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11/03/03 更新
 

論文詳細

クラウド化の成功はフロント基盤の整備で決まる!!
~ 将来のクラウド・コンピューティングを見据えて ~

株式会社 富士通関西システムズ
論文要旨
厳しい経済状況の中、ICTコストの抑制が経営課題となっている。企業は運用コスト削減やシステム延命のため、仮想化統合に取組んでいる。また富士通を含むITベンダーは、 クラウドサービスの提供を始めている。一般顧客の現環境はサーバやIDがバラバラに管理されており、運用負荷の増大を招いている。 コスト削減にはクラウド化が有効であるが、効果を出すには、段階的なインフラ整備が必要である。 そのステップは、(1)仮想化基盤の整備、(2)フロント基盤の整備、(3)ネットワーク・サービス基盤の整備、であり、この中で(2)が最重要である。 我々は実際のプロジェクトにおいて、フロント基盤を整備するため、(1)システムの可視化、(2)統一方針の検討・策定、(3)フロント基盤の導入、の順に推進した。 更に最も難易度の高い、統合ID管理システムの導入で、いくつかの工夫を行った。この結果、コストの削減やクラウド化に向けた準備といったいくつかの成果を得た。
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