富士通研究所

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技術ポイント

運動性能を上げるためのポイントが2つあります。(独自のモーターを開発体内の計算処理を開発したモーターとセンサーで分散処理
また、利用しやすくするためのポイントも2つあります。(シミュレーターを標準で添付運動学習用ソフトウェアを独自に開発

運動性能を上げるために

1.強くて軽く出力の高い、しかも安い関節用モーターを独自に開発

モーターの歯車部分に特殊な樹脂を採用しました。軽いけれど強さのある歯車ができたので、高出力を実現できました。

モーターとCPU(制御回路)を一体化して、小型化しました。

大きさ3.5センチメートルかける5.7センチメートル、重さ160グラム、出力6ワット

2.動くための計算処理を体内のモーターとセンサーで分散して行っているため動作が速い

1秒間に1000回の指令を出すことができます。

パソコンから無線LANによりUSBを使って体内の分散CPUへ指令を伝えます。(1秒間に1000回)体内の制御ネットワーク、モーターCPU28個とセンサーCPU12個で計算を分散処理し、動作します。

利用しやすくするために

1.シミュレーターを標準添付

実機で行う前にシミュレーションで動作を確認することができます。

2.運動学習用ソフトウェアを独自に開発(NueROMAニューロマ)

従来は、物理方程式による複雑な計算やプログラムが必要でしたが、独自に開発したプログラムRNN (リカレントニューラルネットワーク:補足-1)を使ったソフトウェアなので、簡単な操作のみで ロボットを動かすことができます。

(補足-1)RNN(リカレントニューラルネットワーク)
動物の神経をモデルにした回路を使い、複雑な動作を簡単な関数で表現し、少ない入力情報で動作させることができるプログラムです。

次のページから、enon(エノン)ロボットの紹介です。