実装での組み方や考慮点をまとめた。

第三会場

クラウド環境でのセキュリティの捉え方
-セキュリティの視点によるクラウド導入の道標-

分科会概要へ

ユーザー企業のクラウド導入が足踏み状態になっている要因の1つである「セキュリティに対する心理的な不安」に着目し、この不安を払拭するためのセキュリティ視点でのクラウドサービス適合性評価プロセスを確立した。プロセス確立により企業のクラウド導入検討の負荷は軽減できたが、さらなる負荷軽減のためこのプロセスの一部をツール化し、対象クラウドサービスを導入する際のセキュリティリスクの明確化を効率的に行えるようにした。

↑ PAGE TOP